2022年秩父篇2:旅館 比与志の朝食、秩父鉄道、長瀞、阿左美冷蔵、秩父そば、みそポテト

12月10日 / 12月11日

散歩

お風呂に早朝から入って温まり、7時に宿の出入りが自由になってから外に少しだけ散歩に行きました。武甲山が見える所まで歩いて拝み、戻って朝ごはんです。

朝食 旅館 比与志内

1階の朝食会場には素敵な床の間のようなスペースがありました。朝食時間はチェックイン時に選ぶことができて、私たちは7時半の回にしました。
ずらりと並んだ品々にテンションが上がります。こちらの旅館では「ちちぶの旬♪二十四節気のあさごはん」と称して2週間ごとにメニューが変わるのだそうです。この日は【大雪】の時期。

白菜のサラダは特製かぼすドレッシング、柚子・塩昆布添えで、かぼすの爽やかさが素晴らしかったです。かぼすを買って帰ったのでなんちゃってで真似もしてみました。 大粒なめこのお味噌汁やお漬物、ふっくら厚切り銀鮭、青さのりとわさび納豆、などおかず力が高くてとれたて新米(秩父の「彩のきずな」を秩父源流水で炊いたもの)がどんどんなくなります。おひつに2膳ずつ入っていたのですが、さらに1膳ずつお代わりしてしまうほど。

できたて手作り豆腐も嬉しい。

まずそのまま、次にヒマラヤピンク岩塩、最後にお醤油でとお勧めがありそのまま従って楽しみましたが、最後は岩塩に戻ってしめました。
4日間熟成の卵黄の味噌漬けは、謹製比与志のちりめん山椒とともに。

これだけで1膳いってしまうこともご理解いただけますと幸いです。
お茶もあれば、美味しいお水もあります。

デザートには、パティスリーイシノのかぼすバタージャムとヨーグルトに自家製グラノーラをトッピングしたもの。

コーヒーはサービスとのことでありがたい。

10時が宿のチェックアウト時間ですが、お天気もいいしお腹もいっぱいなので動き出したくて9時ごろチェックアウトにしました。西武秩父駅でロッカーに荷物を預けて、秩父鉄道の秩父駅へ向かいました。御花畑駅に最初は行ったのですが、次の列車まで時間があるので秩父駅まで歩いてしまいました。身体が一層温まってきっとカロリーも消費したと思いたいです。

観光

長瀞駅で下車し、ふと振り返ると駅舎が何だかいい感じなので、撮ってみました。そういえばこの中も素敵だったなと思い、戻って撮りました。

駅前にもセグロセキレイが複数いて、可愛い…。

でもやっぱり撮るのは難しい…。朝の空気の中、荒川を目指します。
結晶片岩の岩畳、テレビでは見てはいましたが実際に見ると迫力があり凄かったです。

荒川沿いに上長瀞方面へ歩きました。観ても観ても全然見飽きません。

歩くのが楽しい河原です。

小石で長い時間をかけて空いた穴など。
秩父鉄道の鉄橋を見上げる位置までやってきました。

迫力があります。

返す返すも『ブラタモリ』をもう一度観たいなあ。
しばしば見かけた石灰石を運ぶ貨物?でしょうか。

残念ながらSL列車の運行は今シーズン終わったので、またいつか観に来れたらな。

おやつ「阿左美冷蔵 金崎本店」(埼玉県秩父郡)

なんだろう、ダブルレインボーみたいな光が入ってしまいました。かき氷好きの夫がずっと食べに行きたいと願っていたお店で、夏は大行列だと聞いております。この時期なのですんなり入れて助かります。
お茶は釜から注ぐスタイルで風情がありました。

押し入れだった場所かなと思うテーブルと2客の椅子だけが収まるスペース、なんだか落ち着きます。

私はかき氷は身体が冷えるので、喫茶メニューからきな粉と黒豆の白玉あんみつ800円を。

黒蜜をとろり。

あんこがとにかく美味しかったです。フルーツもたっぷり、夫ともシェアです。お口直しの梅干しがあるのがまた嬉しい。
夫は念願のかき氷、蔵元秘伝みつ 極みスペシャル あずき粒あん&抹茶あん&白あん付き1,500円です。こちらも梅干し添えでした。

流石、氷の蔵元、美しいかき氷です。私も少しだけ味見させてもらいました。あんこどれも美味しくて氷との馴染みがよいです。
私は折角なので氷屋のアイスコーヒー(冷)700円もオーダーしていました。ちなみにすべて運ばれた時点で現金会計となります。特に下調べをせずに伺ったので、どんなものかを知らずにいたのですが運ばれて吃驚。

グラスの上にこんもりとかき氷が乗っていて、添えられたコーヒーを注いでちょうどよい量になるのだそうです。これは氷屋さんならではかも。楽しい。注ぎ終わった状態。

くるみが添えられているのも嬉しい。
トイレまで辿り着くのが難解でしたが、敷地が広いのだなあと感心しました。
帰り際、私たちが座っていたところを記念撮影。

素敵な時間でした。実は朝食をしっかりと食べたため、結構満腹が続いてしまい、阿左美冷蔵は優先だったので昼食を抜いた次第です。

観光

埼玉県立自然の博物館で色々見学しました。観覧料大人200円とは安すぎないだろうかと心配になります。ここ秩父が海だった頃の証拠の数々も楽しい。

上長瀞駅から再び秩父鉄道に乗りますが、まだ時間があったので待合室で暫し待ちました。今は無人になっていますが、昔はもっと風情があったのだろうなあ。

眺めているとじわじわツボに入ってきました。

看板にある養浩亭は、渋沢栄一が命名した旅館で、その前も歩いて通ってきました。

駅舎のなかをぐるりと。

時間も近づいてきたのでホームへ。

昔からの駅なのだなあと思いを馳せました。

列車に乗ると、しばらくして吊り輪の所に秩父名物がイラストで描かれていることに気づきました。

みそポテトのを撮りたかったけど、ほかのお客さんもいたので自粛ですが、すべてを撮りまくりたい気持ちでした。

昼食「秩父そば 御花畑駅 そば店」(埼玉県秩父市)

といっても夫のなのですが。小腹も空いてきたらしく気になっていたこちらで食べたいとのこと、私はその間ベルクにベルク限定のソルティを買いに行くことにしてしばし別行動にしました。買って戻ってきたらまだ彼は食べていたので、スープだけ一口味見をさせてもらい、ふむふむと納得して秩父駅へ向かいました。
ふと思い出したのですが、以前佐藤栞里ちゃんが上白石萌音ちゃんと弾丸立ち食いそばロケをしたお店だった…!ということでした。

秩父駅で待ち合わせ、色々お買い物をしました。

おやつ

ラビューの席に落ち着き、祭りの湯でテイクアウトしたみそポテトでおやつ。夫は秩父麦酒をおともに。このみそポテトはとてもボリュームがありました。私には完全にこれで昼ご飯と晩御飯になりました。どんな感じのみそポテトも美味しいなあ。秩父に行ったら色んなみそポテトをやっぱり食べるべきと思いました。