東京:帝国ホテル東京「インペリアルラウンジ アクア」アフタヌーンティー


友人とアフタヌーンティーを楽しむ休日の午後。
前回は、ザ・リッツカールトン東京「ザ・ロビーラウンジ&バー 」でした。
もう、去年の夏になるのか…。
こんな感じでゆったりしたスパンで、アフタヌーンティー巡りをしています。

今回は、日比谷の帝国ホテルのラウンジへ。
以前は2003年3月に、メインロビー傍のランデブーラウンジにて、アフタヌーンティーを楽しみましたが、今度は最上階のラウンジです。
ランデブーラウンジのアフタヌーンティーの内容も以前とは違っているようですが、今回のアクアは、内容も素晴らしいし、皇居を見下ろす絶好のロケーション、緑の綺麗な季節や春にもまた来てみたいと思う場所でした。

アフタヌーンティー2,940円(税込み、サービス料10%別)に、飲み物は二人ともアクアオリジナルティーにしてみました。
ダージリンを中心とした、ミルクティーに合うというブレンドだとかで。
私の感覚では、ダージリンにはあまりミルクを入れたくないのですが、合うというにはどんな感じなのかなあと興味が沸いたし。

キッシュロレーン。

小ぶりで食べやすいし、ランチ代わりに来ているので、こういう食事系のものがあると、この後のお菓子類も心置きなく食べられます。

スコーンの形が面白い。

縦にむがーっと膨らむのが一般的なスコーンなのですが、表面に十文字のクープを入れているため、小さなアイリッシュソーダブレッドのような形に。
なので、迷った末その切れ目に沿って割ることにしました。
嬉しいことに濃厚なクロテッドクリームも十分な量があり、ブルーベリージャムと一緒にたっぷりとつけました。
素朴な味わいのスコーンなので、クリームもジャムもよく合います。

スコーンもキッシュも温かい状態でサーブされていました。

ミニメロンパンと思いきや、ブリオッシュ。

オレンジピールがたっぷりと練りこまれたブリオッシュ生地にダックワーズ生地をかけて焼き上げたもの。

サンドウィッチは、2種類。

オレンジ色のパン(カボチャ?)には、ラタトゥイユとピクルス。
一口では食べきれず噛み切るとトマトソースが垂れそうで、大変でした。
やっぱり思い切って一口でぱくっと食べた方が、いいのかもしれません。
でも、このフィリングはとても良かったです。
野菜をたっぷり食べられるサンドウィッチのお手本としたい。

スモークサーモンも肉厚で塩加減も良く、美味しかったです。

そして大変残念なことに、こちらには時間制限1時間半という枠がありました。
認識はしていたのですが、お喋りしていると、やっとこのお皿に…と云うところで「お客様、お時間でございます」と耳打ちされてしまいました。

うわ、大変!
しかしながら残すこともしたくないし持ち帰りづらいので、後の方にも申し訳ないと思いつつ、急いで食べる羽目に。
イチゴのショートケーキもよいし、チョコレートはコーヒー味とノーマル味とどちらもよく、マカロンはフランボワーズとピスタチオで、軽快な色合い。
カスタードプリンが特に絶品でした。
カラメルソースの苦味もさることながら、プリンがとても硬く弾力があり、昔ながらのプリンなのです。
ふわふわとろとろのプリンは飲み物みたいで好みではない私たち、「これぞプリン!」と嬉しくなってしまいました。

紅茶もたっぷりの差し湯があり、ミルクがなくてもすっきりと飲めますが、最後の方の濃くなってきた頃には、入れても負けない風味が残っていて成る程と思いました。

1時間半のアフタヌーンティーは私たちには短すぎたようです。
内容は大満足でした。

この後は、1階のガルガンチュアでお買い物。
購入したパンなどは、後日Bread + Lifeでアップしたいと思います。

とても気に入ってしまったオレンジピール入りのブリオッシュはインペリアルオランジェというらしく、またプリンは小売サイズで1個840円するという大変高価なものと判り、改めて他の品々を見るにつけ、アフタヌーンティーは色んなものを味わえるとってもお得なメニューだねえと云う意見で一致しました。

違う季節の眺めも目当てに、また訪れてみたいと思います。