2008年 新潟・軽井沢篇:中野屋、 ドーミーイン新潟 ホテル&スパ

Perfume新潟遠征でJR東日本の「土・日きっぷ」を購入、ついでに観光してきましたよ。
このきっぷは、土・日曜にフリーエリア内のJR東日本線、北越急行線及び伊豆急行線の特急(新幹線含む)・急行列車の普通車自由席が乗り降り自由で、あらかじめ座席の指定を受ければ、普通車指定席が4回まで利用できる、優れものなんです。
車を持たないので、東日本を巡る旅にはぴったりのフリーきっぷです。

昼食「中野屋」(南魚沼郡湯沢町)

越後湯沢駅で降り、駅からすぐのこちらで昼食にしました。
へぎそば1400円と、舞茸の天ぷら790円。

前回の新潟で初めてへぎそばを知り、海草が練りこまれた独特のモッチリ感が気に入って、今回も何処かで食べよう!と思ってこちらにしました。
駅を降りて、いきなり空気が冷たくて「雪国に来た!」と思ってしまったくらい。見える山肌には実際雪が残ってましたし。
お店に入るとストーブが焚かれていて、その温かさにほっとしました。

つるつるっと食べられるけど、舞茸のボリュームもあるので、二人でこの辺がちょうどいい感じ。


次の新幹線までに微妙に時間があり、駅構内をウロウロしていたら、ぽんしゅ館というものを見つけ、吸い寄せられるように…。
新潟の日本酒や魚沼産のお米や、それらを使った商品や、関連商品などを販売したり、レストランや爆弾おにぎりやさんがあったり、500円であれこれ試飲できたり、日本酒のお風呂があったり・・・。
試食もふんだんに置かれていて、さっき昼食をとったばかりなのでそんなに試せず残念でした。それくらいの豊富な試食の量で笑ってしまうくらい。

もし今度越後湯沢に来ることがあれば、ここでもっと充分な時間を取ってお風呂に入ってごはんを食べよう!と決意した私たちでした。
色々と買い物したかったのですが、まだ目的地にも辿り着いていない身、試食してもっとも気に入った酒バウムクーヘンを購入して、駅を後にしました。

ドーミーイン新潟 ホテル&スパ(新潟市中央区明石)

地ビール付きで、セミダブルルーム(アウトバス)1室7500円。激安!
色々と了承の上、ちゃちゃっと泊まれればいいかなという気持ちで。
正直あまりぴんと来るのがなかったのと、ライブ後では絶対に身体が疲れてるだろうから、新潟で唯一大浴場があるホテル、というのとで選びました。

シングルルームのような面積にやや吃驚しつつも、 ANNEXだったので綺麗めでした。
ベッドの足元にあるTVの台に足をぶつけがちでしたが…。

浴衣ではなく、作務衣が用意されていたのが面白かったです。着るのも楽だし、館内用スリッパを履いて、作務衣着て、ホテル内をウロウロしてもいいらしいので、ここら辺が旅館っぽい。

私たちは到着後、“ライブラリ”があると知り、行ってみました。
・・ら、観光パンフレット類と、男性誌に掲載されていた漫画の単行本などがこじんまりした中にも取り揃えられていたので、私はクッキングパパなど借りて、しばらく読み耽っていました。
余談ですが、この漫画は「博多」という文言と、風景が入ったコマから始まるのです。昔はその風景が大体どの辺りか判っていたのですが、福岡の風景もずいぶん変わってきていて、明らかに架空の景色じゃなさそうなのに判らなかったりして、少し淋しいような。
キッチンは、ワンルームマンションぽいかんじ。
アルカリイオン水が飲めるみたいですよ。

電磁調理器も借りることができるそうで、長期滞在を気軽にできそうな印象でした。

お手洗い&洗面所はこんな風に見事に、必要最小限。
ドライヤー、歯ブラシセット、かみそり、くし。
この狭さでは歯磨きできても顔は洗えないなー、てな訳で、夜も朝も大浴場に行きましたとも。

