イチジクとアーモンドの全粒粉パンで

全粒粉パンレシピに、アーモンドといちじくを混ぜ込んで焼いてみたので、その翌日はまずはそのままで食べてみました。なかなかこれもいい感じ。ハモンセラーノを乗せながら食べてもいい感じ。

『男女七人夏物語』がTVerで期間限定配信が始まり、4話までを観ました。懐かしいし、楽しいし、本当にさんちゃんはかっこいいし、大竹しのぶちゃんは可愛らしい。掛け合いもテンポよくて「これこれ!」と心地よいです。

リアルタイムではなくレンタルビデオで安くなってから一気に観たのですが、西日本にいた頃だったので清洲橋やその他の場所の感覚があまりピンと来ていませんでした。東京に来て清洲橋の近くに多少縁があったとはいえ、ドラマを見返す術もないのでそこまで記憶も鮮明でなく「ほう、これがあの清洲橋…」といったうっすらとした感情で渡りました。

しかし今改めて見返すと、色んなことが見えてきました。良介は海外を飛び回るツアーコンダクターなので、当時は成田へのアクセスがよいとされた東京シティエアーターミナルのある人形町にマンションを構えていたのだな。そして羽振りのよさを暗に示す暮らしぶりの中央区在住。

千明も為替ディーラーで収入がよさそうな都会暮らしのマンションで、しばしば登場するベランダでの食事も印象的でした。美和子が遊びに来ていたところへ香里がお土産をもって合流するのですが、紀伊国屋の紙袋に入ったバゲットとカンパーニュ(だと思う)でおおっと思いました。「ここのパン、美味しいのよね」なんて言いながらちぎってはバターか何かを付けているシーンもパン好きにはたまらないかも。当時は全然何のお店か分からなかったなあ。

更に詳しい背景を考察した記事も見つけて、もっと深いものがあったのだなあと感心しております。その頃ウォーターフロント開発が始まったこととか、男女雇用機会均等法の施行とか、清洲橋の向こうは中央区よりは家賃が安い江東区であるとか(桃子のアパートと良介のマンションの雰囲気の違いは何となく感じてはいましたが)。

TVerには「作品の時代背景およびオリジナリティを考慮し、放送当時のままお送りいたします。ご了承ください。」と記載があります。逆に編集したら成り立たないのではないかと思うので、よかったです。携帯電話のない時代、「今夜仕事の後会えるかどうか」はみな普通に会社に電話していましたしね…。今では考えられませんが。デスクで煙草も普通でしたので、辛かったです。といいつつ私のいた部署は煙草嫌いな女性が強く、毎時50分から10分間だけなら吸ってよしというローカルルールで運用されていました。服装も出てくる生活用品もなにもかも懐かしい。改築前の東京駅の姿も見られます。もはや懐かしい。

落ち着いたら清洲橋辺りを歩きに行きたいなあと思いました。

朝食
Tea&Life