2024年日光篇:日光金谷ホテル、メインダイニングルーム、日光観光、あさやレストハウス

4月30日 / 4月30日ディナー / 4月30日バータイム / 5月1日

朝食「メインダイニングルーム」

朝食付きのプランで、こちらのメインダイニングにて。以前このダイニングでディナーと朝食をとった時は第二新館側の方だったので、今回こちらで朝食をとれて嬉しいです。

ジュースは、デフォルトのものからも選べますが、つい追加料金+200円で金谷ホテル指定農園「アップルランド・しまだ」リンゴジュースにしました。夫は同じく追加料金でブラウンスイスヨーグルトドリンク。

サラダはシャキッとしていて美味しい。
トーストとバターロール。これは二人分。

旅先なので、バターもいちごジャムもオレンジマーマレードもしっかりと堪能します。
カトラリーにも金谷ホテルのシンボル笹竜胆。

卵料理はプレーンオムレツにしました。

いい色です。那須三元豚三種(ハム・ベーコン。ソーセージ)が添えられています。
コーヒーにはコーヒーに合うエバミルクを用意しているとかで、入れてみました。

所謂フレッシュ等は苦手と感じているのですが、これはコクが出て美味しい気がします。いいな。コーヒー自体もさっぱりして朝に飲みやすいので、ブラックでも美味しいと思います。

第一陣のちょっと後に来たので、私たちが食べ終わる頃にはお客さんたちが退室していました。

お冷を入れるピッチャーがとても重そうだけど、昔からこの形のようです。

手前の窓枠の下にあるのはスチームハンマー、暖房設備として現役のようです。
退出する際、昨日のガイドツアーであまりゆっくり観られなかった昔の食器などの展示を鑑賞します。

右上の青い食器はTOTOのものだとか。意外な歴史もあるのだな。
三角形の型は、富士山アイスクリームを作るためのものですが、こちらで流石栃木県なので男体山アイスクリームと呼ばれているそうです。

披露宴で使われているとか。実物見てみたいなあ。

ホテル内散策

ダイニングを出てフロントの吹き抜けを挟んだところのスペース、何と呼ぶのかな。ダイニングに入る前のひと時を過ごすのでしょうか。

日光彫のテーブルも見事。ホテル内のあちこちにあります。

ダイニングとの間のガラスは昔ながらのフロートガラスに木の枠で、ずっとずっと大切にしてほしい。
鹿のはく製が飾られています。

つくづく、ここがかつての1階でその下に見えるフロントやショップ、正面玄関のフロアは掘り下げたものだと思うとすごい工事をしたものだなあと感心します。
ダイニング前の階段。擬宝珠ランプは葵の御紋入りです。

この右奥の扉が小食堂。その右側を奥に進むとここもギャラリーとなっていて、貴重な写真や展示物があります。

今回は一つずつじっくり見て回りました。
かつて使用されていた銀のポット。うっとりです。

ホテルラベルの一覧もありました。

これはじっくり眺めたい。
あちこち飛びますが、ロビーのレターデスク。

なかなか手紙を書くことも少なくなりましたが、チャレンジすればよかったかな。
メインダイニングの、第二新館側の入口が開いていたのでちょいと失礼して。

格天井になっているので雰囲気がだいぶ違います。

ホテル内散策後、荷物をまとめたり、コーヒーを飲んだりしながらチェックアウトまでの時間を過ごしました。部屋を出て何度も通った中庭を改めて眺めました。

空に突き出している構造物が、バーの暖炉の煙突であることを改めて認識しました。
ホテルショップでパンを買い、チェックアウトし、クラシックホテルパスポートを受け取り、荷物を預けて出掛けます。
まずは、ギャラリー「金谷の時間」でさらに金谷ホテルの貴重な品々を拝見。

かつてのある時期の金谷ホテル周辺の模型です。鉄道も走っています。工場もあります。
そしていよいよホテルの敷地を出て、軽く観光です。

雨が降りそうなので、今回は軽い観光にとどめています。

日光観光

前回、輪王寺の宝物殿は大修理中で壮大なイラストで囲まれていました。修理中の様子を見れたのも面白かったです。今回は綺麗になったね、というのを外から確認しました。
東照宮の方へ向かって雰囲気を味わったら…。

二荒山神社の方へ流れます。

相変わらず杉が見事なので、春先には伺うことが難しそうだなあと思ったり。

平日ということもあり、さほど人出は多くありませんでした。
更に静かな山内古道を歩きます。

本宮神社とか。

館自体も興味があったので、ランチにと明治の館の界隈へも足を伸ばしましたが、ここはかなり混雑していました。食事処が少ないこともあって集中するのかな。雨も強く降りだし、結構漫然とお腹が空いているような空いていないような、旅行2日目の独特の腹具合をどうしようかと協議した結果…。

昼食「あさやレストハウス」(栃木県日光市)

神橋すぐそばのこちらのお土産屋さんの二階にあるレストランにしました。観光地らしい感じで中は広かったです。いい感じの窓際は「予約席」の札があったので、逆に小上がりの方でゆっくりすることにしました。衝立の向こうはこんな感じで緑を眺める感じ。
私はゆばラーメン1,200円。

たっぷりのゆばもいいし、出汁が効いたラーメンも美味しい。今日のランチにちょうどいいいっぱいでした。右上は夫とシェアした生ゆば刺身880円。これまた優しい味わい。
夫はゆばそば膳1,650円。

ゆばそば、巻ゆばと山菜煮、ゆば佃煮、笹おこわのセットで、これもまたいい具合でした。

とにかくすごい雨でしたので、今日はもう帰ろうということにしました。ホテルに戻り、荷物を受け取って、路線バスに乗って東武日光駅へ。その時にすぐ取れる最短のスペーシアに乗り、東京へ戻ってきました。本当に時間旅行をしたような不思議な一泊二日でした。日光自体はまだ行っていないところも多いので、いずれまたと希望を持っています。