大浴場は二つあり、展望&露天風呂があるのが10F。洗い場も仕切りがあり充実しているし、やはり使ってて気持ちがいいのはこちら。奇数日が男性、偶数日が女性に割り当てられています。

2Fのは、ちょっと古いのではやいとこリニューアルして欲しいなと思いました。10Fに男湯と女湯の両方を設けられたらよかったのにね。
地ビールは、エチゴビール。
しかしながら夕食を外でとり、既に満腹&酔っ払ったので残念ながら持ち帰りました。
おまけが付いてると嬉しいです

私たちは新潟の地図を全く準備していなかったのですが、ホテルに備えられていて助かりました。

お茶「ルーテシア グランジュテ」(新潟市八千代)

ピスタチオとアーモンドのエクレール、カフェオレのケーキセット810円。

ライブの前には血糖値をあげておかねば。とカフェを求めて万代付近を散策。
新潟伊勢丹2Fのこちらで、お茶の時間をとることにしました。
ショーケースのケーキがどれも可愛らしくて、とても迷い、ピスタチオのクリームが珍しくて決めました。
アーモンドスライスを乗せて焼いたクラストが、フロランタンのようで美味しい…。
杏仁とオレンジジュースのケーキセット858円。
飲み物が冷たいと、こちらのお値段になるようです。

マンゴープリンと杏仁豆腐が好きな夫は、割とすんなりこの杏仁を選択。
杏仁部分もしっかりアーモンド風味で美味しかったのですが、スイカがもう乗っていてびっくりしました。
今年初物のスイカ、私も一個食べました。

バスセンターに繋がるデッキに面していて、カフェはとても明るい雰囲気。
接客も温かく丁寧で、感じがよいし、焼き菓子も美味しそうでした。
機会があればまた来たいなと思わせるカフェです。


新潟LOTSでのPerfumeライブ!
めちゃくちゃ寒くて、最初にクロークにジャケットとか荷物とかを預けて並んで待つ時間がやや辛い・・・。
今回は、後ろの方のバーを確保して、安定はしてたけど、しばしば彼女たちが全く見えない状況ではありました。
まあ、でもそんなのはお構い無しに、かなり盛り上がりましたよ。
印象では9割5分が男子かと。そして半分以上が県外の遠征者かと。

かしゆかの美しさは、やはり尋常じゃなかったです。シークレットシークレットの最初と最後は、この世のものと思えないくらい綺麗でした。
のっちもカッコいいねえ。あ~ちゃんは、風格がありますな。

世間では好評らしい『のちお劇場』は、個人的にはもう少し割愛してその分、曲をやって欲しいなあ。そしたらルーレットの負けた2曲もできるじゃないですかー。それこそ会員用サイトで展開してくれてれば…と思いました。身体も冷めるし。でも、グッズのセールストークをきっちりしていくのが面白い。買え買えってMCで云う人、他に見たことないです。

新潟ローカルの食べ物として、ぽっぽ焼きというのとイタリアンというのがあるそうな。ほうほう・・今回は食べる機会がなかったけど、もし次回があれば食べてみようっと。

横長の会場で、後ろの方といってもやっぱり近い。これがライブハウスの醍醐味なんだろうな。
秋の武道館は、果たしてチケット取れるんだろうか。是非とも取れますように。埋まるかどうかを彼女たちは心配していますが、それなら今此処にいる私たちのチケットは確保してくださいよ。取るのが絶対に大変なんだと用意に予測できますってば。

夫は、レーシック手術後の初のライブで、快適にライブを楽しんだようでした。
あ~ちゃんが「何もかもピノのタイアップのお陰じゃけえ、みんなピノ買うて帰りんさいよ」とMCで云っていました。みんな、買ったんでしょうかね。

夕食「河竹鮨」(新潟市中央区東大通)

