2011年 神奈川篇:ヒルトン小田原リゾート&スパ(2)

昼食「だるま」(小田原市)


久々に小田原のヒルトンに宿泊するので、近くに住む夫の弟家族とランチをしようということで
小田原駅で待ち合わせ、こちらの立派な佇まいのお店へ案内してもらいました。
国の有形文化財の建物。

創業は明治26年とのこと。
関東大震災で倒壊したものの、網元の二代目がブリの大漁で資金を得て、
こちらを再建したとか。
その重みも感じる老舗で頂いたのは、冒頭の特製海鮮ちらし2,650円。
この写真をTwitterに載せた処、右下のはトコブシだと教えて貰いました。
盛りだくさんの海鮮で、ごはんよりも上に乗っている方が多いくらい。
小鉢は出汁がよく効いたとろろで、お椀もとてもおいしかったです。
椀だねには菊の花びらも入っていて、秋を楽しめました。
ちなみに、店頭には黒板に「本日の地魚」として書いてあったのは以下の通り。
いなだ、あじ、ひらまさ、きんめだい、いさき、羽正いか、ひらめ、かつお、しろだい、うるめいわし。

夫は、こだわり天重 2,650円。

特注のごま油100%だそうで、
夫曰く、アジが特によかった、あと海老もとのこと。
濃い目の味付けで、関東風の天ぷらのようでした。
こちらはお吸い物かお味噌汁が選べて、後者にした処、これまた美味しいと云っていました。

室内


5年ぶりのヒルトン小田原リゾート&スパ。
前回のヒルトン小田原宿泊記
「夏の旅行ができてない」と駄々をこねたある土曜の朝。
松本潤くんに秋旅行でもいいから連れて行ってとメッセージを貰ったのでした。
で、それが実現した週末であります。

近場で気軽にリゾート気分も味わえたので、ちょっとまた行ってみようてな訳で。
東海道線で無人の根府川駅まで行き、シャトルバスでホテルへ向かいます。
お部屋は多分以前と同じような感じ。

家具があめ色っぽくなっているのは、5年の月日なのでしょうか。
アメニティはクラブツリー&イヴリン。

ヒルトン東京と同じですね。

ミニバーは以前とほぼ変わらず。

冷蔵庫は保冷庫なので、飲み物はあらかじめ仕入れておくことを推奨。
アイスペールについているビニール袋ってなんだろう。

ミニバーはこの入り口の手前のクローゼットのさらに手前に。

バスルームはクローゼットの反対側に。
お茶菓子は栗入りの秋らしいお饅頭。

バルコニーからの眺め、左を見る。

右を見る。全室オーシャンビューなのです。

最初は、また陶芸をしたいねなんて話していたのですが、
夕方に着いてしまったので、もう営業時間は終わり。
まずは天然温泉大浴場に出掛けていって、サッパリとしてきましたよ。

夕食(ルームサービス)


後日アップしますが、実は小田原駅界隈で3軒のパン屋さんでパンを買い込んでいました。
しかも、当日食べた方がいいようなものも買ってしまったのでした。
なおかつ、冒頭の昼食は14時頃に食べていたので、何となくさほどお腹は空いていなくて。
さらに、ディナーのレストランは一箇所のみでの営業、
その上ビュッフェのみということらしく、アラカルトでは頼めないらしい。
うーむ。
じゃ、ゆっくりルームサービスにして、食べ過ぎないようにしようってことで。
もう私たちも無茶はしない訳ですよ。

メニューで目に留まったのは「伊豆天城産あまご鱒のマリネ」だったのですが
売り切れだとかで、代わりにひらめのカルパッチョになりました。
付け合せのサラダの下にもひらめが敷き詰められていて、
かなりボリュームのある一品でした。

イクラも散りばめられていたのですが、よく見ると黄色いイクラも散らされていました。
確認はしてないのですが、調べたらヤマメの卵か、人工イクラか、どっちでしょうか。

本日のスープは16穀米入りのポテトスープ。

でも毎日、本日のスープはこのスープなのかしら?
下のショップで売ってるのもこれだし、翌朝のビュッフェにあったのもこれだし。
ま、熱々のスープを飲めたのはいいかなと。

シェフサラダ。

ミックスリーフと林檎、焼豚、くるみ、クルトンの入った特製シャンパンドレッシング。
ほぼ、この特製シャンパンドレッシングに惹かれてのオーダーといっても過言ではありません。
なるほどなあ、とアイディアいただきです。

