2013年 関西篇:有馬温泉、兆楽、大阪寿司

6月22日 / 6月23日 / 6月24日

おやつ

Bread + Lifeの栗豆褒美と東京レンガパンに写真等を掲載しています。
朝食は食べてきたのですが、美味しそうでしたので新幹線でのおやつに購入しました。

何故新幹線に乗っているかというと、夫の母方の祖父の卒寿のお祝いで子や孫が一泊二日集まろうということになっていたから。

夫婦ともども初めての地、有馬温泉へ向かいました。

昼食「浪花鮓 まえなか」(神戸市北区)


中々行かないエリアなので、昼食も有馬温泉にしようと降り立ったものの、ひたすら路頭に迷いました。
有馬温泉、もしくは関西らしいものを食べないと意味が無いよねということで実は最初に目に止まったこちらのお店に結局立ち戻ってきました。
なんで最初からここに入らなかったのかしらと反省しました。

うどんと大阪寿司の組み合わせが懐かしい。
迷わず私はあたたかいうどんとバッテラの定食780円をオーダー。

お寿司は巻きずしとか盛り合わせとか色々なバリエーションから選べますが、バッテラの魅力は私には最強です。

うどんもおつゆが優しい味わいで、西日本へ帰ってきたという実感を得られます。
しっかりと飲み干して、大満足。

有馬温泉 銀水荘 別館 兆楽


紆余曲折あってこちらにお泊りすることになりました。
兆楽さんありがとうございました。

メインのお部屋がなんと40畳の大広間。
大宴会場みたいなお部屋に宿泊してもいいものなのですねと驚きました。

専用の中庭と…、

専用の露天風呂がついています。

でも私達はこちらで大人4人+子供1人という部屋割り…。

布団を敷くと果たして狭い。
他の大人たちが「広い方に来たら」と云ってくれて渡りに船とばかりに移ることにしました。

夕食


また別の部屋で夕食。
お料理がとても美味しいと評判を聞いてたのですが、噂に違わぬお仕事ぶりでじっくりと味わうことができました。
食事前に急遽、色浴衣が借りられるとかで、女性はほぼみな着替えての宴会のスタートでした。

色の見立てと着付けは夫の母に甘えて。流石だなあと思いました。
赤が好きって伝わっているから。

先付は上記の写真にある脚付きグラスのもの。
メニューの文字が達筆で間違ってたらごめんなさい。
初夏の煮凍り 赤紫蘇のゼラ 車海老 じゅんさい 花丸胡瓜 枝豆 長芋 パプリカ 生うに
野菜のムース チップ

八寸。

芋蛸南瓜 松の実。これが香ばしくてとても好きでした。
青梅 梅酒煮。緑色が濃すぎる気がしたけどおいしかったのでいいか。
蒸鶏 おかひじき 胡麻酢。
フルーツトマト (?完全に読めない文字) オクラ。
フォアグラ 煮凍り いちぢく。この煮こごりは2,3個食べたいくらいに気に入ってしまいました。

椀。

清汁仕立 鱧なんとか 胡麻豆腐 何とか菜 梅肉 柚子。
ここで温かい椀物をいただくとほっとします。
なんせ私はアルコールを飲まないので、ほっとするのです。

お造り。

鯛、平政、まぐろ、海ぶどう、水玉大根、はす芋。

蒸し物。

冬瓜豆腐、汲み湯葉、鰻蒲焼、車海老、山葵、赤万願寺としし唐、枝豆
鮮やかな色彩のこちらの蒸し物がひときわ美味しくて。

焼き物は若鮎塩焼き。

冷菜は面白かったです。
そば米とろろ、じゅんさい、合鴨など。

全体を混ぜてとても粘りがある状態になったものをいただきます。

小鍋立は、三田牛の蒸し鍋。

こちらが…。

こうなります。

ネギやエノキなどを巻き、ゴマポン酢を付けていただきます。

ご飯や香の物がやってきて、果物で締めくくり。

卒寿のお祝いのケーキや、プレゼント進呈などをしてお開き…。
と思いきや、アイスクリームを追加でオーダー。

バニラアイスクリームに有馬温泉名物の炭酸せんべいがウェハースよろしく添えられています。
そうか、炭酸せんべいには色々な使い方があるのかと美味しく知ることができてよかったな。

食後は少しお腹を落ち着かせて、温泉へ。
こちらは、金泉と銀泉の両方を有する旅館でもあり、一度に楽しめるのも魅力です。

金泉は、含鉄ナトリウム塩化物強高温泉で、適応症には術後のリハビリテーションにも良いとか。
術後だいぶ経っていますが、ま、気持ちとしてお腹の傷がはやくよくなーれ、と念じながら浸かりました。