新潟でのお寿司屋さんは、全く判らないので、にいがた鮨三昧のサイトで、条件を色々見て決めました。

彼はビール、私は代々泉というやや辛口の阿賀野のお酒を冷で。
そしてお刺身の盛り合わせや、もずく酢でちびちびと・・・。
お刺身がどれも美味しく、ライブ疲れも一気に吹っ飛びます。
時間も遅いので、すぐに地魚にぎりを。
1.5人前あるそうですが、軽い軽い・・・。
最高級の魚沼産コシヒカリを使ってるだけあって、しゃりもネタも美味しい。
(なんだか握りが甘くて崩れてたのもあったような・・・うう)

でもちょっと小ぶりだし、軽い軽い。
軽快 に食べてたら・・・。
かなり満腹になってしまいました。
巻物は一切れ食べた処ですが、その最初の一切れも崩れ気味だったのが残念。
お疲れかしら。

帰りは、しっかり夫はピノを購入。
私は本当に満腹だったので、小さいアイスを。

大きなお風呂でゆっくりと手足を伸ばしたり、足裏のツボを刺激したりして、身体の疲れをほぐし、ぐっすりと休みました。
お風呂は、麦飯石人工温泉で、ストレスや疲労回復にいいそうです。

朝食「セリーナ」(ホテル日航新潟)

ビュッフェ2,000円。

ドーミーインにも魚沼産コシヒカリを含む和洋の朝食ビュッフェもありますが、折角なので他のホテルでゆったり朝ごはんを食べたいなと思い、信濃川沿いのこちらのホテル日航へちょっとだけ足を伸ばしました。
・・・が。近づくにつれて、なんだか物々しい警備。機動隊みたいな集団がそこかしこに配備されていて。
シャトルバスをビルの車寄せで降り、入り口で警備の人に止められました。
レストランに朝食を食べに来たことを伝えると、若干いぶかしまれて。あれ? 朝ごはんだけ食べに来るのって怪しい?  とにかく名前と住所を書いて、バッグの中身を検査され、金属探知機でチェックを受け、3Fのレストランへ行きました。
どうやら、G8労働大臣会合が、隣の朱鷺メッセで開催されていたのです。「新潟で開催されてるなー」とは知っていましたが、ホテル日航の隣だったとは気付かず・・・。

レストランの入り口ではスタッフの若い女性に、朝食券もないし部屋付けでもないし、単に朝食だけで来たことを告げると、ややきょとんとして「それは現金で支払うって感じですか」と聞かれて、逆にこちらがきょとんとしてしまいました。えっと、朝食だけ食べに行くのは、こちらの土地では珍しいことなのでしょうか。若干戸惑うわたくしたちでした。

一応、サイトでは地元の名産を出すことを売りにしていて、それも目当てにしてしていました。魚沼産コシヒカリは、残念ながら業務用の炊飯器でざっくり炊かれてるので、本来のおいしさがあまり味わえなかったように思いました。栃尾の手作り油揚げは、分厚くて食べ応えがあり、事情が許せば1枚購入して帰りたかったなーとも思いました。鮭の味噌漬焼は、このときにはラインナップにはなく、へぎそばは前日食べたからいいかな。

よかったのは、オムレツを作ってくれるシェフがいて、チーズ入りを作ってもらったことと、信濃川沿いの光景を眺めてのんびりできたことです。周りには高い建物が殆どないために、3Fの位置からも割りと眺めがよいのです。

それにしてもホテルロビーも、建物の入り口もなんだか警備の人がたくさん居て全然落ち着かないので、シャトルバスを待たずにタクシーでそそくさとホテルを後にしました。
今回は相性が悪かったかも。

身支度して、チェックアウトし、新潟駅へ。駅前にロイヤルホストがあるのを見つけて、内心「あるいはここでもよかったかも・・・というかドーミーインでもよかったかも・・・」と密かに思ってしまいました。ま、いいか。どんな感じか見にいけたから。

