東京:笹塚「イタリアン✖富士山天然氷 シロッポ」


幡ヶ谷でハンバーガーに舌鼓を打ち、お隣の笹塚のこちらのお店へかき氷を目指して歩いて参りましたよ。

巣鴨の雪華というかき氷屋さんには割りと出来たばかりの頃から行っていて、夫に至っては真冬も正月早々の時にも通うという熱の入れようだったのですが、実は先週末の午後行ってみたら、長蛇の列で全然入れそうもない状態になっていて諦めた経緯がありました。

その雪華の方が休日に食べに来たというかき氷屋さんが笹塚のシロッポという訳です。
こちらのお店は、この時期ランチ営業は全てかき氷屋さんとして営業し、夜は本来のイタリアンとしてやっているそう。
直ぐに席につき、メニューを見ますと、イタリアンと富士山の天然氷との組み合わせに開眼したシェフのアイディアあふれるかき氷ばかりでどれにしようか迷います。

夫はふじというピスタチオとティラミスのかき氷。

ピスタチオの香ばしさ、中にはしっかりとティラミスが潜んでいます。
夫が頼まなかったからきっと私はこれを頼んでいた筈。

私は折角のイタリアンなのでブラッドオレンジと迷いましたが、旬を考えてアメリカンチェリーにしました。
濃厚なアメリカンチェリーのフレッシュなソースは情熱的で美味しかったです。
中の方にもチェリーやソース、そしてヨーグルトも潜んでいましたよ。

こちらのメニューの面白いのは、素氷というのがあり、自家製の白蜜や練乳を別途オーダーして掛ける楽しみもあるようです。
2人のかき氷は税込み2,052円でした。

この後、パン屋さんで買い物をしました。
新宿に戻るのにまた京王線に乗っても良かったのですが、歩くのが好きな我が家、甲州街道と平行に走っている道を歩いて行くことにしました。

新宿に向かって右側を歩いていたのですが、やたら都営住宅があまり奥行きが無い一定の幅でずっと道にそって続くのがまず気になりました。
次に夫が道の両側に段差があることに気が付きました。
なんだろう、この道は何の跡地なんだろうと、歩きながらずっと気になっていました。
右側の土地は、都営住宅だけでなく、都の建物だったりもするので、何か都が関係しているのかな、とぼんやり考えつつ、新宿中央公園を横切り、ハルクで買い物をして帰りました。

帰宅して調べてみると、歩いてきた道は 東京都道431号角筈和泉町線で、玉川上水新水路を埋め立てて作られた道だったことが判りました。
色々と腑に落ちて納得です。

新宿新都心のあたりは淀橋浄水場だったというのを此処数年で知って、ヨドバシカメラってそういうことだったのかと判って東京の変遷を垣間見れて面白いなあと思いましたが、また一つ知ることができました。

東京の歴史も実に興味深くて、最近はこういうことばかり調べて遊んでいます。