2023年長崎篇:ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒルホテルの朝食、軍艦島デジタルミュージアム、旧香港上海銀行長崎支店記念館、雲龍亭 浜んまち、i+Land nagasaki

6月24日 / 6月25日 / 6月26日

朝食「Pavé(パヴェ)」(ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒルホテル内)

朝食ビュッフェは6時から。朝食の後は夫と別行動のため、早めに朝食会場へ向かいます。ざっとビュッフェ台を見まわして、今朝はお粥にしようと決めてまずはサラダなどの冷たいお皿の部を頂きました。梅づくしのノンオイルドレッシングでさっぱりと。

オムレツは、具をココット皿に入れて渡してシェフに作ってもらうスタイル。マッシュルームと小ねぎ、チーズにしてみました。

ところてんとかメカブとか、お味噌汁にはワカメとか、海藻類が好きなのでついついたくさんいただきます。
郷土料理のコーナーで、皿うどんを。またホテルメイドのカレーもついつい食べたくなるので、こちらの2点は夫とシェアしました。

どちらも美味しかったです。カレーの上に唐突に乗っているのはチェダーチーズ。少しはとろりとさせることができました。
デザートの部。ヨーグルトと果物。

果物のコンディションがよかったのも嬉しかったです。
出口でコーヒーをテイクアウトして部屋に戻りました。夫は身支度して先に出掛けました。

私は9時ごろまで、ラヴィット!を見ながらだらだら過ごしました。夫がホテルの会員になったので、部屋に余裕があれば14時までのレイトチェックアウトが可能とのこと。今日は大丈夫だと確認したうえで、荷物を部屋に置いたまま私は私で観光に出掛けました。

観光

軍艦島デジタルミュージアムがホテルのすぐ傍にあり、まずはこちらへ。入館料1,800円(グラバー園の半券があると割引になるので、ちょっと悔しい…)。実際に30号棟にお住まいだった方の説明で大きなスクリーンでの映像を見ながら歴史を改めて学びます。そして様々な資料を見学。一番の売りは軍艦島VRで、軍艦島の立入禁止区域をVRで仮想上陸できるというもの。ものすごい浮遊感も味わいつつ、2021年当時の島の様子をつぶさに見学することができました。
実は夫は実際に軍艦島上陸クルーズに出掛けており、無事上陸を果たしてきたようです。私は船に自信が無かったのと、このスケジュールではしんどくなりそうだなと思い、悩んだ挙句行かないことにしておりました。後からそれは私にとっては正解だったかなと。万全なら行きたい気持ちもあるのですけどね…。

お次はこれまたすぐ傍の旧香港上海銀行長崎支店記念館を見学しました。観覧料300円。

銀行としての展示というより、「長崎近代交流史と孫文・梅屋庄吉ミュージアム」という内容の方がメインの感じでした。多くの展示でタブレットでの説明がされており、それにタッチためのビニール手袋を渡されます。
上海と一番近い日本は長崎なので、それで電信用のケーブルはここに引くことになったのか…と宿泊したANAクラウンプラザの敷地の入口にある国際電信発祥の地の碑を思い出していました。
また、長崎の一等地はてっきりグラバー園のような高台だと思っていたのですが、そうではなくこの銀行などがあるメインストリートに面した細長い一帯だというのも学びました。地盤も違うのかなあ。

結構な雨が午前中降っていましたが、ホテルは近いのですぐに部屋に戻れるので便利。身支度を整え、荷物をまとめてチェックアウトしました。今日はありがたいことにちょうど長崎市内バス・路面電車運賃無料デーが開催されていました。路面電車の大浦天主堂電停から新地中華街で乗り換え、大波止電停で降り、軍艦島上陸クルーズから帰ってきた夫とゆめタウンで待ち合わせました。荷物をロッカーに入れ、お昼ご飯をどうしようとあれこれ近所を散策しながら検討した結果、折角路面電車無料デーなのでさくっと思案橋電停まで乗って出掛けることにしました。驚いたのは、電停から降りてすぐ、町中が焼き餃子の香りに包まれていたこと。夫もそう思ったみたいで、「もう美味しそう…」と同じ感想を漏らしていました。

昼食「雲龍亭 浜んまち」(長崎県長崎市)

長崎は一口餃子も有名らしく、食べる量も調節できそうなのでこちらのお店へ向かいました。渋い店構えの1階カウンターに座らせてもらい、キモテキ(肝焼)を各自。これは柔らかくて美味しい。夫はアルコールなども。
やがて一口餃子を各自1人前10個ずつ。

皮のサクッとした感じと軽やかな肉あんであっという間に食べてしまったので、1人前ずつ追加しました。大変美味しかったです。本気で食べたら50個くらいは食べられそうな気がします。

再び思案橋電停から大波止に戻り、荷物をピックアップして、伊王島までフェリーで行きました。

ホテル「i+Land nagasaki(アイランド ナガサキ)」(長崎県長崎市)

