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朝食(Caps Celler Bar)
明け方から散々仕事の夢を見たのちにやっと7時半頃、ホテル地階のバーで朝ゴハン。オーダーしたのはスクランブルエッグにトマトとベーコン。すると優に卵を3個は使ってると思われる位お皿一杯盛られてきました。スクランブルエッグの下にはトーストが耳を切って敷いてあり、なるほどこうすれば食べやすいのか、とこの技に感心。グレープフルーツジュースはチルドで、シリアルとか果物とかはセルフサービスで。紅茶も勿論ポットに並々と濃く入っています。ミルクを心持多めに入れても全然負けません。Whiteかbrownか選べるトーストは当然後者を頼みます。無造作に半分に切ってお馴染みのトーストラックに立てて運ばれてきたそれは、カリッと良く焼けていて、薄いのに弾力があります。旅の贅沢、と多くの皆さんがそう決めてるように私も旅行時のみ、バターを塗った上からジャムを塗る・・・このカロリーはきっと本日中に消費される筈!
給仕をしてくれるおばちゃんに「美味しかった~」と云ったら「楽しんだ?」と。
部屋に戻る前に、レセプショニストの女性と朝の挨拶して握手して。とてもfriendlyな感じで気持ち良い。
Tate Modern
9時半まで今日の行き先を確認した後、zone1・2の1day travel dardを購入しテートモダンへ。Jubilee Lineが止まってたりして少々番狂わせでしたが、それはちゃんと地下鉄の駅の張り紙をみて判断して乗換駅を変更すればよかったこと。今度から不精せずにちゃんと目を止めることにしましょう。
さて、斬新な空間のテートモダン。
実は現代美術にあまり造詣が深く無く、ピンとこない無粋な私ですが、足と、「Oh My God!」のソファ下の女性と、不気味で不条理なアニメーションが印象的でした。
左はSt. Paul Cathedralを望む休憩スペースにて。
イレブンジズ(Tate Cafe)
fruit tea£1.86(サービス料込)
前夜部屋にあった雑誌を読んでいて、Tate Modernのlevel2のTate Cafeがベストインテリア賞だと云っていたので、少し早めにイレブンジズを。黒が基調のモダンで直線的、無駄の無さそうな潔い空間でした。朝ゴハンもやってるらしい。オリジナルマグカップで2杯半ほどハーブティを飲みながら、お昼を抜いてcream
teaにするかどうかを真剣に検討。
テートモダンを出た後、Millenium Bridgeは渡れなかったので、Blackfriars Bridgeを渡り、数年ぶりにSt.Paul Cathedral(左の写真)の前を通り、St.Bartholomew-The-Greatと云う教会を目指しました。
そう、Hugh Grantの出ている「フォーウェディング」の4つ目の結婚式の舞台となった処だからです!! しかし残念ながらおやすみ。ちょっと奥まった処にあったのが意外な感じでした。これは次の課題です。
National Museum of Childhood at Bethnal Green
前回、閉館20分前にやっとのことで辿り着いたので、今回はじっくり見れるように日程の最初に再訪することに決めていました。
ドールハウスのコーナーを念入りに。16~7世紀は金や銀、骨や象牙で家具類が出来ていて手作り感があったけど、19世紀に入るとご多聞に漏れず安く大量生産できるようになったらしい。
00年に撮った写真と殆ど変わらないのが後で写真を見返してみて自分で可笑しかった。
よくみたら・・・
地下鉄Bethnal Green駅構内の時計は、地下鉄マークで徹底している。
グッズとしても可愛いかも。
昼食(Wallace Collection Cafe)
2courses
lunch£12.50とミネラルウォーター£0.50
入場無料のウォレスコレクションのカフェでランチ。まず前菜はガスパチョ。少しスパイシーで適度にザラリとした舌触りがひんやりしている。そしてアーティチョークのラビゴットソースのリゾットには、イタリアンパセリがたっぷりかけてあり、中にはセロリやリークも顔をのぞかせている。パルメザンチーズがごそごそとかかってるのも良い。どちらもボリュームあって美味。
高い位置にあるガラスのドームに覆われた、元々は中庭のこの空間、去年此処でお茶したいなあと思っていたのでどうせならランチを!と思い来てみて大正解。明るい色合いのwooden tableに籐の椅子、優しいピンクに塗られた壁に囲まれて、歩き疲れた足も休まります。
デザートも美味しそうだったのだけど、この後の計画を考えて先送り。
てくてく再び歩き、途中のThe Body Shopでペパーミントのフットスプレーを買いました。
Queen Mary’s Gardens : Regents Park
バラの季節に英国に再び訪れる目的の一つが、リージェンツパークのバラ庭園にやってくることでした。あちこちでお勧めと云う噂を聞いたので、何が何でもと思っていました。
足を踏み入れてみて、その訳が判りました。圧巻。きちんと区画ごとに整い、図鑑のように見て回れる。但し私は品種にまるでうとく、粋な名前があったり、見た目にとても惹かれたりしたモノにだけ、近寄って写真を撮ったり、香りをかいだりしていました。
左)数あるベンチの中で、バラを眺めつつ、バラに覆われたこのベンチに座りたい!
