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朝食
8時に食堂に下りていくと、昨日の人ととばったり会い、一緒のテーブルに。
昨日何処を観光したとか、何の仕事をしているのかとか、今日は何処へ行くつもりだとかを話しました。私は、LeedsにM&Sのルーツという理由で訪れるという話をしたら「知らなかったよ、お世話になってるのに。どうやって知ったの?」と驚いてました。私は前年ホームステイ先のレッスンの教材にM&Sの由来を書いたものがあったことと、手持ちのガイドブックにそう紹介されていたことを説明しました。「今はTescoの勢いが凄いけどね~」ああTescoの青と白のストライプのパッケージが懐かしいわ。
あと、つくづく聞き取れないなと苦笑したのが、趣味の話をしたとき。「ボクはcarry on keyが好きなんだ。君はするの?」・・・えっ。Carry onってなんだっけ、続けるとかそういう意味だったよなあ・・・keyって鍵・・・戸締り?でもそれって趣味とかそういう問題じゃないし・・・。「Carry on keyって何?」「日本ではみんなするんじゃないのかな?」何?何?彼がマイクを持つゼスチャーをしてようやく判ったのです、「Karaoke!?」「そうそう、carry on key!日本語の発音が旨くできないんだけど、carry on key!」
朝食のメニューは同じでした。ふぅ、一生懸命英会話をするので、あまり朝食に気が回っていなかった。
部屋に戻り、出掛ける準備をしている頃、一足先にScotlandに着いているAちゃんからTEL。
翌日の待ち合わせの確認と、YorkからEdinburgh間の席の予約をした方がいいというアドバイスを。「English lessonよ」どきどき。宿題貰いました。
いつもBootham Barの方へ回って街へ出掛けていたのですが、今日はBootham Terraceを線路沿いに歩き、ウーズ川へ出てみました。川に面した可愛らしいB&Bを見つけ、此処もいいなあとウットリ。後でAちゃんにこの写真を見せた時に、Yorkを訪れたことのある彼女は「あ!此処判る!」とピンときていました。
Leeds
Super Saver Return ticket で往復£6.90、10時半くらいの奴に乗ろう。それまで少しぶらぶら。York駅のトイレは無料でした。
3番線からのマンチェスター空港行き。なんとなく行き先に自信が無いが、案内係りの人がこれでよしと云ったので信じて乗り、2等の禁煙席に座りました。次の駅がLeedsなのだけど、寝てしまっていいのか判らないまま、電車で座ったときの常としてうつらうつら眠ってしまいました。なんとなく空気がそう感じたのだけど、次の駅が近づいてくる気配で目が覚めました。
右も左も判らないまま、「地球の歩き方」のあの小さな地図のみで、街に出ます。最初は美術館を目指したのですが、あまり惹かれなかったので、アーケードの方へ。
Victoria Quarter
アールヌーボーの造詣の美しいアーケードが並ぶヴィクトリア クォーター。
それぞれに違うデザインのガラス張りのアーケードになっていて、お店そっちのけで、上ばかり見ていました。
一人の人が全てをデザインしたのか、何人もの建築家がデザインしたのか?調べてみなくちゃ。
昼食(Arcade Cafe)
今日のランチの一つだったラザニア、ポットティ £4.80
付け合せには、チップスかサラダが選べたので迷わずサラダにしました。
ラザニアに使われていたのはほうれん草のパスタ。コールスローのマヨネーズにはビネガーがとても利いていて、また卵っぽいどろりとした食感がとても新鮮な感じ。
温かくて野菜をたっぷり取れるお昼ごはんですこぶる満足。あまりにたくさんのアーケードがあったので、どのアーケードの中のカフェかが全く判りません。
Kirkgate Market
Marks & Spencerのマークスが、小さな一角のstallで今で云う100円ショップみたいなこと始めた処。上野とか御徒町・アメ横みたいな雰囲気が漂います。肉屋ばかりの処、魚屋のエリア、八百屋さん、お菓子のオンパレードのとこ、化粧品が山と積まれた処などなど。ぶらぶらと見ていくと面白い。私には、ロンドンのスローンストリートよりも馴染む場所かもしれません。