ドレッシングかけたらこんな感じ。
何となく秋らしい味わいでした。

どんだけパンを食べてるかというと、こんな感じで3つのパンを半分ずつにしていました。

パンの詳細は、パンのブログBread+Lifeに後日アップしますが、
これだけで判った方は、かなりのパン通ですね。
クロワッサン、グリエールチーズ、コッペパンのピーナッツクリームはさんだもの。

食後のおやつにもパン。

和栗と、クリームパン
パンに夫もたくさん付き合ってくれて、有難い限りです。

この後はちょいと番狂わせがありました。
計画では、食事、カラオケ、岩盤浴、バーデ、寝る、という過ごし方を考えていました。
しかしおもむろにカラオケの状況を食後に尋ねると、
終日予約で一杯なのだとか。
となると、バーデ…しかし、営業は19時半で終了。
岩盤浴も19時半で終了。
前述のように夕食はブラッセリーフローラのみ、というのも関係していますが
今、館内リフレッシュメンテナンスの為だとかで、営業が全体的に縮小されているのでした。
ちなみにバーもお休みで、ティーラウンジがバータイムを設けているようです。

こ、困った。
モバイル通信もうちが持っているのはアンテナがないためか繋がらず、
結局iPhoneで細々と繋げるのみ…。
折角ノートPCも持っていったのに、これも当てが外れました。
1200円で繋ぎ放題にはなるらしいのですが、ちょっと悔しくてそれはせず。

普通の土曜日みたいにTVみて強制的にダラダラしておりましたが、
やっぱりダラダラも飽きてきて、夫が「星見にいってみよう!」と提案。
バルコニーから少し見ただけでもかなり見えそうだと判り、庭に出てみました。
外に出てすぐでも、普段眺めている夜空よりはるかに見えたのですが、
次第に目が慣れてくると、どんどんと星が現れてくるのです。
こういうのもまたよきかな、ってことで。

夜お茶「ティーラックスラウンジ」


その流れでラウンジで何か飲む事にしました。
アフォガートをオーダー。
バニラアイスが入ったコーヒーカップに、コーヒーを注いで。

無事、バニラアイスが溺れました。
エスプレッソが定番だけど、それほど濃厚じゃなかった気がするので
コーヒーと書いてしまったけど、エスプレッソだったのかなあ。

夫はギネスとポテトチップス。

こんな時間に…と思いながらも私もポテトチップスをつまんでしまいました。

お風呂に行こうかとも思いましたが、もうラウンジでも眠くなってきたので、今日はおしまい。



日の出を見たのってどれくらいぶりだろう。
去年のお正月?
とりあえず、朝一番にお風呂に出掛けました。
朝日見ながら露天風呂できるかなと思いきや角度的には無理でしたので
屋内の大きな湯船からしばらくぼーっと眺めていました。

朝食「ブラッセリー フローラ」


レストランの前には、収穫祭的な飾りつけ。


私前回と同じ気がします。
「次回は和風で」と書いていたにもかかわらず、すっかり忘れてしまいました。
自分のページもちゃんと読み返しておくべきでした。
ま、変わらずシェフがオムレツを焼いてくれますので、チーズ入りでお願いしましたよ。
グリルトマトも美味しかったです。
スープは、例の16穀米いりのポテトスープ。

パンをあれこれと。

しかし、あれ?前回いいなと思った桜海老のパンのような
一風変わった海のもののパンを期待していたのですが…。
わー。残念です。

処で夫はちゃんと和風です。

和風にするべきでしたー!
和食だとおかずが豊富すぎて、ごはんが足りなくなるくらいだそうです。

低脂肪ヨーグルトにフルーツコンポートを乗せたり、
果物をそのまま食べたり。

チェックアウトを12時までに延ばすことができたので、
食休みした後に、やっとこさバーデへ出掛けました。
更衣室のことがすっかり記憶から抜け落ちていて、
行ってみて「そういえばそうだった」というのを思い出しました。
更衣室ブースを通り抜けて、ロッカーエリアに行くという動線、
しばらくあたふたしてしまいました。

気持ちよい晴天の中でのバーデは最高です。

根府川駅へシャトルバスで送ってもらい、
地元のかんきつ類を売る出店でいくつか購入し、小田原を後にしました。