東京:恵比寿三越 日光天然氷のカキ氷


今日は、プレ結婚記念日でデートでした。

まずは、夫が何故か観がっており、前売りを安く買うルートがあったとかで、
特典のストラップまで合わせて自ら入手してきた、このちょんまげぷりんを観に行きました。

ストラップがかなり可愛いのですが、
携帯につけるには大きすぎてどうしたもんだか。

以下、いつものようにネタばれありです。

映画は、江戸時代からタイムスリップしてきた旗本が、
シングルマザーの母子と出会って、
ひょんなことからお菓子作りの才能に目覚め、
いや、家事全般めちゃくちゃ有能なのですが、とりわけお菓子作りがうまくて、
その才能を活かして暮らしていく…そして!
というお話なのですが、随所に笑いが散りばめられていて、
しかしながら育児として叱るべき処を叱るシーンには引き締まる思いもするし、
ほんのり涙も出てしまうシーンもあって、とっても面白かったです。

ただ。
どうしても残念なのが、エンドロールで流れていた未公開シーン。
ともちゃんが風邪を引いたときにプリンを作って差し出すのが
唐突な印象を受けました。

それはエンドロールを観て納得。
家の中を片付けて、本棚の中から、
後のお菓子コンテストの審査委員長となるパティシエの本を見つけ、
プリンを作ってみるというシーンが丸々カットされていたようなのです。

タイトルにもなっているプリンとの出会いは、それよりも前に、
ともちゃんが簡易的なプリンを安兵衛に差し出した処ではありますが、
それをさらにカスタードプリンというパティシエ的な領域にステップアップさせるシーンは
とても重要なのではと思いました。

コンテストで「あの本の人だ!」って思いを強くするようなシーンも
カットされたんだなあと云うのが見えると、ちょっと残念。
ゆう子寄りの描き方をすることにしたのかなあ、なんて思ったり。

にしても、錦戸亮くんっていい顔立ちなのに、何処となく哀愁があって、
影があって、なかなかですねえ。
河童姿は衝撃的でしたが、大爆笑です。

恵比寿ガーデンシネマでは、実際に使われたグッズが展示されていました。

この映画のために、お侍の所作の他に、お菓子作りも辻調に通ったそうです。
鮮やかな手つきでしたよ。

映画を観終わった後、プリンやケーキを食べたくなるかと思いきや。
意外となりませんでした。
確かに美味しそうなお菓子がたくさん画面には現れましたが、
小道具としてさーっと映ったくらいで、あまりそそられるような扱いではなかった気がします。

で、そのまま三越の地下にある期間限定のブースで、
伝統製法で作られる天然氷を使ったカキ氷を食べることに。

特性の黒糖のシロップがおススメとのことで、勧められるままに。
氷室の氷って、ふんわりと柔らかくて美味しい。
しかも大好きないわゆる氷を掻いて作られているかき氷なのです。
黒糖の香ばしいシロップも素朴でいいです。

涼を取った後は、例のモニュメントを久々に拝みに行きました。

恵比寿ガーデンプレイス自体、もう随分来ていなかったんですが、
その間にいろいろあって、このモニュメントもひとまずまた観ておこうかなと思った次第で。
写真を撮っている人がひっきりなしにいて、
私も少し待ったくらいです。
花男効果ってすごいですねえ。

夜は、渋谷の四季旬菜 桜ヶ丘にて、おまかせコースを頂きました。
ミシュラン1つ星獲得・久保友彦が代表兼総料理長を努める伝統を引き継いだ日本料理とのことで
とても楽しみにこの日を待っていました。

カウンターに通されて、飲み物を頼むとまもなく最初のお皿が運ばれてきました。
どれも確かな仕事が目にも美しく、運ばれてくる度に
ほお…と二人してため息を思わず漏らしてしまい、
口に含むと、うーむ…とうっとししてしまう、その連続でした。

夫もまずは最初の生ビールを飲み干した後は、
黒龍 三十八号の冷やに切り替えて、しみじみと味わっておりました。
私も烏龍茶を従えつつもちょっとだけ御相伴に預ります。

葉月のお献立は、全9品。
サイト等で見たメニューとは少し違った部分もあるので、覚えている限りのメモを。
先附:小倉と茗荷子小柱和え物
八寸:小茄子田舎煮、白瓜チーズ射込み 南瓜ムース、ポテトサラダをスモークサーモンで包んだもの、
衣かつぎ、と後もう一つ何か。
造り:マグロの山芋和え、かつおのたたき、アラ、タコ
中皿:夏ふぐのフライ 伏見唐辛子
しのぎ:冷し茶碗蒸し 海老 枝豆
温物:和風ポトフ 牛ほほ肉 プチトマト 芽キャベツ 小芋
焼物:鰆の味噌焼き
食事:じゃこピラフ 桜海老 浅月
水菓子:青梅の蜜煮

出汁の味わいが素晴らしく、冷たい茶碗蒸しが絶品でした。
雲丹も乗ってて豪華極まりないです。
なので、八寸の小茄子田舎煮も出汁を食べているような一品でよかったなあ。
普通にお味噌汁とかも飲んでみたいです。
後は、水菓子の梅が好きでした。
梅好きにはたまりません。

実は、このコースはサービス料込みで12,075円なのですが、
今我が家で大流行のネットクーポンで5,000円という破格値だったのです。
この価格でいただくには申し訳ないくらいの内容に、
ひと時の非日常を存分に味わって、隠れ家的なお店を大満足で後にしました。

今回はPREPONでしたが、色んなサービスがあるので、
気になったクーポンを色々試してみるのをおススメ。
今の処、購入したクーポンは全て素晴らしくよかったです。
なんせ短期間での販売なので、この購入は夫のチョイスに任せてます。
聞くと、続々とクーポンを買っているらしいので、
次も期待してしまってますよ。