東京:ANAインターコンチネンタルホテル東京

部屋

このご時世、ホテル宿泊をずっと自粛していましたが、今回は結婚記念日ということで【今だから行きたい!】最大1.5日ステイ – 朝食無料&特典付きという一休のプランでポイント即時利用にて5万円を切る価格での宿泊をしてきました。部屋は悩んだ結果、クラブインターコンチネンタルルーム ツインにしました。

このプランの凄いところは朝10時にチェックインし、翌日18時チェックアウトというロングステイであること。こんなに長々と居続けられるのは初めてなので、部屋以外の場所も楽しめるよう、クラブフロアを選んだのでした。

とはいえこの時期、チェックインはラウンジではなく2階のフロントにて。事前に決済も済んでいるので、追加の何か清算がなければカウンター端にあるボックスにカードキーを返却するだけでよいとのことでした。接触が少なくいいかも。
六本木方面を眺める側のお部屋です。

カーペットの模様は金継ぎのイメージだとか。
ミニバーは、ティーポットとして急須が置かれているのも日本っぽい。

上の棚を開けたところ。

引き出しにも色々。

でも飲み物はラウンジに出掛けた時にいただいていたので、手付かずでした。折角なら使えばよかったかなあと後から思いつつ。

今回の部屋はクラブインターコンチネンタルルームで、最近のリニューアルによりバスタブをなくし、シャワーブースのみにしたそうです。ガラス張りのバスルームってどんなの…と物見遊山気分も手伝って選んでみました。
写真左奥が入り口です。

トイレまですけすけー!こっちから見てもすけすけ。

どう過ごせばいいの…と思って入ってみたら。なんと。

さっと曇りガラスになりました。部屋から見ても同様です。

成程…!これなら安心です。バスルームにいる限り、透明に戻ることはなく、バスルームを出てしばらくすると、すっとすけすけに戻ります。面白い。そんなに広くないので、圧迫感が軽減されるような気がします。

アメニティはロクシタン。

こちらもロクシタンでいい香りがします。

コップの横のツボは何入れなのかよく分からないのですが、空っぽでした。
他のアメニティは引き出しにコンパクトに収まっていました。

クローゼット。引き出しにはパジャマもありました。

部屋からは、ガーデンプールを見下ろせます。

私は基本的には水着を着ない人生を送ることにしているので持参していませんが、夫はスイミングに通う幼少時代を送り、今も積極的にプールには行こうとする側の人なのであらかじめ水着セットを持ってくるよう勧めておりました。でも上から偵察する限り、きゃっきゃする感じのプールなので泳げなさそう…という諦めムードに。
部屋の探検も済んだのでとりあえず冷たい飲み物でもと、ラウンジへ向かいました。
廊下はこんな感じ。

とりあえず冷たいものを一杯。
スタッフさんが見当たらなかったので、冷蔵庫から私はパイナップル、夫はトマトジュースをいただき、ソーダで割ってスッキリと。

在宅勤務になって滅多に会社に行っていないのに、まるで出勤するように10時にチェックインしている状況が我ながらちょっと面白かったです。
ラウンジはとても広かったです。部屋の向きと違う場所に座り、「国会議事堂だー!総理官邸だー!」となんだか盛り上がっておりました。

昼食「Authentic(オーセンティック)」(東京:赤坂)

いつか行ってみたいと夫が思っていたハンバーガー屋さんがちょうど近くでしたので、こちらでランチ。そういえばうっすら私もお店は知っていたのだけど、ここだったんだ、と。とてもきっちりした感染症対策が取られていて心強い限りです。
オーダーはブロッコリーチーズバーガー1,360円と決めていました。ハンバーガーにブロッコリーが入っているのを見たことがありません。ともすればジャンクと思われがちなハンバーガーですが、緑黄色野菜がサンドされているのがとても嬉しい。チーズに絡んだブロッコリーの食感もしゃきっとしていていいアクセントにもなっていました。パティの肉っぽい感じや胡椒がガツンと効いた感じなど、とても好きなハンバーガーだなあと思いました。
飲み物は、コーラでしょ、と言いたい処を今日もコカ・コーラゼロ385円です。

