2001年 イギリス篇 BRIDGET JONES’S DIARY, Hyde Park, cafe, British Museum

朝食

なんとか「ブリジットジョーンズの日記」 (日本語)を読み終えて眠って、朝は覚醒悪い。8時半に朝食室へ行きました。今朝は目玉焼きにベーコン、トマト、マッシュルーム、グレープフルーツジュース、紅茶、そしてミューズリとコーンフレークのミックスにメロンとプルーンとプレーンヨーグルトをかけたもの。例によって満腹。

本日の予定を確認しつつ、お財布を見たら、どうかき集めても£10になるかならないかって処なので、歩きまくることに。(このときOne day travell cardは£4でした)。

午前の部

薄曇でひんやりしていてむしろ歩いていたい位のお天気。Slone SquareからSlone Streetをのぼり、Knightsbridge、Edinburgh Gateを経てHyde Parkへ。
警察の騎馬隊を見たりしつつ、ハイドパークの薔薇園を目指しました。
途中、他のアジアの国から来た二人連れの若い女性にカメラのシャッターを切るのを頼まれて応じました。
薔薇はここ数日の暖かさでくったりしているものも多かったかなあ。
薔薇をあれこれ見ていたら、中近東系のおじさんが「薔薇綺麗だね」とか「休暇中?」とか付いて来たので、ああ煩わしいと思って表情を崩さずに「はい!」とやや私にしてはつっけんどんにしていたら「良い休暇を!」と去っていきました。公園って結構要注意?
そうこうしてる内、先ほどの女性二人連れにまた会ったので、今度は私がシャッター押して貰うのを頼みました。感謝!

マーブルアーチ。

バスの中からしか見たこと無かったのですが、折角なので近寄ってパチリ。

いやはや中途半端な大きさの門ですよねぇ。

イレブンジズ(「Cafe400」セルフリッジの地下)

カプチーノ £1.75
朝から非常にたくさん歩いたので、とにかく足を休めたくて。
4th Floorはセルフで色々とる形式だから、色々取っちゃいそうでパス、地下のCafe Sienaは茶系のシックな店内だけど周りが全部売場で落ち着かないからパス。結局奥まった処にあるイタリアンカフェに落ち着いた次第。
カプチーノもって来てくれたお姉さんが「日本語?カッコいいね」と云って去って行きました。日本語はまだまだブームのよう。そう云えば、マーブルアーチ周辺に「Tokyo Life」というお店があって、グリコのプリッツやら胡麻せんべいやら日本のお菓子が売られていました。ロゴは原色っぽいピンクで、フォントも若者受けしそうな感じの。

「ブリジットジョーンズの日記」でお母さんが浮気相手と出会ったのはセルフリッジのカフェ。

午後の部

その後幾つかお店に寄り道しつつ、South Molton StreetやNew Bond Streetを経て。このアーケードはその途中で綺麗だなあと思って撮ったもの。何処だっけ?
途中小雨がさらさらっと降ってきたけれどもこのシャワーは私はむしろ好きで、そのまま降られつつ歩きたいのです。

そしてピカデリーオデオン座で映画「Bridget Jones’s Diary」を。
Time Outで前日に調べたら、5時までの上映は£10が£6になるのだそう。これは断然昼間に行かなきゃね。
1:15からの上映のチケットを買います。
むむっ、Hugh Grantの登場シーンは確信犯でした。ダニエルのダメさ加減はやはり愛すべき対象で・・・。

アフタヌーンティ(「Crypt Cafe」 St. Martin in The Field)

アフタヌーンティセット£3.95
トラファルガースクエアのこの教会の地下のクリプトにあるカフェの雰囲気が面白い、と云うのを本で読んだので、行ってきました。

お茶セットは、大きなスコン、たっぷりしたジャムとクロテッドクリームがついてきます。奥のプラコップはミルクが入ってます。極上の味!と云うわけではないのですが、お手軽でオススメ。
足元には墓碑。

大英博物館


「大英工事中」を返上した様子をチラッと見に行きました。前庭はまあスッキリと。やっと通常に戻った感じがしました。そう思って中に入ってみると・・・

グレートコートと呼ばれる、非常に明るい空間が開けていてとてもびっくり!! 口あんぐりあけて、ほう~と見上げてると「Hello!」と声をかけてきた館員。「どうですか? このグレートコートは」「すごく変わってて吃驚しました。去年は大英工事中だったのに」「去年も来てくれたんですね」まあ、ここはとりあえずいつもなんとなく来てみるのですが。

で、いろいろ話をする「日本の古いコインがあるんですが、見てみませんか?」私の個人的興味は無かったのですが、この人は何かしら解説を加えてくれるのかしらと思い、「見てみます」と答え、階段を上っていきました。一緒に見てるときにはまあ特別な解説は無く「これはデザインがすごいですね」とか普通の感想を述べ合うにとどまり、時々彼は仕事でその場を離れ「このあたり見てて」と去っていくが、直ぐ戻ってきました。なんだかよく判らない~。でも簡単な会話をする相手がいるのは、私にとってはありがたいので、あれこれ喋る。その人は干支とか血液型とか占星術にとても興味があり、私の性格を色々と占ってくれたりもしたけど、生憎とそのくらいの知識は私もすっかり持ち合わせていたのでさしたる感慨も沸かず。だんだん飽きてきて「Anyway, thanks! もう行かなきゃ」と何度か云っては押し留められ、やっとのことで別れた。ふう。仕事中じゃないのか?
グレートコート見たからとりあえずいいや、と云う判断で外に出て、地図を広げてどうしようかなと画策してると、「Hello, again!」とまたあの人が。
「コベントガーデンにいいカフェがあるよ、カフェラテがオススメ!」といって店の名前とか行き方を教えてくれました。単に親切なだけ?
でもちょっといい加減に聞いてしまっていて、名前も場所も良く判らずじまい。

とりあえずシャフツアベニューを歩くと、昔ミールクーポンでフィッシュアンドチップスでランチしたお店の前を通りました。懐かしい、と思い前のベンチに座りぼうっと中を窺ってみると、人懐っこいおばちゃんはいなくて、白シャツ黒ズボンのオトコの人たちばかりでした。夜だから?時の流れ? おばちゃんが居たら、晩ごはん此処にしてもいいかなと思ったんだけど。

夕食

マークスで買った晩ごはん。サンドウィッチはチェダーチーズとコールスロー、レタスをオートミールのパンで挟んだもの。。葡萄はイスラエル産。全部で£2。

トッテナムコートロードのヴァージンでセール中のNotthing Hillのサントラ盤を買い、Hughでいっぱいの一日。

ホテルに戻り、鍵を貰う時。あの例のおじ様が「お帰り、元気? いい一日だった?」「はいとても。でも哀しいのです、明日ロンドンを去らなければならないので」「来週はイギリスなの?日本なの?」「日本です」「是非また帰ってきてください」「有難う、そうします」「Sleep well」ほんわかした口調が和むのでした。

コインは1Pまでかき集めて£3になっていました。