新幹線の前の時間を、ちょっとだけウロウロ。そして飲み物を買うときに、ローカルのものをってことでよく見かけた安田牧場の飲むヨーグルト。
流石甘さを加えないとうたってるだけあり、酸味がきりっとして美味しかったです。
隣のお茶は、ちょっと不思議な味でした。

昼食「シェ・マリー」(軽井沢町)

ランチ2100円。
軽井沢も二人とも初めて。で、パン好きの王道をいくことにしました。

ランチセットは、サラダとパンがセットになっていて。
パンはお代わり自由とのことですが、なんせ午前中は電車に乗っていただけなのでお腹が空かず、残念でした。
レーズンパン、紅茶のパン、イギリスパンはどれも美味しかったです。
む、朝ごはんをセーブすればよかったな。
夫は、早速赤ワインで始めました。
私は王道のビーフシチュー。
冷たい雨が降る日和にぴったりで、心から温まりました。
じゃがいももゴロゴロ入っていて、ボリュームもあったのがパンを食べられなかった理由かと。
夫は信州豚とソーセージ。
こちらも迫力ある一皿でした。

食後は、パンのお買い物・・・!
残念ながら軽井沢レザンは売り切れ。フルーツライだけ購入しました。
知らなかったのですが、つい最近TVに出てたのだそうですね。見たかったな。

実は、若干の手違いがこのレストランで起こったのですが、その後の対応がきっちりしていたので、ますますお店のファンになりました。また行きたいな。

おやつ「ミカドコーヒー 旧道店」(軽井沢町)

ミカド珈琲モカソフト420円。

寒くなければソフトクリームをコーンで買って、そぞろ歩きなんですが、なんせ寒いし雨降りだし。
中の喫茶室で腰を落ち着けようということで。
寒いけどやっぱりソフトクリーム食べたいんだよう。なぜかふっくらと煮含められたプルーンも付いてるし、グラスにもみっちりソフトクリームが詰まってて、非常に幸せでございました。
夫はモカゼリー650円。
ソフトクリームでなければ、これを頼みたい処でした。こっちにもプルーンが付いてくるのが面白いです。

コーヒーも飲みたいなとは思いましたが、また別の機会に。
考えたら日本橋にもあるんですよね。彼は既に日本橋でモカソフトを食べていたらしい。

その後、旧軽銀座をぶらぶらお買い物。
「原宿みたい」という表現をよく耳にしていましたが、なるほどね。旧軽原宿とでもいいたくなるような。

お茶「Kithen farm」(軽井沢町)

軽井沢ブレンド試飲中。

軽井沢駅と旧道に入る道との間くらいに、コーヒー豆を売ってるお店があったな、と思ったので、ミカドでは豆を購入せずにこちらへ向かいました。
すると「ただ今試飲を行っておりますので、よろしかったらどうぞ」と。
それが試飲と云うレベルにしては、カップを温めの、ケーキを用意しいの、豆を挽きいの、なんやかんや準備をしているのです。すごいなあ。

サッパリと軽い味わいのブレンドで、コーヒーカステラ等と共にしっかり一息つかせて頂きました。車で旧軽銀座あたりへさっと乗りつけるのではない、駅からしみじみ歩き組にとってはすごくいい休憩ができる場所かと思います。
モカブレンドを購入して、また駅へ向かいましたが、吐く息が白くて、「冬?」と二人してカタカタ震えていました。今度は、暑い夏にちゃんと避暑してみたいものです。

駅構内でもお味噌を買い、パンやら味噌やらコーヒーやら野菜やらジャムやらを抱えた自分が可笑しかったです。でも軽井沢って新幹線で来ても近いんだなと、実感。こういうお買い物ができるのが楽しいポイント高いです。

そんな訳で、慌しく1泊2日の新潟&軽井沢は大満足なのでした。