2025年静岡篇:伊東散策、伊東東郷記念館、スイートハウスわかば、川奈ホテル、ルームサービス

4月27日 / 4月28日

伊東散策

久々の伊東旅行。今回はクラシックホテルの会の一つ、川奈ホテルに宿泊することになりました。シャトルバスまでの時間、まずは伊東散策から。歓楽街を改めて歩くと色々興味深い観察ができました。写真は撮りましたが、個人的な楽しみとして取っておくことにします。
前回も見て可愛いと思った交番、改めて撮っておきました。

この先の松川藤の広場ではラーメンイベントが開催されていました。藤の広場の名にふさわしく、藤がたわわに咲いていました。なかなか藤の季節に藤棚がある処に巡り合わないので、今年は鑑賞できてラッキーでした。

スーパーあおきへ歩いていくと、とある民家の門戸が開いており、幟を見てみると「伊東東郷記念館」とありました。
入館料200円を支払い見学することに。

このページが長くなりそうなので、このような形式で掲載しました。伊東東郷さんってどなた?と思ったら東郷平八郎でした。こちらは国の登録有形文化財に登録されています。「保養地伊東の戦前の別荘として希少」という評価なのだそうで、見学させていただき、各部屋の佇まいやお庭などを堪能しました。
特に離れの間が凄く好きでした。現状は日常のみ開館とのことです。魅力的な建物でした。

昼食「スイートハウスわかば」

スイートハウスわかばへ再訪した様子は別ページにて。

ホテル「川奈ホテル」(静岡県伊東市)

クラシックホテルの会加入のホテルでパスポートにスタンプを押してもらう行脚を続けており、今回は川奈ホテルへ宿泊です。予約していた伊東駅からのシャトルバスに乗り、到着。ロビーも素敵できょろきょろしつつ、後でゆっくり回ることにします。お部屋までご案内いただけるタイプです。

窓側から部屋を見るとこんな感じ。

ガーデンビューのお部屋です。ガーデンというより駐車場ビューかもしれません。
本館に泊りたかったのが大きな理由で、すでにオーシャンビューは満室だったからです。

海は散策などで堪能できるので問題なし。
テーブル回り。

ミニバー。

マシンではコーヒーのほか、紅茶のカートリッジもありました。
名門ゴルフコースのホテルなので、マドラーがゴルフ的な感じなのがよい。

冷蔵庫内のソフトドリンクは無料でいただけます。

お風呂の後のポカリスエットも嬉しいです。お水は、本館2階の自販機や氷のマシンとともに飲み放題な感じで提供されていました。それも嬉しかったです。
館内着は温泉施設「ブリサマリナ」にも着て行けます。上下で色合いが違っていました。

バスルーム。
私はバスルームは使わなかったけど、夫がちょっと使ったかな。バスマットが可愛く、奈良ホテルを思い出しました。

髪が長くシャワーキャップは必須なので安心でした。
お部屋はこちら。前述の通り本館にしました。

廊下。

川奈ホテル散策

早速館内探索へ。クラシックホテルの好きなのひとつは、とにかくロビーが素敵であることです。こちらは第2ロビー。

上の方の真ん中あたりは映写室の設備があるようで、映画の上映もされていたようです。
メインロビー。

重厚なインテリアにも惹かれます。
階段の踊り場の壁の透かし的な所もあまりよそで見たことない気がします。

館内の案内板も昔ながらで、フォントもいい。

上から2番目に記載があるサンパーラー。

気持ちいい空間です。先頭部分には展望望遠鏡があります。この右手前部分には暖房器具的な感じ?

この左側から外に出られます。
先ほどの踊り場の外側。

右手にプールを見ながら散策やゴルフ場の方へ降りて行きます。振り返ると南国感でいっぱい。

今回も写真は相当撮っていますが、大分かいつまんでいます。部屋に置かれていた園内散策MAPを携えて回れる限り歩きました。

ブランコがあり、久々に乗って遊びました。

青空の下めちゃくちゃ気持ちよかったです。ぐるっと正面に回りました。シャトルバスで伊東駅から到着したら、そのまますっと建物に入ってチェックインしたため、改めて正面を眺めます。外観は地中海リゾートっぽい感じで、内観は重厚な英国風の感じで見どころ満載のホテルです。

玄関回り。

お次は展望台へ上ります。外観の真ん中あたりに塔のようにそびえている部分です。5階までエレベーターで昇り、そこから階段で上ります。

上る時には一生懸命で、辿り着いた時の解放感たるや。

望遠鏡も備え付けられていて、向かいの島の建物まで見えてしまうくらい。風が強かったけど爽快な気分で景色を眺めることができました。
下る時にやっと階段の写真を撮りました。

折角なので階段が終わるまで降りて行ったら、急に別世界から帰って来たような気持ちになりました。
多分地下に行く階段の壁だったかな。ここも壁がくり抜かれています。

川奈ホテルのあゆみのコーナーにはかつての食器なども。

そろそろ部屋に戻ります。2階からロビーを見下ろす場所。

さらに奥へ進むと図書室がありました。

こちらでじっくり備え付けの本を読むのも素敵です。
今度こそ部屋へ戻ります。

温泉施設ブリサマリナへ。離れのような場所なので結構歩きます。タオルは備え付けられているので手ぶらで行けるありがたいタイプ。
露天風呂がとにかく気持ちよくて、ずっと居たいくらいでした。
女性専用ラウンジで休憩して部屋へ戻りました。

夕食のルームサービスなど

予約したプランに、館内利用券がついていたのでルームサービスの晩御飯に使うことにしました。メインダイニングでのディナーも考えたのですが、鮑とかエビとか蟹とかが目白押しでアレルギーの私は変えてもらうのもちょっと面倒だなあと思ったのもあります。また、結果的に今日の直近の食事が甘い方になったこともあり、これくらいの軽さが結果的にちょうどよかったです。
という訳で、私の頼んだのはミックスサンドウィッチ3,500円とコンソメ2,400円。このコンソメが実に胃をスッキリとさせてくれて、とても美味しかったです。ポタージュでなくてコンソメで今夜は大正解でした。写真では見えませんが、透明なタピオカが潜んでいます。サンドウィッチはオーソドックスな感じがこれまた良かったです。
夫は、ビーフカレーにするかと思いきや、豚の生姜焼き4,000円に決めていました。

ホテルで豚の生姜焼きは初めてでこれまたおいしかったようです。

既にお腹いっぱいなのですが、スーパーあおきで見掛けたて買った麦かしわも食べておかないと。

柏餅とも違う、小麦の生地で包んでお店で蒸しあげたものだそう。粒あんとこし餡があり粒好きとしては粒あんを。さらっとした口当たりで美味しかったです。

寝る前には髪を洗うため温泉へ再度行きました。夜の静かな時間のロビーやサンルームの雰囲気もまた素敵でした。

こういう照明器具は設立当時の物が受け継がれているのだそうです。今夜も歴史に包まれつつ就寝です。