右)緑も鮮やかに茂り、バラの背景としても重要な役割を果たしていました。
カフェに向かう、バラでない花壇でも見とれていたら、一人の年配のご婦人が「貴女、そのお花をバックに撮ってあげるわよ。色合いがとっても綺麗」と、突然声をかけてきて嬉しい驚き。
凄く陽射しが強くて眩しかった!実にお天気が良かったので、初日から日焼けをしてしまいました。余談ですが、この2週間厳密な日焼け対策をしなかったので(そもそもあまり真面目にメイクをしていなかったのです)、そこそこイイ色になって帰国しました。入れ違いに同じ職場の子がハワイに行ったのですが、彼女はしっかり日焼け対策をしていたのでどっちがハワイに行ったか判らないね、なんてことになっていました。
Cream Tea
Scone with butter、black currant jam、Pure Assam tea with milk で計£2。
リージェンツパーク内のカフェでおやつ。
サルタナ入りの大ぶりのスコンは私にはなんだか大味に感じて、蒸パンのようで今ひとつ・・・。ケーキとかにすればよかったかなあ~。まあ小休止の場所代として・・・。雀にもスコンのお裾分け。
日記を書いたりしていたら、ちょっと離れた処に先ほどのご婦人がお茶をしていました。彼女が席を起つ時にこちらに向かって小声で「Thank you」と云って去っていったのです。「じゃあね」みたいな意味合いなのでしょうか。こういう使い方もあるのね? 興味深い。
引き続きミニバラ系のエリアでウットリしながら鑑賞。 左)bush baby 右)peter Pan と云う具合に名前も可愛い。
デジカメで気に入ったものを撮っていたら、「それ、デジカメ?」と声をかけてきた何処系か忘れたけどおじさんが。「そうです」「僕も持ってるけど、デジカメ持ってる人って珍しいよね。何ピクセル?」お馬鹿な私はとっさに英語で数字を云えず、焦ってカメラを見せたら「ああ、200万画素ね」。その人はNikonのデジカメだそうで「日本製はいいよね」と。
まあそういった通りすがりの旅行者同士のsmall talkも楽しいな、と思ってたら、今度は20代(推定)イタリア人男子が声をかけてきました。この人はさらっと会話してという風でなく、なんだかなし崩し的についてくるので、だんだん焦ってきました。ずっと自己紹介とかし続けるんだけど、うわ~ちょっとどうしよう?と云う状況になってきて。でもガタイも向こうの方がでかいし、なんとなく怒らせたくないなと云うのもあり(きっと走っても逃げられない?!)、「きちんとお付き合いするという申し込みでないなら、お断りします」と今から考えると変な逃げ口上をしながら、バラばかりみていました。そのイタリア人も「じゃこのイングリッシュガーデンを一緒に歩く処まで」とリージェンツパークを出るとこまで送ってきて、そこで別れました。
知らないオトコの人にいきなり馴れ馴れしくされるのは怖いし大嫌い。だからキッパリした態度をとるべきだったと反省しきり。
←その、最後に歩いたイングリッシュガーデンはこれ。
SittingRoom, インターネット
インターネットカフェを探しにLondonの秋葉原Tottenham Court Road界隈をぶらつき始めたけど、相当疲れてきたのでそのままホテルに戻りました。
今日の夕方のレセプションは細身の色っぽいお姉さん(でも年下かもしれない)で人懐っこい。「Albert Roomのkeyをお願いします」と云ったら「そうそう、Albert Room!」初めて会ったのに何で判るの?いぶかしんで尋ねると「この期間、貴女が唯一の日本人だから」とニッコリ。「SpencerとChurchilには会った?」「ええ、昨日、Churchilが部屋に来てくれたの。・・・Churchilであってるかなあ?」「Churchilは大きい方よ」「あ、じゃ、Spencerだ。私の部屋で眠っていったの」「まあ、気が合ったのね」猫っていいよね~てな談義を。
お茶のリクエストをして、更に「インターネットしたいのだけど、どうすればいい?」「Sitting Roomのは50Pで使えるわ」「ただ問題があって、日本語フォントはあのPCの中に入ってる?」「あ~しまった。どうかしら・・」
一緒にsitting roomに行き、一見無さそうな雰囲気。すっかりカスタマイズされた画面で、英・仏・独・など4,5ヶ国語が選択できるのだけど、タスクバーが全くない。「でも試す価値はあるわ」「夜遅くこの部屋は使える?」「勿論、何時まででも構わないわ」
シッティングルームは好きな空間で、ごろごろするのにとても良い。例えば実家の居間なんかがこんな風だとそれだけでとても心地良いかもしれない。
書棚には各国の本がずらりと所蔵。日本語の本が逆さまになっているのが気持ち悪くて、全部上下を正しく直してきました。妙に「ビートたけし」の本が此処にラインナップされてるのが何故?と気になります。
お茶を持って来て貰って、ほっとする。今日一番美味しいお茶。やはりきっと朝のバターもジャムも塗ったトーストのカロリーは消費している模様。夕方の大きなスコンのお蔭で晩ゴハンはいらない。
お風呂に入った後、レセプションで50Pに両替して、シッティングルームのPCに向かいましたが、やはり何処をどう触っても、普通にWindowsが使える状態にならないので、残念。またレセプションに行き、先ほどのお姉さんに日本語フォントが見つからなくて使えなかったと報告したら「普通にWindowsだったら使える?」と、オフィスのPCを解放してくれたのです。嬉しいなあ。ネットに繋げてブラウザに入ってる日本語に切り替え、free mailを見て、メールにお返事を・・・・日本語が使えない? しょうがないので訳判んない英語で短くメールを書き、ブラウザの表示も元に戻して終了。こんな気を利いた対応をしてくれてなおさら居心地がよくなります。御礼を云ってこの分の料金を払おうとしたら「払わなくてもいいわよ」とまたもや嬉しい限り。
本日のSpencer
階段に居た彼女に「お部屋に帰るよ~」と云うとついてきて。 今夜もにゃう~っとじゃれて和みます。私は猫と暮らしたことがないのですが、犬と違った空気が漂っていて、これも捨てがたい。