夫はベーコンチーズバーガー1,366円。

チーズのとろりとした感じも美しい。アクリル板越しの食事であるためあまり話もしづらい気もして、お店を出た後に「美味しかったねー!」と絶賛しあいました。
お会計の時に、『女子グルメバーガー部』のコースターにいち早く夫が気づき、聞いてみるとこの翌週に登場するのだとか。勿論その回も後日観まして、ソーシャルディスタンス体制になる前のテーブルの配置はこうだったんだなあとも思ってみたり、この時のおいしさがより詳しい解説で蘇ってまた食べたいなあと思ってみたり。

アフタヌーンティー

14時からラウンジでアフタヌーンティーのサービスがあるので、いそいそ向かいました。大きなスタンドが来たらどうしようかと若干心配になりましたが、2階のアトリウムラウンジのライト版でほっとしました。紅茶はアッサムをお願いしました。サンドウィッチ2種、スコーン、焼き菓子とオペラは辻利コラボの抹茶の濃厚な風味。チョコも濃厚でいいし、マンゴープリンも爽やか。美味しく適量を頂きました。
夫はサンドウィッチの一つがツナだったのがとても嬉しかったようです。

カクテルタイム

17時半からはカクテルタイム。マンゴージュースをソーダで割ります。夫はシャンパン。

こちらでは、冷たいタパス、温かいタパス、デザートの3回が配膳されるシステムのようで、まずは冷たいセット。一斉に配られるさまを見ていると、機内食をいただいている気持ちにも。前日からお客さんが増えたそうで、とても忙しそうです。広いラウンジに行き渡らせるのも結構大変そうだなあと思いつつ。

助六がいきなり登場したのが意表をついていました。お凌ぎ的な感じにしては、ボリュームがあるような。サンドウィッチもあるし、もしかしてこれで終わりなんだっけ…?と思ってしまいました。右側のタパスは2つともサーモン。チーズもいい感じに熟していて、ツマミ力は高いようです。
お次は温かいセット。

右端がまたもサーモン。今日は鮭ナイトなのかも? 緑色の蒸し餃子が美味しそうでしたが、海老入りでしたので夫へ。その夫はカクテルも楽しんでいました。赤いのはクランベリーの色も綺麗なコスモポリタン。私はノンアルコールカクテルの煎茶レモネード。

デザート。

どれも美味しかったです。夫は最後の締めのカクテルを。撫子というブルーキュラソーの色が綺麗で、ゆずの香りがしました。

ラウンジからの夜景。

かなり満腹になり、部屋に戻るとターンダウンサービスが行われていて、ベッドサイドにはチョコレートが。

六本木方面の夜景をしばし眺めて食休み。

ふと眼下のプールを見ると、私たちには一層近寄れない雰囲気に…。

腹ごなしに周辺の夜散歩。

かなりぐるっと回って、ホテルオークラやアメリカ大使館辺りも眺めて戻りました。

ガーデンプール

なんだかんだ、折角なら行ってみたいガーデンプール。朝7時オープンで行けば、静かなのかも?と思って行ってみたら、果たしてそうでした。夫は普通に泳ぐことができ、私はただデッキチェアに寝そべってぼーっとしました。とても気持ちいい空間ではないですか。
スズメも割と悠々とプールサイドを散歩。

ひとしきり泳いで満足のよし、私もそろそろお腹も空いてきたので朝ごはんにしましょう。

朝食

ラウンジであるクラブインターコンチネンタルでの朝食提供はまだ中止。本当はそれが大きな目玉でもあるはずなのですが、このご時世なので残念ですが、またいつか。

私たちにしては、かなり遅めの時間での朝食に伺いました。2階のビュッフェの利用となりますが、クラブフロア宿泊だと、カスケイドカフェのビュッフェを、確保されたアトリウムラウンジにて頂くことになっていました。しかも、アラカルトもオーダーできるとのこと。卵料理をオーダーし、サラダや飲み物をビュッフェ台に取りに行きました。

