東京:日比谷 帝国ホテル「パークサイドダイナー」


従妹が東京に遊びに来てくれて、半日一緒に過ごすことに。
福岡でもずいぶん会っていなくて、何年振りかがもう判らないくらい。
築地と巣鴨に行ってみたいとのことだったのですが、東京に着いたのがすでに13時過ぎのため、築地本願寺を見学し、場外の丸武で卵焼きを食べ、場内をちょいと歩いて雰囲気を味わってもらいました。
ぶらぶらと歩いて歌舞伎座の地下に寄り、お土産物を見て、山手線から巣鴨へ移動へ。

巣鴨の地蔵通り商店街を散策、とげぬき地蔵尊にお参りして、塩大福を買って我が家でお茶の時間としました。
テレビでよく見る風景を実際に見ると感動するの、本当によくわかります。
福岡にいるときには東京のことを言われても全く実感がないから、やっと私もある程度はわかってきたくらいで、まだまだ東京は広いなあと思います。

ここから夫も合流し、再び有楽町界隈へ移動しました。
夕食は、帝国ホテルのこちらで気軽な晩ご飯です。

会社の福利厚生で、前菜・メイン・デザートを数種類の中から選ぶコース3,800円というのを利用しました。
皆それぞれに選び、まずは乾杯。
私は冒頭のベリーベリースカッシュ。

前菜はシーザーサラダを選びました。

メインには帝国ホテル特製ビーフカレーにしました。

古くからあるホテルのカレーを食べるシリーズが私の中にありまして。

こちらのカレーは、昭和初期にシェフがヨーロッパ修行中、フランス料理の父エスコフィエから直に習ったものだそう。
口当たりは甘く優しいけど、奥にはしっかりとスパイスが効いています。

カレーを選ぶのは、甲殻類や貝を避ける安全策でもあります。
ハレクラニ風サンドウィッチに心惹かれましたが、カニを使ったサンドウィッチと聞き諦めました。
従妹や夫は、それぞれスモークサーモンやシェフおすすめの前菜、海老フライやハンバーグステーキを選んでいました。

さてデザート。
私は最初からプチパンケーキに決めていました。

むしろ逆です、パンケーキを食べるためにこちらでのディナーにしたというのが本心です。

伝統的に帝国ホテルではいちご添えで決まりです。
1953年、ライト館のバーで提供されたのが始まりというこのパンケーキをやっと食すことができました。

折角なので夫のチーズケーキも記念に。

コーヒーで締めくくり、日比谷公園を少し歩いて、従妹をホテルまで送り届けました。
久しぶりに博多弁でしゃべった楽しい半日でした。

外食
Tea&Life