2019年 台湾篇:神旺商務酒店(サンワン・レジデンス 台北)の朝食と台湾式ティータイム、台北市内観光、アテモヤ(鳳梨釈迦)、永康牛肉麺、呉寶春麥方店、台北101、通化街夜市(臨江街観光夜市)

朝食「ダイニングラウンジ」


サンワンレジデンスの朝食は、基本日本のホテルとあまり変わらないのですが、そんな中でも台湾のエッセンスが加わっているのが嬉しいです。和食も用意されていることには驚きました。日本人多いんですね。
そんなわけでさっそくサラダの部から。ビュッフェ台の野菜の盛り付けも美しかったです。普段飲まない豆乳を台湾の空気がそうさせるのかちょいといただきました。甘くないのも嬉しい。飲み物は紅茶を頼みましたが、少し漢方っぽい味がするような。この後で烏龍茶もあると知り、そちらに切り替えました。
温かいお料理の部。

自家製ハムも美味しいし、青菜炒めも、ゴーヤも。ルーローハンは夫のを少しシェアさせてもらいます。そして点心も蒸し器にほかほかに温められていました。海老入りのものは避けたのですが夫のお皿にはあります。

オーダー式のオムレツは野菜がごろごろ入っていましたが、なによりもこのケチャップのお絵かきが可愛らしい。

担仔麺もリクエストで作ってもらいます。

なんせ出汁が美味しい。上のお肉はルーローハンと同じかな?
フルーツは、左上のが確かグァバだったのかな、ちょっと不思議でした。

パッションフルーツは夫がプレーンヨーグルトに混ぜていたのが大正解でした。翌朝私も真似しようと思ったら、なかった…。

8時にはホテルロビーにピックアップが来るので急いだけど、しっかりと堪能した朝ごはんでした。

市内観光


放っておくとあまり有名観光地に行かずにご飯を食べることばかりになりそうな気がしましたし、台湾の歴史的なものも知りたいとも思ったので、半日でコンパクトに回ってくれる市内観光の現地オプショナルツアーに申し込みました。
混載のためホテルを何軒か回り、今回は日本語と英語の案内で行うとのことで、中国系の人がいれば中国語も話すとかで、ガイドさん凄いなあ。バスで移動する間も様々な説明をしてくれました。
中華民国総統府などを車窓から眺めながら、まずは冒頭の中正紀念堂へ。とにかくその規模に圧倒されます。大きさの基準がもうわからないくらい。振り返った門。

建物の中に入ったら、内装のデザインにも心惹かれます。

天井の摺りガラスの模様も。

待機の時間があってショップに寄ったら可愛いグッズが多くて、どちらにせよこれはまた改めてこないといけないなと思いました。
衛兵交代は厳かな雰囲気。


この空間も巨大で、圧倒されっぱなしですが、天井のデザインがここも素敵。

衛兵交代が終了したら、自由に中を歩けます。外に出て見た景色もまたすごい。

振り返っても迫力あります。

脇に回って、階段を降りまっすぐ進んだ門の辺りで、バスを待ちます。

行天宮。

今日は占い無料日だとかでいつもより大混雑なのだとか?土曜というのもあったのかも。

ザ グランドホテル台北。

正直、ホテルの見学って何だろうと最初はぴんと来ていませんでしたが、来てみてびっくり。一見の価値があります。竜宮城なのかと。
ちょうどクリスマスシーズンでしたのでメインロビーには刻一刻と色が変化するクリスマスツリーが。

天井の模様も。

台湾の建物は、天井もすごく興味深いのです。
その後ろにある大階段も堂々としています。

1泊5万円くらいとのこと。台湾には何度も行きたいと思っているので、一回くらいこのクラスのホテルに泊まってもっとこの建物と歴史を楽しむ機会を持てるといいなあ。

国民革命忠烈祠。

こちらもちょうど衛兵交代を見学できました。しかし、皆そちらに夢中で大殿の正面に誰もいない!

大変気持ち良い空間を堪能しました。

国立故宮博物院。

ずっと来てみたかった博物館。最初に台湾の歴史の概略の説明を受けた後、20分程度ガイドさんがかいつまんであれこれと貴重な品の説明をしてくれます。各ツアーで、ガイドさん専用のトランシーバを使って、他の人の説明と混ざらない工夫がされているのも興味深かったです。親子3代に渡って球形の象牙を複雑に彫り込んだものとか、皇帝の部屋?の再現で確かアヘンを吸う器具とか…。ひー。

そして自由時間が40分程度設けられているので、急いで「翠玉白菜」と「肉形石」を見に行きました。

白菜は大人気で、他のツアーとツアーの合間を縫ってじっくり見学。角煮に似ていると聞いていた「肉形石」は貸し出し中で残念ながら見れませんでした。しかし展示されている工芸品はおびただしい量で、自分たちでもかいつまんで見学しましたらとてもとても時間が足りません。こんなのや、

こんなのや。

第一展覧エリアを出る際には手の甲に見えないスタンプを押されます。当日であれば再入場ができるとのこと、これも素敵なシステムです。まだまだ見足りないし、庭園も見たいし、というところですが、角煮が展示されているときに改めて再訪しようということになりました
本当に気持ち良いというか暑いくらいの気候でした。12月中旬だけど、東京より南の国なんだなあとしみじみ。

ツアーは各ホテルへ送迎をし、私たちも我がサンワンレジデンスでバスを降りました。が、戻る途中に見かけた果物屋さん「金大心水果」へいったん買い物に行ってから、部屋へ戻りました。

