夫の実家の
昨年、お正月にさくらぐみに食べに行った際、
おせちを作っていることを知った夫の母は、「来年はここのおせちを!」と
すっかり決心し、イタリアンおせちを購入してくれました。
元日の朝、ふたを開けてみたらなんともゴージャスで思わず歓声が。
今回は様子見だったので、壱の段のみとしたようです。
右上の牛肉のローストは、クレソンやレタスをぎゅぎゅっと巻いていて
思ったよりさっぱりとした一品です。
時計回りに・・・。
柚子の器に入ったイクラは和風だなあと思いきや、サーモンとコーンのサラダが
下に忍ばせてあり、やっぱりイタリアンでした。
イクラのプチプチ感が物凄く勢いがあり、一同驚きましたよ。
フォアグラとトリュフ入りパテは、濃厚な風味が魅力的。
伊勢海老のカクテルソースも存在感の通り、味もしっかりしていて凄かったです。
その頭部分の下、つまり真ん中辺りには、ハリイカとタコ、ホタテ貝柱のサラダがあり、
ほっとする一品でした。
左下の生ハムとゴルゴンゾーラチーズ包みは、幸せな気持ちにさせてくれました。
パルミジャーノも水牛のモッツアレラも、ワインのお供に素晴らしくよかったです。
自家製のハムやサラミも多分そういう対応かと。
全体的に動物性タンパクが多く、念のためにと母はお煮しめやなますなどの
野菜を含めたいつものおせちも作ってくれていて、
全体を見るとバランスがよいおせちだったなあと思いました。
弐の段まで頼むと、ドルチェまで含まれるみたいですが、
来年はまたお店まで食べに行きたいね、と云う年があけたばかりですが
すでに来年のお正月の話まで決まってしまった、夫の実家でした。
暮れには牡丹鍋、明けて祖父母宅ではかにすきと、
絶え間なく食べ続けていた正月となりましたが、
それなりに初日の出を拝みに軽く小高い処へも上りましたし、
いい感じだったのではないかな。
さあ、今年はどんな食べ物との出会いがあるかなあと楽しみでなりません。