1990年 London&Paris篇

記憶はどんどん過ぎ去って行くから、覚えている限りのメモを。

毎日出発 2つの都市 8日間 ロンドンとパリ(JTB)

価格¥450,000くらい・・・とっても高かった・・・
(11月4~11日)

私にとっての初めての海外がLondonでした。
英国がその時から深く根付いたのかもしれません。
ウィーンも候補にあったのですが、結局何となくこの2都市になりました。
全て観光場所は、当時のなりたての配偶者によるアレンジ。
成田の全日空ホテルで前泊してから出掛けました。

ブリティッシュエアウェイズ成田~London~Paris往復航空券、London2泊、Paris3泊
ロンドンの半日観光、全朝食とパリでの夕食1回つき、空港~ホテル間の全送迎。

London

宿泊: The Forum Hotel

半日観光で連れられた処

Regent’s Park(日本とはあまりにも違う様式の、公園の何ともゆったりした美しさに驚き)
Royal Albert Hall(の前で説明を受けた)
Big Ben(対岸から記念写真を撮った)
Westminster Abbey(改装工事中だった。でも後で何度も見ることになろうとは)
Buckingham PalaceHorse Guards(衛兵が実在するんだとしみじみ思った)

自分達で行った処

St.Paul’s Cathedral(大聖堂の厳かな雰囲気に圧倒された)
Soho、Piccadilly Circus、Covent Garden、Nightsbridge等等(所謂賑やかな処も押さえた)
British Museum(大英帝国を思い知った衝撃の博物館)
Kensington Palace(リーフレットはダイアナさんのウェディングドレス姿が表紙だった。感慨深い。公園も散策)
Tower of London(拷問グッズの数々に戦慄を覚えた)
Tower Bridge(内部の見学よりも夕方、テムズ側のほとりから眺めた姿に惹かれた)
London Dungeon(ホラーは嫌いだけど、処刑や拷問の歴史は英国の歴史であり興味深かった。
また行きたいので誰かご一緒しません?マジで)
Simpson’s-in-the-Strand(今の私ならもっと楽しめると思う)
Musical:“Aspects of Love”(確かPrince of Wales劇場で?すやすや眠った。反省。
最近日本でも何処かの劇団がやってたような)

朝ゴハンのビュッフェはレストランではなく、宴会場のような処だったかなあ?
各国からのツアー客だらけだった気がします。
お昼ゴハンは、大英博物館のカフェで1回。
それから、何処だかすっかり忘れてしまいましたが
fish&chipsを大した記憶に残らない処で食べて「こりゃだめだ・・・」と思った情けない記憶が1回。
晩ゴハンのシンプソンズは、とにかく緊張。
おまけに量が私には多く、色々な意味でまだ私の来る場所じゃないと感じたものです。
10年経った今なら、楽しめる筈。
London記念に、Wedgewoodのティセットを6人分揃えて日本へ別送しました。
私の一生の宝物。

Paris

宿泊:Hotel Nikko de Paris
エッフェル塔のあんな近くにありながら、ビル一つ挟んでいて丁度見えなかった。

凱旋門(何処から入るのかしばらく迷った。昇って見るとパリのへそだと思った)
シャンゼリゼ散策(かの有名な。オシャレだなあと感心した)
ルーブル美術館(フラッシュさえ焚かなければ写真OK、写生OKと云う懐の広さに驚き。流石芸術の都だと感心した)
ノートルダム寺院(行った・・たしかに行った筈)
オルセー美術館(建物も展示物も大好き。パリに再び行くことがあれば絶対に外せない)
バレエ鑑賞(オペラ座でこれも眠ってしまった・・サテ私は何の演目を見たのか思い出せない)

朝ゴハンで熱いコーヒーと熱いミルクがポットに並々と出されて、
「フランスだ!カフェオレだ!」と安直に思ったものです。
ロンドンから着いた晩は、日本人がまとめて宴会場のような処に集められて晩ゴハンが出されたのですが
その時エスカルゴを初体験。
にんにくの香りが効いてて、いけました。
ある晩はJCBの紹介で家庭的なレストランに行ったのですが、
帰国後よくよくレシートを見てみると足し算を間違えられてて本来より多く取られてた事を発見。
明細に気をつけねばと思い知った事件でした。
ラムのローストなど美味しかっただけに残念です。
パリの記念にはワインなんか買ったりしたっけなあ。

帰国

旅行も終盤に入るとあらゆる疲れがどっと出てしまい、私は風邪を引いてしまいました。
帰りの飛行機では絶不調で、ユーラシア大陸の上を飛んでる間、七転八倒しながら
「もうここで下ろして欲しい」と本気で願いました。
当時、広島に居を構えていたために、
成田から羽田、羽田から広島空港(その頃は西区にあるのがメインでした)と這うように移動し、
ヘロヘロになりながら帰宅して倒れてしまいました。
以来、気をつけてることが二つ。
まず、長時間のフライト時には軽い酔い止め薬を飲むこと。
それでも飛行機に乗るのは大好きなんですけどね。
酔い止め薬はよく眠れるので身体を休める意味でも役に立ちます。
もうひとつは、予定はなるべくゆったりと立てること。
特に夜はしっかり寝るに限る。