2000年 イギリス篇 scones, cream tea, herbs, Tesco

朝食

チョコシリアルに牛乳をかけたもの、フランスパン少々に蜂蜜を塗ったもの。ミルクティ。

TamiもBrookeも朝ゴハンを食べないので、宿泊している学生は各自勝手に食べてよしって感じで。
ミルクティもTamiのしていた通りに、浄水濾過ポットから湯沸しポットに移し、ティポットにはティバッグを二つ入れ、濃いミルクティにたっぷりの牛乳。
朝はstrong teaをミルクで割らなきゃ。
ブルーのお皿と白いシリアルボウルは定番の食器。パンにつける色々のラインナップが豊富で一週間が楽しみです。

Lesson

自己紹介を書き、それを「英語らしい文」に直して貰い、再度発表。今度は、それをTamiが朗読し、私がヒアリングして書きとめる。スペルとかとっさに出てこないのよね・・・。
庭の花々はとても鮮やかに咲いていました。
蜂も大小合わせてぶんぶんと飛び交っていて、さぞかしこの辺では素晴らしい蜂蜜が出来るのではと思うくらい。
それから6種類のherbの名前を告げられ、「全て庭にあるから15cm程カットしてきて」。
Thyme, Lavender, Chive, Mint, Rosemary, Feverfew(左から)
フィバヒューだけ判らなかったのだけど、後は簡単! まずは6種類のハーブたちを紙にスケッチしました。
そして、専用のプレス機を使って押し花に。「一週間近くあるからきっとうまくいくわ」
私はとてもこのレッスンが気に入りました。Tamiもハーブを暮らしの中に取り入れている様子が昨夜のtomato&basilで既に判りましたし。

実はハーブのレッスンの前にscone作りをしていました。
此処でもセルフレイジングフラワーではなくベイキングパウダーを加えるレシピでした。
ポイントのRub inは空気を含ませるための大切なプロセス。
そうこうする内とてもいい香りがキッチンに立ち込めシアワセな気分・・・。
粗熱が取れた処でお味見をしてみるとほろっとしていて大好きなスコンでした!
午後のcream teaが待ち遠しくてたまりません。

車で大きなお買い物へ。
まず中心部にあるディスカウントストアへ。車は適当な処に路駐。やはりどんなに狭いと思われる場所でも切り替え切り替えで縦列駐車してしまうから舌を巻きます。「縦列駐車(に相当する単語は無い、と云われた)が本当にうまいのね~」と褒め称えると「少しずつ切り返せばなんでもないわよ」・・・その根気が私には欠けている。
所謂私たちがディスカウントストアと呼ぶお店の陳列方法はドイツ風なのだそう。何もかも安くて、例えば強力粉が日本で買う半値だったので思わず買いそうになった程安い!
そして郊外のTescoへ。とても広い店舗で、じっくり練り歩いて全てのコーナーを見る。
「スーパーマーケットでは私は絶対に飽きることは無い」って云いたかったのに「飽き飽きしてしまう」って正反対の云い方をしてしまいTamiに大爆笑を買う・・・彼女は私の云わんとす処が判っていたから訂正してくれ、「英語はとても論理的な文法なの。一番云いたいことが先に来るのよ。だからneverを先に云えばいいのよ」
ナルホド。
とにかくスーパーマーケットは楽し。私もこのスーパーで日々の食料をまかないたいと真剣に思いました。
Tescoの自社ブランド製品には青と白のストライプのシンプルなデザイン。Tamiはこれがいたくお気に入りで、安い上に品質は確かなのだとか。私は付け加えてそのデザインも好きなのだと思いました。

昼食

Tescoのサンドウィッチ。選んだのは3種類のセット。ミルクティ、葡萄2種、トマト。
Picnic lunchね、とTami。

トマトを切ったカッティングボードが程好く使い込まれていてイイ感じ。
やはり色彩が綺麗だなあと感心してしまいました。

街散策

午後は基本的に自由行動だけど、街を案内する意味で彼女の銀行への用事についてくるのは大歓迎よ、と云ってくれたのでそうさせて貰いました。その銀行のすぐそばにCulpeper Houseがあり、私は其処でいい香りに包まれながら彼女の用事を済ませるのを待っていました。
そして中心部のHigh St.やPromnade、ショッピングセンターの場所を見ながらショッピングを。
おもちゃ屋さんではPokemon(eにアクセントを置くらしい)が、テキスタイルではやたら漢字が目に付きました。女性の下着に「公主Princess」とデーンと力強くプリントされたものがあり、日本や中国でこれを着用していたら引くかも・・・。
ザックリまわってみて、街自体が観光地っぽくなく、生活するのに丁度良い街みたいで、私のサイズにあっている印象を受けました。

余談ですが、日本から高校生のお嬢さんにKittyちゃんの布製のバッグをお土産に持っていってたのですが、Tamiがキティラーであることが判明。いつも淡いピンクのキティちゃんのバッグでお出かけなのです。

Cream Tea

4時頃にcream tea!
たっぷりの苺ジャムとdouble creamを用意して。
毎週月曜日にお掃除に来てくれるという、人懐こいおばちゃん(お名前忘れてしまい・・)と一緒にお茶の時間です。

彼女もsconeが大好きで「これは美味しいわ!よく出来ましたね」と。
おかしかったのは先週も「Noriko」さんと云う学生が滞在していたらしく、「なんか一週間前と雰囲気が変わりませんでした?」と聞かれてしまったこと。
「彼女は昨日着いたばかりなの」とTamiも笑って。

なんと美しい光景なんだろう~とドキドキしてしまいました。

シンプルだけどこの滞在中で一番好きなお茶のテーブルでした。

夕食

グリーンリーフと云う固めの青菜を茹で(きっととても長時間茹でるのだろうなあ?)、グリルしたチキンのスライスを載せ、オランデーズソースをかけたもの。
きっと親英家でなければ泣きたくなるメニューかもしれない。
私は成る程なあと思った次第・・・お献立とかあまり気にしないんだろうなあ普段は。。。と。

食後にミルクティ。Tescoで大箱で仕入れるティバッグをふんだんに入れて素敵に濃くできます。
プディングにドーナツは如何?と勧められたけど、夕方のsconeが効いてて断念。

お風呂上りにリビングを通ったら、Malekがいました。Football大好きな彼はeuro2000を観戦中。
初めてちゃんと話をしました。彼も忙しく、晩ゴハンの時間には帰っていなくてやっと顔合わせをしたくらい。
恥ずかしながらリビアがアフリカのどの辺にあるのか知らなかったのでまずそれから教えて貰いました。
「10時から公園に散歩に行かない?footballがその頃終わるから」「いいよ~じゃ私は宿題済ませてくるね~」
宿題をしていると、日が長いとは云え、10時近くにもなると薄暗くなってきました。それにまた眉を描くのもめんどくさいし、10時にリビングに行って散歩をキャンセルし、家でしばらく話をしました。