東京:上野「コーダリー」(1)


ずっと気になっていたコーダリー、まずはランチでお邪魔してきました。
予約を取るのも難しいと聞いていたのですが、
私がパン教室をしている間に、夫が首尾よく予約に成功していたようです。
わーい。

夫はシャンパン、私はワインを作る葡萄で作ったぶどうジュースで、
何に対してか判らないけど、乾杯。
そしてゆっくりとメニューを決めて行きます。
当然、お互い別のものになるようにしますよ。

まずは、かぼちゃの冷製スープ。

トッピングのイベリコ豚のチョリソーのアクセントになってておいしい。
スープ自体も心地よいなめらかさ…スプーンを使わずに湯飲みのように
このまま直接飲みました。

私の前菜は、穴子のフリット キュウリとモロヘイヤのタルタル添え。

名前はうろ覚えだけど、そんな感じ。
ふっくらとしたアナゴがカリッと上がっていて、この下にしのばされた、
タルタルを付けて頂きます。
サラダのグリーンも香りが強くて活き活きとしたおいしさがあります。

メインは、北海道産ポークのグリル。
冒頭の写真がそれです。
お肉が甘い、柔らかい、香ばしい。
付け合せの野菜もごぼう、かぼちゃ、ミニパプリカ、オクラ、唐辛子、
じゃがいもなどなど数多く乗っているのも嬉しい。
シュークルートでもさっぱりとした口当たりに。

デザートはイチジクの赤ワイン煮。

温かいヴァンショーをかけて、バニラアイスが溶けないうちに、
急いで写真を撮って、急いで食べます。
幸せの余韻が続きます…。

夫の前菜は、田舎風パテ。

いい意味でのお肉のクセがおいしかったらしいです。

メインは、千葉県産のしあわせ絆牛。

グレープフルーツとカンパリのゼリー、バジルのソルベ。

バジルのソルベって衝撃的でした。
一口食べた夫が感動して、私にもシェアさせてくれましたよ。
一緒に出掛けた日は、今日のナンバーワンを決めるのですが、
夫にとっては、このバジルのソルベでした。
判る判る。

パンは温かいバゲットでした。
フランスから半焼成冷凍のものを輸入し、お店で焼き上げているそう。
評判がいいとのことで、確かに粉の風味もとてもよく、おいしい。
夫はこういう食事の時にパンはそんなに食べないのですが、
このパンは好みに合ったようで、進んでいました。

エスプレッソと、小菓子。

手前から右へ、ギモーヴ、アプリコット、サブレ。
宝石のような可愛らしさですが、小さいのにちゃんとしっとりしてるのが凄い。

エスプレッソは夫のもの。
食器が合っていたので、こっちを撮ることにしました。
私はコーヒー。
締めくくりに口の中がすっきりと苦さがおいしい一杯でした。

今はもうないホテル、ソフィテル東京のソムリエだった方がシェフと一緒に開いたこのお店。
楽しそうにお仕事をなさっている様子が、こちらにも伝わり、
そういう空気感も含めてとても居心地のよい場所だなあと思いました。

ランチのプリフィックスは2800円とリーズナブル。
今度はポーションを抑えて品数を多くしたフルコースもいいな。
いや、ディナーでもっとゆったりと過ごすのもいいな。
次はいついけるかなあと楽しみです。

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