神奈川:箱根「メインダイニング・ザ・フジヤ」

4月14日 / 4月14日ディナー / 4月15日

念願の富士屋ホテルに夕朝食付きのプランで宿泊しました。あまりにあちこち写真を撮りまくって宿泊記の方が長くなるので、レストランは分けることに。

予約はデフォルトで17時半で最初の回でした。入り口から風格に溢れています。階段の向こうはなんだろう。

この手前で右に折れ、ダイニングルームへ案内されます。
セッティングされたサービスプレートにはメニューが置かれています。

夫はワインペアリング3種をオーダー。ノンアルコールもペアリングがありましたが、基本的に甘い感じの飲み物を食事の時に飲むのが苦手なので、最初の一杯だけパリ セズィエーム ブランというノンアルコール スパークリングを。

乾杯。

窓際で花御殿が向こうに見えます。明るいうちからのディナーなので景色も楽しめるのがよい。
部屋のビデオで見た、丁寧に修復された草花の絵の木製パネルたちの格天井。

柱の下の方には、従業員の方をしっかり見張る3代目社長を模したアート。

そうこうする内に春のキャロットラペと人参のムースが運ばれてきました。

イクラまで乗っていてゴージャス。人参の甘みを存分に味わいます。
くぬぎ鱒のマリネとタルタル 小田原産蜂蜜のソース。

マリネもタルタルもよき。タルタルはシャキシャキとしたアクセントがありました。苺も鱒と一緒に食べたりして、洒落た味になるものだなあ。
パンはまずバゲット。

パンも美味しい。後からまた別のパンをお持ちしますとのことで、期待も高まります。バターがやたら可愛い。
新玉ねぎのポタージュ。

季節感にあふれる一杯でした。旨味と甘みが凄いです。
ゆったりとした時間を過ごしつつ、椅子やカトラリーにも富士屋ホテルのマークがあるのを眺めたり。

修復はそれこそ何から何までで、家具の修理も一斉に行っていました。椅子も座面を張り替えたり、木の部分の塗料を塗りなおしたりなどしているようでした。
そしてクルミパンと全粒粉パン。

これも進みます。
ふと、フォークの形が変わってるなと気づいて撮ったもの。

真ん中が十文字に開いています。意味があるのかよく分かりません。
真鯛のプレゼ 春キャベツと筍 貝類のナージュ仕立て…は貝が使われているので、貝ではないもので対応いただきました。肝心の写真を撮り忘れていることに今気づきました…。カトラリーに気を取られている場合ではありませんでした。
夫が撮っていたので、貝が使われているバージョンの写真。

お口直しのグラニテ。

さっぱりしたところでお肉料理は国産牛フィレ肉のロティ マデラソース プティポワのフランセーズ風。

一瞬赤い…!と思ったのですがお肉の火の入り方が絶妙で、大変柔らかく美味しかったです。付け合わせのまめまめしさが豆好きとしてはとても好みでした。
デザートは、苺と苺ムース ミルクアイス添え。

春らしさ全開のラブリーなデザートでした。ミルクアイスと苺ムースを合わせるとさらに変化してよい。
ホットコーヒー。

小菓子はマカロンとスワンシュークリーム。

スワンシュークリームが最後の最後に出るなんて、どこまでも手が込んだものを出してくれるのだなあと感心してしまいます。
大満足でレストランを後にしますが、入ってくるときに気になっていたかつてのカトラリーや食器などの展示をこのタイミングでじっくりと拝見。

沢山あるのですがほんの一部。
トーストラックは永遠の憧れ。

ワクワクする展示でした。

その流れで夜の外観を鑑賞しに少々散歩しに出掛けました。

メインの玄関。
庇の灯りも可愛かったです。

食堂棟の入口。

レストランは1階で、ショップやバーにすぐ行ける回転ドアが設えられています。
ちょっと下ってみました。

何処から眺めても素敵。
1階のテラスへ上がってきたところ。

西洋館の正面。

ずっとうろうろしていても飽きなかったのですが、スパの混雑も避けたくある程度で切り上げて、お風呂にしました。

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