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朝食
whole meal breadを2枚、マーマレードとバターで。ジャスミンティ。苺ソースのヨーグルト。
スーパーで売られている食パンの長さは50センチほどあります。
薄くスライスされた全粒粉のパンはトーストするとかりっとして噛み応えがあり、普通に美味しいパンがスーパーのパン売り場に並んでいる環境が羨ましい。
マーマレードは Sue’s Mother’s homemade marmalade。
私はマーマレードが苦手なのですが、ホームメイドに限っては好きなんだなあと判りました。
湖水地方のミラーハウホテルで開眼した手作りマーマレードですが、自分ではなかなか作るには至りません。
Sueが云うようにしっかりと作るには相当手間隙かかる大仕事なのです。
ジャムならさらっとしたのもいいけれどね。
Sueのお母さんのお話はよく登場し、家族みんなお母さんのマーマレードが大好きなのがとてもよく判りました。
Scones
朝のレッスンは自分の仕事のことやThe
Roman Bath Spaのことを話したり、Sueの用意したテキストを使ってヒアリングやスピーキング。
(留学斡旋業者ETALから渡されたテキストは”Boring!”と云ってSueは一切使いませんでした)
それからお待ちかね、scone作り!
昔理科の実験で使ったような、4種類のおもりを組み合わせて量る、天秤式のふる~いスケール。
アンティークショップで売ってそうなそれで粉やバターを量るのが楽しい。
セルフレイジングフラワーを使わずstrong flourにベイキングパウダーを混ぜる配合、焼きあがるにつれてキッチン一杯にあたたかいいい匂いが漂ってきました。
仕上がりは大成功!
粗熱が取れた処で、これまたSue’s Mother’s homemade blackberry jamとdouble
creamをたっぷり塗って頂くイレブンジズはなんとも至福のひとときでした。
昼食
ベーグルにクリームチーズをはさむ。
トマトとレタスとキュウリのサラダ、フレンチドレッシングで。このサラダは定番。これを作るときにはまな板は使わず器用にボウルの上で切っていくので私も挑戦。結構難しい。
昨日のキッシュの残りをオーブンで温めて。ジャスミンティ。スコンをもう一つ、プディングとして。
The American Museum (Claverton Manor)
街の中心部からは少し離れた、Bath大学の更に奥?の辺りにある、Sueのオススメのアメリカ博物館。 入館は学生料金£5。
Julianに車で送って貰いました。
午後は14時から開館なので、それまで別棟で開かれていたThe Indiana Amish and their Quiltsを先に観ることにしました。
アーミッシュは大好きなハリソン・フォードの「刑事ジョン・ブック 目撃者」でその存在を知り、現代的な文明から一切隔絶された独自の文化が印象的でした。
シックな暗めの配色が多いのですが、子供のときは賑やかな色合いでいてシンプルな服を着ていました。
大人になって教会に行くようになると衣服の色ががらりと変わるのです。
キルトのパターンは動物の足跡やら扇やら様々で、くすんだ緑とオレンジの配色のものなど和の雰囲気にも通じるものもありました。
キルト好きの方必見の展示会です。
さて、本館の方は。
アーリーアメリカンの室内の再現から始まり、各部屋にはガイドがいて説明をしてくれます。
ガイドの方たちはみな上品な年配の方々で、とても親切でフレンドリーなのです。
Sueから出された宿題は、必ずガイドの方に質問をすること、でした。
どうしても全ての部屋で質問することは出来ませんでしたが、展示物はとっても興味深く楽しいものでした。
New Mexico living roomで、アメリカは世界各国の影響を受けているという話を聞きました。
ちょうどその時居合わせた韓国人の方となんとなく言葉を交わすようになり、ドールハウスの部屋に移ったときには二人ともきゃあきゃあ云って狂喜していました。
私はドールハウスが一番お気に入り。
Conkey’s Tavernではジンジャーブレッドが振舞われていてラッキー。
New Orleans Bedroomではベッドがmosquito netに覆われていたので、実物は知らないのですが日本の蚊帳と同じ発想なのだなあと思いました。
等などもっとたくさんのお部屋があり、Bathで大好きな博物館のひとつでした。
一旦彼女と別れて自分の時間を過ごすことに。
おやつ
併設のティルームの外でお庭を眺めながらお茶を飲み、日記を書きました。
a pot of tea £1.30
Amish walnuts raisin cookie 60P
当り前のように差し湯と冷たいミルクがたっぷりと付いて来る。
散策
この建物がミュージアムです。
この一角のハーブを売っているお店で、訪れたご婦人方が「Tussie-mussie!」と顔をほころばせて近寄っていきました。
北野佐久子さんの「だから、イギリスが好き」に紹介されているのはまさしく此処のタッジーマッジーです。
色合いの美しさもさることながら、疫病除けにふさわしく香りが強い。
eagleはアメリカの紋章。
薔薇の香りに包まれると云うのは、これほどまでに甘い優しい気持ちになれるのか・・・。
決してゴージャスではなく、むしろ可憐な薔薇の園。
オランダ式サマーハウスには、Milliner’s
Shop。
18世紀ミラノは婦人帽子の代名詞のような存在だったとか。
パッケージングが魅力的な帽子箱。
大きく枝を広げた木の下に白いベンチ。
こんな処でゆったりと誰かと時を過ごすことが出来たら・・・?
英国にはそんな風景ばかりあるのです。
散策のあと、アメリカ博物館で出会った方と再会し、お互い自己紹介。
英国人と結婚していてこちらに住んでいるのだそう。
もっとたくさん話をしたかったけどお互い時間がなく、再再会を約束して私は帰宅。
吐く息は白く、寒々しい日和でしたが、心は温かな実りある午後でした。
夕食
ローストチキン、ヨークシャープディング、グリンピース、ポテト、ベジタブルパイ。
ヨークシャープディングは失敗したわ、とSue。
中がしんなりしていて、さくっとしていなかった状態は失敗のものらしい。
ともかくいつも野菜がたっぷり食べられて、お腹にやさしいゴハンです。
英語を考え考え喋り、聞き取りながらなので、ゴハンの時間とはいえ緊張します。
そんな中、高校生のSebastionのjokeに反応できて、楽しくふざけることが出来たのが嬉しい。
内容を覚えてないのだけど、その感覚がたくさん味わえるようになるといいなあ~。
フンボルトの冒険 on tv
アドベンチャーのドキュメント番組を一家揃ってテレビ鑑賞。
ご多分に漏れずSueの家でもいつも部屋を暗くしてテレビを観るので、疲れてるわ言葉は全部判らないわ部屋は暗いわで眠くなって仕方がありません。
英国のドキュメンタリーは素晴らしくオススメなのですけれど。