また、ここも装飾デザインにも注目した居場所。
私は、ナッツばかり売ってるお店で、ミックスナッツにドライフルーツが混ざった奴1袋100gを65pで購入。つまみつつ歩き。それから、シーフードのお店で、カニマヨサンド£1.70を買いました。
Corn Exchange
此処もショッピングセンター。外観と中のモダンさのギャップが面白い。
Leedsってお買い物しに行く街なのかな、この辺りの人たちの・・・。
リーズの駅の列車の掲示。ロンドンのKingsXより近代的。
14時過ぎのに乗りました。
リーズでの心残りは、バスで20分ほどのHarewood Houseに行かなかったこと。チッペンデール風の家具やら庭園やら湖やらを擁する大邸宅らしいのです。いつかきっと、行くこともあるでしょう。いつもそう信じて旅の課題を残していくのです。
Yorkに着いて、宿題と云うか自分の為なんだけど、翌日の列車の席の予約を。私の場合はBritral Passがあるから、何時の禁煙席の通路側をってお願いするだけでよし。チャージされることもありません。
本日のお茶
街へ歩いていって、水やらヨーグルトをマークスで仕入れた後、お茶しようと思ったのですが、凄く歩き疲れていて、とりあえず部屋へ戻りたくて。どさっとベッドメイキングの済んだベッドに横になると、何だか面倒臭くなり、とりあえず、コーヒー飲んじゃえって気持ちになり、コーヒーブレイク。備え付けのおやつやら、さっきLeedsで買ったナッツやらをつまみました。
TVではRoyal Ascotの最後の方をやっていて、美しい帽子やら、面白い帽子やらを鑑賞。そしてチャンネルをWinbledonのCenter Courtのsemi final。ぐだぐだと観つつ、ポストカード書きつつ、響き渡る鐘の音はミンスター?
本日のYork Minster
もう部屋を出ないでもいいかなと思ったのですが、ポストカードを投函しに外に出、ついでに今日もヨークミンスターに行こうと急に決めて出掛けました。宿の顔なじみにばったり会い、立ち話。そして翌朝再会しましょう、と別れて。
前まで来て、圧倒されました。恐ろしく、光を浴びたその様子が綺麗なのです。あまりのことに、15分くらいぼーっと見とれていました。
両脇の柱のような処から外へせり出しているガーゴイル?悪魔のような顔をして翼を持つ不思議な装飾。ステンドグラスの、ハートの部分。
ややあって、ようやく中に入る気持ちになりました。
左の写真は、Five Sistersというステンドグラス。
凄く綺麗!! キラキラしているのです。恐ろしく綺麗なのです。そして気がついたのです、大聖堂って東西南北の面にきちんとあわせて建てられてるのですね。
今日はやっと礼拝が行われていない時間に訪れたので、奥半分に入れました。さながらルーベンスの絵を見ることができたネロの気持ちにちょっとだけ近い。中世最大面積のステンドグラスを拝むことができ、これを朝に見たら、ひれ伏してしまうかもしれない。
英国最大のゴシック建築の美しさを最後の晩に楽しめてよかった。
夕食
感動に震えながら帰宅、シャワーを浴びてからごはん。
20cmはあるドッグパンは歯ごたえあり、カニの身をほぐした奴にマヨで和えたのがぎっしりと入り、トマトやキュウリのスライスもぎゅぎゅぎゅっと詰め込まれていて、ボリュームはあるわ、カニは新鮮だわで美味しかった。
ヨーグルトはルバーブ&スパイス味49p。スパイスが良く判らなかったけど、ヨーグルト自体濃くて美味しい。日本の乳製品って何で薄いんだろう?
TVでは「Small Garden」という番組でエジンバラの王立植物園の中国エリアの紹介をしていました。明日行く予定だから、この偶然がとても嬉しい。その30分の番組の後は「The Garden」と云う番組で、庭三昧の夜です。
先ほどのヨークミンスターでフラワーアレンジメントが飾られていて、BathのSueに習ったことを思い出しました。青系には黄色、ピンクには白を。
そしてとろとろに眠ります。