2002年 イギリス篇 Summerset House, Courtauld Istitude Gallery, St Paul Cachedral

朝食


8時起床。一回5時ごろに目が覚めたけど、すぐに寝た。起きてすぐ朝ごはん。会社に出掛けるYunpiyoさんを見送り、勝手にあれこれと用意します。
トースト1枚、バターと、Yunpiyoさんお手製のルバーブジャムを塗り、久しぶりに弾力のある食パンを堪能。ジャムも美味しい。
紅茶はテトラ型のホントに日常の紅茶。これが濃く出て、ミルクにあうのです。

1day travell cardは、今日は目一杯動くつもりで少々割高でも9時半以前のを購入。いざ出発です。後で気づいたんですけど、トラベルカードにはThe
Golden Jubileeと地模様が入っていました。細かい!Zone3で£6.20です。

Summerset House, Courtauld Institude Gallery

月曜はコートールドギャラリーが無料に。
ルノワールやモネ、ゴーギャン、セザンヌ、ゴッホなどの印象派の名だたる人々の作品が集められていました。ただで鑑賞できる日が設定されているのも日本ではありえない話で、根本的に芸術に対する接し方が英国は違うのだと実感し、見入っていました。
左はコートルードギャラリーの階段ホール。見上げたらとても曲線が美しかったのでそこでしばしウットリとしていました。

ギルバートギャラリーは入場£5。Caspaer David Friedrichコレクションをしていました(2002/4/20~8/18)。オーディオガイドを借りたら、「まずそっちの方から見てくださいね」はて、なんだろう? するとキャスパー氏の紹介コーナーでした。コレクションの趣味は品が良いと思いましたよ。
それから他の展示では、 ハノーヴァー朝のジョージ3世の王様の食卓が素晴らしい(2002/5/18~12/31)。マイクロモザイクなる物も美しさに感動しました。
ギルバートコレクションのチケットでエルミタージュルームが£1ディスカウントされ£5になりますが、私はこの
ギャラリーには今ひとつぴんと来ませんでした。

昼食(River Terrace & Summer Cafe)

サマセットハウスのテムズ川に面したテラスがカフェになっていて、とても気持ちのいい処です。
貝割入りの卵マヨネーズサンド£1.85と、紅茶£1、そして目に付いてしまったハニーフラップジャック£1.25。レシートには、W杯をここで見れるから是非予約をねって書いてあって面白い。
イギリスに着いて早々日焼けをしつつ、テラスで日記を書きながらお昼ご飯です。

テーブルに一人で座ってたら、スコットランドから来たという家族連れ4人が相席に。私は思わず「昨年スコットランドに行きましたよ」と云うとお母さんがにっこり笑って「何処へ行きました?」「エジンバラとグラスゴーです」「気に入りました?」「ええ、とても」やや謙遜気味にお母さんは「寒くて湿っぽいけどね」「私は夏に行ったので、暑くて乾燥してましたよ」と。

この日のロンドンも暑く、テラスでは上半身裸の人もいるくらい。それにしてもこのテラスは開放的で気持ちよく、本とお茶とおやつでうっかりずっと此処で過ごしてしまいそう。

St Paul’s Cathedral



日本を発つ前にエリザベス女王の在位50年の式典が此処で行われているのをTV中継で見ていたので、久しぶりに行ってみたくなったのです。(因みに私の周りの殆どの人は、そんな中継ではなく、サッカーW杯の日本と何処かの国の試合に夢中だったようです)。

入場は£6。 一昔前に初めて海外旅行をし、初めてイギリスに来て、ツアーについていた半日観光が終わって初めて自分たちで訪れた場所がセントポール大聖堂でした。
とはいえ、あまりそこに自分がいたという記憶があいまいで、この日再認識。なんで概観を写真に撮ってなかったのか不思議なんですけど。

身廊を歩んでいくと早速この大聖堂の美しさに打たれつつ。ドーム部分に来るとその天井の高さに圧倒されます。地下のCryptは有名な人々の墓碑を確認しました。意外だったのは、ナイチンゲールが軍人のカテゴリーだったこと。従軍看護婦だったからそうなのか。

さていよいよ、先ほど見上げていたドーム部分に登頂開始です。530段、と聞いても最初は実感が掴めないのですが徐々に息が上がってきて、汗ばみ、足が重くなってきます。途中のささやきの回廊はまだやっと半分。259段目で床から約30メートルの位置です。少し座って、休憩。向かい側の人がなんと話しているのかは残念ながら私には判らない。
引き続き上り、石の回廊(378段、約52メートル)に出て、閉塞的な階段から開放されますが、さらに上ります。そしてようやく黄金の回廊にたどり着き、約84メートルの高さに到着です。上の2枚の写真はその地点から撮ったロンドンの風景です。左はロンドンアイ方面、右はテートモダンを。ミレニアムブリッジ、去年は渡れなかったけど人々が沢山歩いてるので今年は大丈夫らしい。
下へ降りると汗だくになっていました。いい運動ですし、楽しかった。


翌日のコーンウォールへの小旅行はパディントン駅から。下見がてらチケットを買いに出掛けます。事前に買うとすごい割引率のSuper
Advanceはもう席が残っていなくて、普通にPenzance往復を購入します。£63
窓口のお兄さんが気さくで「日本から?」「そう」「今サッカーやってるよね」「うん、でもEnglandを応援してたから」「どうして?ベッカムでしょう?」日本人はみなベッカム様と思われるのがとっさに厭だなあと思って「オーエンの方がいい」なんて云ってみたり。

V&Aへ行く。喜ばしいことに、前年から入場無料になっているのですよ。特別展以外は見放題なのですよ。ああもうなんて素晴らしいんでしょう!ヴィクトリア&アルバート博物館万歳。ティアラ展はもう時間が無くてパス。Dressesの今の特集が楽しそう!Katherine
Walkerのダイアナさんのドレスコレクションです。ひととおりぐるりと見て、また来ることを決意。今日は下見にしておこう。ずっと工事していたブリティッシュギャラリーもオープンしていて、此処もかなり楽しい場所であることを確認。この日はひたすら予告編って事で。

グロスターロードのアーケード内にある最も大好きなスーパーマーケットWAITROSEへ。何は無くとも今年のショッピングバッグ(10P)は押さえないとね。赤ワインのデザインで、深みのある赤い色合いでした。あとは80バッグ入りのPG
Tips£1.57。これで帰国後の朝ごはんのミルクティも安泰です。でももっと大きなパックにすればよかった~。後はお土産用のトワイニングの可愛いパッケージのハーブティやWAITROSEオリジナルの食品などを購入。

夕食

ローストチキン、グリーンサラダ、オリーブのパン
Yunpiyoさんが来客の際にいつも振舞うという、ローストチキン。1/2羽ですが、殆ど二人で食べてしまいました。デリでこういうのが日常的に売られているのが羨ましい~。このときにハーブソルトを教えてもらい、帰国後の私の定番の調味料となりました。
オリーブのパンもしょっぱさがやや固めの歯ごたえとあいまって、美味しい。お供はスパークリングウォーターです。
チキンには温めたグレービーソースをかけて。もりもり食べてしまいました。残ったチキンは翌日のYunpiyoさんのお弁当のサンドウィッチに。美味しそうですよね、それも。

ご飯の後は、TVを一緒に見て、Yunpiyoさんに解説してもらったり。しかしながら、ジョークを理解して彼女が笑った処が私には何を云ってるかすらさっぱり判らなかったので、尊敬してしまいました。

階段を良く登っておりたので、入浴時にはふくらはぎを入念にマッサージして、ぐっすり眠りました。