対策として、すべて皿に盛られてラップされていました。飲み物もグラスや瓶に注がれていて、これにもぴっちりラップ。私たちは朝食の際、サラダをお皿一杯に食べる派で、昨夜から野菜不足を感じていたのでサラダは2つずつ頂きました。夫はツナトッピングを増量で。

卵料理といってもイングリッシュマフィンがついているから主食も若干兼ねてるかな。メニューにあればつい頼みたくなるエッグベネディクト。ほうれん草とサーモン。

ナイフを入れると、とろり。

なかなか家では作らないので、いまだによそ行きな特別な感じのするメニューです。美味しい。
正式名称が分からないけど、こちらもアラカルトのサラダ2品。どちらも白身のオムレツが添えられていて、ヘルシーさを売りにしているサラダです。

こちらはいちごがアクセントで可愛い。

こちらはグリーンアスパラガスやクルミがあり、より私の好みでした。

どちらについていたのか分からないけど、パンが添えられていたので、ビュッフェ台からピーナッツバターを貰ってきました。

折角ヘルシーなサラダなのだけど、こんな形でピーナッツバターを食べるとはとそしりを受けそうですが、こんな小分けにされているのも可愛いなあと思い、しっかりパンに付けてたのしみました。もう流石にお腹いっぱいで、改めてパンを取りに行くはずがもう無理でした。無理はしません。

夫は泳いだこともあり、和食にも。案内してくれたスタッフさんから和食のコーナーもとてもお勧めとのお言葉でしたので、ちょっと私も横からシェア。

卯の花、かぼちゃ、ナスのいずれも大変美味しかったです。和食で組み立てればよかったかもと思うほど。豚汁は夫の前の人達に「大盛りにしときますね」と具を盛ったせいか、夫の番になって具が無くなってきたらしく「具は少ないけど味は美味しいですよ」とお茶目なスタッフさんだったそうです。食べ過ぎだったかもしれないのでちょうどよかったと思おう。

果物もちょっと残念。色々大変ですよねえ、きっと。

リンゴとライチ、ヨーグルト。コーヒーはラウンジのがあまり好み出なかったので、2階ではどうだろうと思ったら、同じ感じでした。こちらのホテルでは紅茶を頂くのが私の中の正解かも。

部屋に備え付けの青竹。久々に踏んだけど、とても気持ちいいです。

アフタヌーンティー

中々違う方面の席が取れず、お馴染みの景色となった国会議事堂ビュー。とはいえそれなりに違うテーブルで楽しんでおります。スタッフさん忙しそうなので、セルフでジュースのソーダ割。その内アフタヌーンティーのサービスが始まりました。
スイーツは同じでしたが、サンドウィッチが若干入れ替わり。

夫の好きなツナは続投、トルティーヤの生地みたいなのでサーモンをクルクル巻いたのが登場。昨夜から鮭づくしで面白くなってしまいました。鮭の在庫が凄いのかなあ。朝食のサーモンは自発的に頼んだので役に立ったかなあ。
飲み物はイングリッシュブレックファストで。紅茶がやっぱりおいしい。そしてNarumiのティーポットの注ぎやすさに感動しました。
抹茶スコーンにいちごジャムが合うかどうかはあまりよく分からないけど、色合いが綺麗。

朝食も遅かったので、実質このアフタヌーンティーが昼食のようなもの。
部屋で夫は肌触りの良い寝具にくるまってすやすや眠り、私はPC仕事が捗り、贅沢な時間でした。もう一度ラウンジでお茶を頂きました。今度はハーブティ。

18時まで延々と部屋で過ごし、日が傾いてからのチェックアウトとは乙な感じでした。

またいつか、本来のサービスになったら、再訪したいなあと思います。