東京:有楽町「アンテナショップ ピエトロドレッシング」


昔福岡に居た頃、小洒落たパスタを食べに行くのは大抵ピエトロでした。ソラリアとかだっけなあ。
福岡を離れて随分経ってから、ピエトロはドレッシング推しであることに気付きました。
でもドレッシングをさほど買わないし、福岡に帰っても食べたい福岡グルメがたくさんあるので、ピエトロは何となくドレッシングのCMを見掛けては「うむ、福岡の会社頑張ってる」と同士のような気持ちになるくらいでした。

ある日、銀座・有楽町界隈でランチをすることになり夫が「ピエトロに行ってみよう」と提案。
ドレッシングのアンテナショップができた時にテレビで紹介されていたのは認識していましたが、しいて行かなくてもいいかなと思っていました。
しかしメニューが変わったのか、調べてみると行ってみようかという気持ちに。

と云うのは、ランチタイムはベジデリビュッフェというメニューで、大人は831円(やさい?)、子供は415円(よいこ?)で野菜とドレッシングを使ったお惣菜10品食べ放題なのです。
ドリンクバーはプラス250円でしかも帰る時に1杯テイクアウトもできるという、職場の近くに是非欲しいサービスです。

先に会計をします。パスタ付きだと1,100円でデリは1種類しか選べないため、断然ビュッフェ単品とドリンクバーを。

ごはんもスープもあり、それぞれのデリも味わいも食感も様々で楽しく味わうことができました。
1回めは一通り食べてみて、2回めは特に好みのものを中心にお代わりしました。
ごぼうのスープもおいしかったなあ。
ドリンクはジュース、ハーブティ、各種コーヒーなど色々あるのも嬉しい。

願わくば味を付ける前のキャベツなんかも用意して欲しいなあ。
ドレッシングも自分で付けて試したいよねえ、なんて話しておりました。

交通会館は各地のアンテナショップがあって楽しい所です。
福岡のも地下にあり、最近スーパーで気軽に見かけなくなったくばらの鍋の素が各種揃っているのでパラダイスです。
ここの冷蔵庫にスコールが置かれているのを見て「そういえばこっちであまり見ない、もしかして福岡ローカル?!」と思って調べてみたら、宮崎が本拠地の会社だったのですね。

プランタンにも久しぶりに行ってみたのですが、今はこんな風になっているのですねえ。
初めて東京に遊びに来た時、当時の会社の関東に住んでいる同僚が案内してくれて、アンジェリーナでモンブランを食べたのが未だに忘れられません。
数十年も前の話ですがそれまで食べていたモンブランとは異なり、なんと洒落たものかと驚きました。

関東に住むようになってからは、海外の食材を売るお店もまだ少なかったので地下をじっくりと回ったり、雑貨のお店もそうなかったので別館も隅から隅まで眺めて回ったりと、とても楽しい場所でした。

途中、ダイエー系のお店と知り驚いたり、それもまたダイエーの不信で売却され、と色々ありつつも地下のビゴのお店のパンは美味しいし、変わらずプランタンはあり続けるものだと勝手に思っていました。

そのプランタンは2016年末に閉店となるそうです。新しい業態でオープンするとのことですが、好きだったあの感じではなくなるのだろうなあ。ちょっと寂しいけどたくさん買ってくれる層に合わせますよねえ、きっと。

懐かしさの一環として、愛のスコール、久しぶりに飲みたい気分。

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