朝
起きてすぐ位の、まだ静かな京都駅前。泳ぐのが好きな夫は、ホテルグランヴィア京都のグランヴィアフロア宿泊で無料で利用できるホテル3階のプール&フィットネスジムへ出掛けてひと泳ぎ。その間、私は部屋で朝風呂を。
朝食「グランヴィアラウンジ」(ホテル内)
グランヴィアフロア宿泊の場合、朝食はカフェレストラン「ル・タン」か和食の「浮舟」も選択できますがやっぱりこちらのラウンジで過ごすことにしました。おそらく品数はカフェレストランより少ないと思われますが、選び抜かれた品々をゆったりとした眺めと雰囲気の中でいただけるのが嬉しいです。
食パンもこんがりトースト。ちょっとやり過ぎましたが…。
冷たいスープはわざわざサーブしていただけます。
卵料理は3種類あり、私は九条ネギと牛肉のスクランブルエッグにしました。
何というおいしさ…。夫はオマール海老のスクランブルエッグにしていました。が、鰻と柴漬けオムレツも気になり結局こちらはシェアしました。色々贅沢だなあ。
クロワッサンもきちんとリベイクして頂きます。アイスコーヒーを牛乳で割りアイスカフェオレをお供にしました。ホテルメイドのパンなのでもう本当にどれをいただいても美味しい。
パンオショコラも。
そろそろデザートにしました。
朝のデザートはあまり食指が動かなくなっていましたが、こちらのラウンジのはどれをいただいても美味しいので、遠慮せずいただきました。
ラインナップから全部いただいたわけでなく、まだほかにも品数があったということにも驚きです。程よく満腹になり、テイクアウト用に1杯アイスカフェオレを作って退出しました。
食休み後、ホテル内を散歩して、3階のプール&フィットネスでの11時からのストレッチのクラスに夫と二人で参加してきました。ウェアも無料で貸し出して貰えるので手ぶらで行けるのもありがたい。五十肩に気を付けながら普段伸ばさないようなところもあちこち伸ばしてリフレッシュしました。12時チェックアウトなのと、シャワールームが込み合っていたので部屋に戻り、ささっと身支度を整えて、荷物をまとめてラウンジへ。
おやつ「グランヴィアラウンジ」(ホテル内)
チェックアウト手続き後、1時間ほどはラウンジを利用できるとのことで、本を読みながら運動後の冷たい飲み物とおやつをつまんで過ごしました。
私は、ナッツチョコとかハーブキャンディとかでさっぱりと。
夫は焼き菓子をいたく気に入って、今日も楽しんでいました。
ホテルを後にして、伊勢丹の地下をあれこれ見てお土産などの下見をし、予約した14時半のウェルカムバスに乗り込みました。
ホテル「東急ハーヴェストクラブ京都鷹峯」(京都市北区)
2017年にも宿泊して、その環境がとても気に入ったので再訪しました。4人まで宿泊できる広々としたお部屋です。
ウェルカムお水とお菓子。
デスク回り。
丹前や浴衣が引き出しに入っています。
袋はお風呂に行く際の荷物入れに。
冷蔵庫とかミニバーとか入り口付近とか。
棚の上の黒いものは花器で、以前は生花が活けられていました。考えたらすごいことだったのだなあと思います。
お茶類。
洗面所。
アメニティ。
パッケージだけだと何が何だか分かりませんが、歯ブラシ、シャワーキャップ、綿棒があれば私はとりあえず大丈夫。コットンやカミソリ、ブラシもありました。
お風呂。
何だか落ち着くお風呂です。大浴場がある場合は使わないことが殆どですが、この日や役に立ちました。
ベランダからの眺め。
今回は、本館向きの方でした。
ベランダの眼下に見える白いのは、大浴場の所にあるオブジェ。鷹峯は花札の「芒」のモデルの山だそうで、このような月をモチーフにしたオブジェが正面玄関やこちらに飾られています。今回この場所の謎が解けました。
向かって右の温泉大浴場・宙(そら)の洞窟風呂だったのだということと、上に穴が開いていて3日目夫が入った時にしっかり雨が降り注いでいたとのことでした。不思議な露天のような洞窟風呂で面白いです。
