室内
ホテル西洋銀座は今年25周年を迎えたそうです。
そのタイミングは全く知らなかったのですが、こちらのホテルにもずっと泊まってみたいなあと思いつつも、バトラーのサービスをどう活用したらよいのやら、庶民の私には全く持って縁遠いお話なので、憧れのまま年月が流れていました。
そこへ目に止まったのが、一休.comが出していたクーポン。
普段中々手が出ない高級価格なのに、「ご褒美」価格で利用できそうなクーポンが25周年記念ということで販売されていましたよ。
私の中では一休のクーポンに外れなしの認識なので、すかさず私の誕生日祝いとして自分で購入してみました。
折角のsakuraスイートですから、チェックインも14時過ぎに早々に。
ゆったりと座って手続きできるのも気分がいいものです。
エレベーター前。
部屋の扉。
廊下。
突き当たりに、部屋を改装したトレーニングルームがあります。
お部屋は玄関から廊下エリアのクローゼット・・・。
そしてミニバーを経て。
リビングだけで十分暮らせそうな広さ。
ソファの居心地がとてもよくて、こんなソファとクッションがあったらいいねえとしきりに言い合っておりました。
そしてTVの壁の向こう側はベッドルーム。
入っていくと、冒頭の写真になります。
ベッドも広々で、サイドテーブルにあるミネラルウォーターはサービスで。
そのベッドからも、TVを見ることができます。
節電のために、ターンダウンサービスは中止しているとのことでした。
合わせて、部屋へ案内するまで電気類は消灯しておく旨の案内がデスクの上にありました。
確かに不在なのに電気がつけっ放しだと私も心が痛むので、それはよいのではないでしょうか。
ベッドルームを更に進むと…。
突き当りがウォーキングクローゼット、右にドレッサーがあり、左にバスルーム。
ウォーキングクローゼットには、バスローブと部屋着がかかっています。
この部屋着がまたすこぶる着心地がよくて、リラックスできることこの上なし、なのです。
私は基本的に、ジャージやスウェットを自宅で全く着ないので、肌触りのよいゆったりしたこういう部屋着がこんなに心地よいとは。
そのウォークインクローゼットの手前には、ドレッサーがあります。
この背面に、バスルームがあります。
ベッドルームを振り返って。
奥行きあるなあ。
ではこの右手にあるバスルームへ。
バスルーム
一昔前のしっかりした造りと云った感じですが、シャワーブースとバスタブが別々なので、入浴しやすいです。
シャワーブースにある椅子は、休憩のため?
とりあえず取り出してしまいました。
バスタブはゆったり。
別々にあると、シャワーフェーズと湯船でバスバブルとか入浴剤とかでのんびりするフェーズに分けて入れるので快適です。
アメニティーはパンピューリ。
植物っぽい香りがとても気持ちよくて、調べてみたら五つ星ホテルやスパなどで利用されている、定評のあるブランドだそう。
ホテルアメニティーは、こうして新しくブランドを知るいいきっかけにもなります。
バスルームに入ってすぐの壁にこんなものがありました。
何かと思ってよく見たら、どうやらスチームサウナができるらしいのです。
しかしバスルームをあちこち見ても、何処からスチームが出るのやらさっぱり判らず、お風呂も全部済ませた後、試しにつけてみた処、しゅーっという音と共にシャワーブースから蒸気が出てきました。
そっか、普通に考えたらここだよね。
そんな馬鹿なことをあれこれやっております。
夕食「アトーレ カッフェ」(ホテル西洋銀座内)
こちらも一休レストランのプランを利用しました。
Webで予約する時に目的も聞かれるのですが、誕生日のラジオボタンにチェックを入れるべきかどうか、二つの点で少し迷いました。
私たち夫婦の中の認識では、私の誕生日祝いとしての宿泊と食事だったのですが、一ヶ月遅れなので今更感が強いのにわざわざしていいものか。
また、私の誕生日なのに自ら申し込むとかちょっと切ないよね。と云う訳で。
でも「えいっ」と押してしまいました。
さて当日。
アトーレはリストランテとカッフェに分かれていて、ホテル内のエレベータで降りていくと、最初リストランテ部分に入り込んでしまい、ややキョトンとしてしまいます。
折角ならリストランテの方を予約すればよかったかなあと思いつつ、ま、様子見でカッフェにしたのでそれはそれで納得しつつ。
ムード満点のリストランテを通り抜け、カジュアルなカッフェへ通されます。
女性のお一人様も気軽に来店し、ワインやパスタを楽しんで、さっと立ち去る姿を見ていいものだなあと思いました。
飲み放題プランだったので、気兼ねなく私も珍しく最初はカクテルなどをオーダー。
前菜は パルマ産生ハムのサラダ。
リコッタチーズが香ばしく、まさに食欲が沸き起こるスタートの一品です。
パスタは、私は桜海老とトマトで春らしく。
夫はアラビアータを。
メインは、私は スペイン産RALポークのロースト。
脂もガッツリと甘くておいしい。
夫は、 和牛の炭火焼きと野生のルーコラ。
塩で食べるのがなんともよかったです。
デザートは、マンゴープリンとココナッツシャーベット。
マンゴープリンがまったりと濃厚で好きでした。
実はココナッツがそんなに得意ではなくて、でもまさかイタリアンでココナッツが出ると思わなくて、最初に「アレルギーや苦手なものがあれば」と聞かれたのですがすっかり忘れて何も云いませんでした。
油断大敵。
処でデザートフェーズに移る前に、実は嬉しいサービスがありました。
ロウソクの付いたいちごのケーキが運ばれてきたのです。
わーい。
大げさすぎない感じで、ロウソクを吹き消して拍手を頂きました。
嬉しいものですね。
持ち帰りもできたようですが、コーヒーなどと一緒にデザートとして。
あと、写真撮影したものをプリントアウトしてくださいました。
なかなかふたりで写真に写ることもないのでいい機会でしたよ。
ありがとうございました。
朝食 ルームサービス
朝食は、アメリカンブレックファーストで、メインダイニングかルームサービスが選べたので後者にしました。
夫はジュース、コーヒー、パン、卵料理の一式です。
スイートルームの嬉しい処は、寝起きのもっさりした姿を見せることなく、朝食の準備をしていただけること。
夫に対応して貰って、私はベッドルームでごろごろしていました。
こちらのホテルはバトラーがいることで有名ですが、どうも私たちはバトラーと縁遠い生活をしているため、この朝食のシーンでのご登場とあいなりました。
ふたりともエッグベネディクトにしました。
一度作ったことがあったのですが、オランデーズソースを失敗したことがあり、再確認。
ポーチドエッグもとろり。
夫はアイスカフェオレにした処、こんな風にやってきました。
奥のピッチャーに入ったカフェオレはすでに冷たい状態。
私はコーヒーにしたら、ポットにもたっぷりと入って届きました。
左奥には野菜ジュースが冷やされています。
レモンを絞るとさっぱりと飲むことが出来ました。
チェックアウトは12時。
夫は会社へ行きましたので、ギリギリまで私は部屋義でごろごろするのを堪能しましたよ。
居心地のよい老舗ホテル。
バトラーサービスを利用するほど私はセレブな生活とは縁遠いので今ひとつよく判りませんでしたが、利用したい人にはとても勝ちあるサービスなのだろうなあと思いました。
確かサイトには、旅たちの日のパッキングのお手伝い、とか、好みのフレッシュジュースの配合で用意するt、とか、具合が悪い時の看病とか。
特に何事も無くおとなしく過ごして帰りましたとさ。
でも何だかいい雰囲気の、銀座の隠れ家って感じです。