台湾の果物といえばマンゴーが有名ですが、12月は旬ではありません。予めアテモヤ(鳳梨釈迦)が旬の一つであることを知っていたので見つけた時には嬉しかったです。一度沖縄で見かけて買ったことがあり、美味しかった覚えがあるのです。お店の人にもこれが今食べごろであるのも確かめて。割ってみるとこんな感じ。100グラム99元で、これは113元でした。量り売りです。

甘さが強烈で、この暑かった午前中の疲れを癒してくれました。これはもう毎日でも食べたい。その他にカットフルーツ盛り合わせも購入。2パックで80元、お得です。

ドラゴンフルーツの赤肉種、普段は白肉の方に馴染みがあるのですが味はたんぱくな印象でした。しかしこれは瑞々しく甘い!メロンは夫用。私はメロンで喉がイガイガするので食べません。右側のレンブ(蓮霧)は全く初めましての果物です。不思議な食感…少しスカスカした感じのようなサクサクとしたような、ちょっと酸味があるような。世界にはまだまだ知らない果物があるのですね。
色々食べきれないので、1/3ほどは残して冷蔵庫にて保存しました。

お茶「ダイニングラウンジ」


サンワンレジデンスの宿泊者は台湾式ティータイムを無料で楽しむことができるという太っ腹サービスがありました。お茶セットとマニュアルが置かれますので、自分たちでなんとかやってみます。

お湯を少し溢れるように、烏龍茶の茶葉が入った急須へ注ぎます。

グラスの器に注ぎ、さらに縦長の湯飲み聞香杯へ。

すかさず口の広い湯飲み茶杯へ移します。

聞香杯に残る甘い香りをまずは楽しみます。そしておもむろにお茶を。

何煎か楽しめるのがいいですねえ。

昼食「永康牛肉麺」


日本でも牛肉麺に親しんでおり、ここはぜひとも1回は台湾でも食べておきたい…ということでこれまた初心者らしく超有名店へ。私は清燉牛肉麵240元。出汁もいい。牛肉はがっつり。美味しい!

途中で酸菜という高菜に似たお漬物をトッピング。

福岡出身の私には何となくこの行為が懐かしく感じます。夫はジャージャー麵。

今度は紅焼牛肉麺にするとのことです。

店内は相席もありのがやがやした雰囲気。

卓上のつまようじはかなり鋭いのでちょっと使うのが躊躇われましたが、使ってみればよかったな。

また次も同じ麺を食べたい。


この後は、夫は前回も来たというビアバーへ。

その間に私は永康街をぶらぶら。ここでもかわいい雑貨や美味しそうなお菓子が色々あり、お菓子を買いました。

お茶「呉寶春麥方店」(臺北信義旗艦店)


夫と落ち合って、MRT象山駅へ移動。世界一のパン屋さんで軽くイートインです。冠軍的滋味(チャンピオンセット)360元、夫は確かマンゴーヨーグルトスムージー180元、私はライチ&ローズのソーダ140元。
チャンピオンセットは、メニューをよく読み返してみると酒釀桂圓/荔枝玫瑰/梅引茶香とあるので、このスライスそれぞれ違ったのかも…ちゃんと全部半分ずつにすればよかった…!エシレバターの表記は法國ECHIRE奶油、何となく伝わる。エキストラバージンオリーブオイルは特級初搾冷壓橄欖油…ほうほう。
奥のトゲトゲした成形は春鹽布里歐ブリオッシュ。

とてもリッチでしたが、ここへエシレバターをつけるという旅先でないと許されないカロリー!でもおいしい!
パンの買い物をしたかったのですが、帰国は2日後になるので泣く泣く諦めました。夕方でだいぶ品揃えも薄くなってきたこともありますし。次回は帰国日にしっかりと買い込めるような日程だといいな。

観光


呉寶春麥方店からも歩いてすぐの台北101を目指します。次第に日が暮れていき、ライトアップされますと幻想的。

ふと横を見ると、行ってみようとしていたBreeze微風廣場があったので入ってみました。ふむふむ。

もっと地元っぽいスーパーマーケットに行きたかったので、ここはちょっと余所行きのような感じがしました。さて、101の展望台へ上がります。JCBカードだと少しディスカウントされました。認識していなかったのでラッキー。
混んでいて展望台へ上がるまで40分程度かかりました。その間、台湾の魅力をアピールする映像を見たり掲示を見たりして、台湾の知識が乏しい私には「ここにも行ってみたい」等々しっかりと洗脳されました。
さて89階からの眺めは独特の夜景が広がっていました。

煌びやか。そして先ほどの微風廣場とその隣の高層ビルが眼下にあるのを考えると、足元がひゅんっ…!とします。

外の飾りを見つつ、下も見ると、さらにひゅんっ…!とします。

さらに階段で91階へ上ると、屋外展望台が解放されていて、ガラス越しでない夜景を楽しむことができました。時折、松山空港へ降りていく飛行機も見えたりしました。

TMD(チューンドマスダンパー)。


これらのお陰で安定した超高速ビルが成り立つのですね…。
いつか年越し花火を見に行ってみたいです。

そこから歩いて、通化街夜市(臨江街観光夜市)へ。

何となく手が出ず、そぞろ歩きを。

独特の雰囲気とにおいに包まれていました。

最初から最後まで歩き、Uberでホテルに戻りました。午後はだらだらと食べ続ける感じで漫然とお腹がいっぱいでしたので、さっさとお風呂に入って終わりにしました。
と思ったのですが、ちょっと小腹が空いたため、補充してくれるおやつや、これまた本日も補充してくれたフルーツをカットしていただいたものやお昼の残りのフルーツやらをつまんで寝ました。

20,555歩を歩いたので本日も充実のくたくたでした。