まずはお風呂へ行きました。向かって左の温泉大浴場・地(くに)が初日は女性用となっていまして、奥まった場所にある狭い立ち湯が大好きだったことを再認識しました。このサイズ感がとても好きです。ここの水風呂は冷たすぎないので私にも入りやすくてありがたい。
夕食「渓涼床」(京都市北区 しょうざんリゾート内)
ホテルと同じしょうざんリゾート内のこちらの渓涼床に再訪です。
17時からと早目の時間でしたが、ゆっくりと暮れていく様子も楽しみながらの夕食を楽しみました。心なしか、そんなに暑くないのは川沿いだからということもあるのでしょうか。
お料理は、私は床会席「蛍火」10,890円、夫は「華洛」13,310円を予約していました。予約した時点では7月のメニューを見ていて貝類などが入っていなくてちょうどよいと思い、そのようにしました。いざ当日メニューを確認したらしっかり帆立が入っていて、ちゃんと旬が反映されているなあと。事前にアレルギーの件はお伝えしていたので問題なしです。
私は柚子トニック、夫は日本酒やハイボールなどアルコールを色々とで乾杯。結婚記念日的な意味合いのディナーでした。
前菜の、湯葉割りぽん掛け 枝豆 鱧寿司 酸漿トマト 獅子唐 紫蘇蓮根 ヤングコーン粒辛子和え。
吸い物の、玉地蒸し仕立て 鱸酒蒸し 冬瓜 霰 木の芽 アスパラ
季節感のあるランチョンマットも素敵です。
向付の鱧落とし 梅肉 レタス 間八 蓮芋 あしらい
冷し鉢の、丸茄子冷やし霙餡掛け 滑子 ミニ小倉 パプリカ 振り柚子
器が可愛いので、出てきたところ、開けたところ。
焼き物は、鮎塩焼き 蓼酢卸し 茗荷 大根醤油漬け
帆立であるところは鱧にしていただきました。
鱧の卵を塗って焼いたのでしたっけ、こちらも大変美味しかったです。
酢の物は、合鴨と海月辛味噌掛け アスパラ しろ菜 貝割れ アルファルファ 椎茸 ラディッシュ
白米 香の物 留め椀
京の輝きという酒米でした、大粒で弾力がありあまい。
留め椀と香の物と。
水物は、葡萄寄せ 西瓜のところ、私はキウイフルーツに。
涼やかな締めくくりでした。スタッフの方の軽妙な温かい接客ぶりにも和みました。いい時間を過ごさせていただき、部屋へ戻ります。
まだこんなに明るい。
観光
食休み後、夜ウォーキング開始です。玄関部分のオブジェ、そういえば夜に見たことが無かったのですがこのような幻想的なライトアップがされているのですね。
道路まで出て振り返ったところ。
てくてく南下していきます。このウォーキングには目的があったのですが、途中の北野天満宮で夜の雰囲気に魅了されました。
普段はもっと早く閉まるのですが、何やら行事をしているよう…ぐるっと回ると、七夕の神事で御手洗川足つけ燈明神事が開催されていたようでした。
もう少し早く来れば受付に間に合ったようですが、雰囲気だけでも眺めさせてもらいましたのでよかったです。
期間中は20時閉門で夜の雰囲気を楽しめます。
思わぬ北野天満宮参拝でした。
そして目的地は、こちらの山城温泉という銭湯です。
ホテルにも温泉があるのにと思いますが、京都の銭湯は趣もありある意味観光の意味合いもあるかなと思い、夫についていくことにしました。比叡山で採取した薬草を使用した山城温泉オリジナルの薬湯や露天風呂も気持ちよかったです。
ただ、ここでもう私の電池が切れてしまいました。サウナも入る夫を待合室で結構待ち、疲れ果ててしまっていたので流石に帰りはタクシーでホテルに戻りました。夫はこちらの山城温泉をいたく気に入っていたのでそれは何よりです。
本館から宿泊する南館との行き来するスロープカー。
この中が快適に涼しかったです。
部屋に戻り、今回は初めてランドリーを利用しました。その予定だったので洗剤は自宅から持参しましたが、フロントで50円でも販売しています。洗濯から乾燥まで無料で利用できるのは大変ありがたいです。
私は力尽きていたので、乾燥機に入れるのと回収は夫にしてもらいました。
髪が長いため銭湯では洗っておらず、とはいえ大浴場へも行く体力が残っていなかったので、初めて部屋風呂で髪を洗いました。やっぱりお部屋にもお風呂があるって大事だなあと実感した次第です。何とか髪を乾かすところまで頑張って、ばったりと眠りに落ちました。