夫が見つけてきたリゾートで、1泊2食2名テラスロッジファミリータイプで4万円弱。あまりよく分かっていなかったのですが、バブル崩壊で色々あったホテル群を温泉掘削に成功したエリアなど新規に開発した諸々と合わせリゾート地にしているようでした。全貌がよく分からないまま、港から一番メインのピンが立っているとGooglemapで判断したガーデンリゾートまで雨風の中歩いて辿り着いたところ、「ここではなく、橋を渡った向こうのポートエリアの方のフロント」と教えてもらいました。泊まるエリアが複数あり、途方に暮れそうになりましたがシャトルバスが運行されているのでそちらに乗り、運転手さんに「ペットと泊まれるところと覚えておくとよい」と教えてもらいました。実際の私たちの宿は違うのですが、そういう場所もあるらしいです。
やっとこさ本来のフロントにたどり着き、手続きをしますが部屋に入れるのは17時からのプランだったようで(夫が予約してくれたのですが、彼もあまり把握しておらず、私はさらに何が何だか)でも施設は使えるとのこと。荷物を預け、今日中に入っておかないと明日は休業してしまう長崎温泉Ark Land Spaへシャトルバスで向かいます。

Ark Land Spaは、宿泊者であれば水着もタオルも無料レンタルでき、サイトに掲載されているようにスパテーマパークで歩行浴などして寛ごうかと思ったら、更衣室が大混雑で阿鼻叫喚。これはファミリー用だったのか…と戸惑いつつなんとかお互い着替えた夫と合流し、大混雑した中居場所を見つけて少し温まりました。が、落ち着かないので早々に退散。同じ建物内のArk Land Spa温泉大浴場へ移動しました。こちらはある程度静かに温泉を楽しめました。ただ、洗い場などは荒れているなあという印象…。展望露天風呂は誰もいなくてとてもゆっくり過ごせました。こちらの洗面所はあまり基礎化粧品的なものが置かれておらず、荷物を慌てて預けたことに大後悔。そもそも持参したシャワーキャップ(というかANAクラウンプラザで使ったのをそのまま持ち帰っていた)も預けてしまっていたので、だいぶ髪も濡れてしまっておりました。色々考えが及ばない行動になっていてあわあわした入浴でした。あちこちのトイレではトイレットペーパーの補充もなく、水の提供もままならない様子でもあり、17時近くになったこともあり、ポートエリアのフロントへ戻ることにしました。

テラスロッジはリゾートの中でも新しい建物というかプレハブ2階建て、そして2階の部屋がアサインされたので荷物は階段を雨の中えっちらおっちら持って上ることに。夫が居てくれてよかった…。部屋はこんな感じ。

靴を脱いで上がるタイプで、全室オーシャンビューとなっています。サンダルも用意されているので、雨が酷い時にはむしろ裸足でこちらを利用しました。

ファミリータイプなので布団なども4人分の用意があります。

カップとかもすべて4人分。

本来はハンモックの用意がありますが、雨なのが残念。こればかりは仕方ありません。

洗面所。

お子様にも配慮した、低い位置の鏡も微笑ましい。シャワーブースは使用せず。
アメニティーもシンプル。

細長い部屋の壁、ベッドの向かいにはこの島の地図が描かれていて、いつもこれを眺めている内に全貌を把握してきました。

夕食の時間まではまだ暫しあるので、なんだかんだ疲れてしまっており昼寝など。実は私は温泉に入っても全然身体が温まらず冷えて仕方がなかったのですが、夫の方は湿気もあり室温をがんがん下げないとツライという状況にあり、夫を優先した結果、私の方が芯から冷えてしまいよろしくない状況に…。

夕食「シーサイドバーベキュー」(ホテル内)

バーベキュー食べ放題飲み物も飲み放題というプランでした。とにかく夫はバーベキューが大好きなので、これありきでこの宿泊施設だったのかもしれません。お肉の他、焼き野菜やサラダ、ナムルなどあれこれ盛りつけてバーベキュー開始です。火があるのがありがたい…暖を取りながら、またブランケットやドリンクはすべて冷たかったので熱いほうじ茶もご用意いただき感謝しております。本当にありがたい。

途中で長崎諏訪神社のくんちに奉納される伝統芸能の龍踊りのおもてなしもありました。

各テーブルを回って記念撮影をしていただきます。長崎旅行気分も盛り上がります。
バイキングの醍醐味?夫のビールが進むプレートです。

我が家は雲仙ハムがお気に入り。

私も身体がだいぶ通常になってきてお腹も満たされ、カルピスをいただいたり、デザートにソフトクリームを貰ってきたりと回復しました。

絞った直後はいい感じのフォルムだったのですが、自席に戻る際に倒れてきてこのありさまでした。まだまだ修行が足りません。
もう少しお腹の余裕があったら食べたかった混ぜ麺…夫が雲仙ハムトッピングで仕上げていました。

部屋に戻り、食休みしつつ『ラストマン』を途中まで見て、今度はすぐ近くのミナトホテルのミナトスパへ。裏から歩いて行けます。ほぼ誰もいなくてゆっくりしっかり温まりました。ローズマリー風呂か何かだったようですが、もう営業時間終わりに近いので出涸らしのような感じにはなっていました。それは仕方がない。一日の終わりに髪を洗うので、風力強めドライヤーもしっかり使えましたし、化粧水の類もきちんと用意がありました。
ヒーリングラウンジも静かで人もまばら、デトックスウォーターも不足なく用意があり、雑誌などめくったりして静かに過ごせました。夫と待ち合わせし、再び歩いて部屋へ戻りました。
岩盤浴のことしかサイトにはほぼ書かれていませんでしたが、このタイミングでこのお風呂の選択は私にとってはベストだったかも。とにかく身体が温まって本当にほっとしました。