2000年 イギリス篇 Bath Abbey

朝のレッスン

8時半頃下へいくと、リビングとの仕切りにカーテンが急ごしらえで引かれていました。
お泊り組が此処で雑魚寝状態らしいので、静かに静かに朝ゴハン。
レッスンはダイニングテーブルでするのが常だったのですが、今日はあの素敵なシッティングルームで。
そしてJulianのレッスン。
彼は物分かりの悪い私に根気よく答えを出させようとしてくれるので、助かります。
ボキャブラリーの乏しい中で、食べ物に関することにはすごく良く答えられるのって、どうかとも思う。
朝昼何食べたか全然記録になし。
かなり、なにもかも面倒臭くなってきていた頃です。

Bath Abbey

寄付£2
Roman Bathのすぐ傍のバス寺院は、まず正面のはしごを降りてく天使と登ってく天使を眺めることからはじめましょう。
なかなか動きのある作品で面白い。
中に入ると丁度パイプオルガンの演奏中で、素敵なお出迎えでした。

ステンドグラスは聖書からその題材をとった、素晴らしく美しいもの。
この寺院は第2次世界大戦で損傷を受けたらしいのですが、キャンペーンによって見事に再建を実現しています。

途中の通路からヘリティッジ納骨堂博物館へ下りていき、学生£1払い、見学を。
入り口のおじさんが気さくで色々話し掛けてくるので「英語の勉強をしに少しだけ滞在していてもう今度の日曜には次の場所へ行くのだ」と云ったら「じゃあ、これはキミの卒業試験だ。あとで此処の展示品について質問するよ」とニッコリと笑われ、冷や汗。

a ticket to Cheltenham

バスセンターへ行き、National Express Coachで12時10分の便を予約しました。

£8.25

2000の透かし文字が見えます。

Anthiques Centre

以前、Sueに街を案内して貰ってるときに教えて貰った処。
中にはたくさんのブースで区切られた様々なジャンルのアンティークショップが入っていました。
足が止まってしまうのは、通りに面したレースのお店、食器やカトラリーのお店・・・。
レースのお店ってもしかしてYuYuさんも訪れるお店なのかしら?と思いつつ、入ってみました。
付け襟や、テーブルセンターやドイリー、衣類等などあらゆる美しいレースが所狭しと並んでいて圧倒され、思わず「どれも綺麗ですね、すぐには選べないかも」と挨拶したお店の女性に云うと「手にとって、ゆっくりと選んでくださいね」と云われほんわかした気分に。
でもやっぱり選びきれませんでした。また来ればいいか。
あと、地下のショーケースだらけの処では、薬瓶たちにすごく惹かれました。
お買い物したい気持ちがそれ程強くなかったのは、あと2回移動が待ってるから?お買い物って縁だしね。

Internet Cafe

ここも散策中に見つけたネットカフェ。
WinかMacが選べ、マシンにはちゃんと日本語fontも入ってます。
WinのマシンのことをPCsと云うのですねぇ。と云う事は、普通はみなWinユーザーってことなのか~。
Yahooでメールをと思ったのですが、何故かログインできない!
既に登録済みなのにおかしい・・・お店のスタッフに聞いて一緒に何度も試したのですが、どうしても駄目。
「きっとサーバーが落ちてるんだよ。今日のお金はいいよ、使えなくてごめんね」と15分もマシンを占領してしまったのに逆に謝られてしまいました。(本来は最低30分で£2.75)
ヤフーのメールサーバー落ちてたのかしら、ホントに?

Justine

夕方、友達とギリシャ旅行に出掛ける為、Justineは荷物をまとめて彼氏に駅まで送って貰いました。
最後に彼女と一緒に写真を。
彼女はsociableな女性で、とても楽しく話せました。
Sue一家は、最初私は彼女より10歳くらい年上だとは信じられず、書類のミスだと思っていたらしい。

この日のうちに、卒業試験にも合格した知らせを聞き、万々歳の門出でした。

夕食

茹でたじゃが芋、サラダ、グリンピースとチキンのrice。
ガラスのビンの話をして、薄い色のはBath産、濃い色のはBristol産だと教えてくれました。
そして、スターバックスが好きだと云う話をした時に、「スターバックスなんて信じられない、馬鹿馬鹿しいわ。イギリスにはたくさん良いtea roomがあるのに、どうして日本人はスターバックスが好きなのかしら。」とSue。
「何故だかたまに飲みたくなっちゃうんですよ」と全く論理的でない答えをする私に「くだらないわ。大体Bathに二つもスターバックスは要らないと思う」
うーん、確かにこんな近くに2店もあるのはどうかと思うけど、人の嗜好にはあまり口出しして欲しくない、と精神的にぐったり疲れてしまいました。

食後はBBCニュースを見て感想を述べるレッスン。しかし何ももう覚えていない。
次のCheltenhamへの期待と不安が混ぜこぜになってきていました。