東京:丸の内「POINT ET LIGNE(ポワンエリーニュ)」(3)

ディナーは別の場所を考えていたのですが、満席とのことで断念。しかしふと思い出したこちらのお店に入ることができ、10年ぶりくらいのバーエリアでの晩御飯となりました。

ポワンエリーニュというお店の名前は“点と線”という意味。今夜の宿泊先である東京ステーションホテルにチェックインした後だったので、今更ながら「そうか!」と気づきました。むしろ最初からこちらで食事をするべきところだったのでした。

さて、パンの盛り合わせとともに6種のディップパレットは必ず頼みたい。変わらず看板メニューとして存在していて嬉しい限り。上の鮮やかなピンクのディップはじゃがいもとビーツなので、毎回付けるたびに勝手に甘酸っぱいようなものを想像していて「そうだ、じゃがいもだった」とギャップが生じるのも面白かったです。

ポワンエリーニュのパンが食べ放題になるのも幸せなひと時。マスカルポーネチーズの食パンやらクロワッサンやら色々な風味や配合、食感のパンとディップの組み合わせが楽しい。
ノンアルコールのサングリアを片手にパンも進みます。

夫はフリーフローにしてアルコールを色々楽しんでいました。飲みやすいラインナップだったようです。
パテドカンパーニュ。スレートっぽいお皿に盛りつけられていると、これまた東京駅の天然スレート瓦のエピソードも思い起こされて、勝手になるほどと感じ入っております。

パテカンはパンに乗せてもよし。
クレソンとセルバチコのサラダ。いずれも癖のある風味がたまりません。

チーズもふわふわ。
牛ホホ肉のアッシェパルマンティエ。マッシュポテトのグラタン的な感じです。

これまたおいしい。パンのお代わりも何度かして堪能した私はここらへんで結構お腹いっぱい。もう少し飲みたい夫は、アテに4種のソーセージ盛り合わせを追加オーダー。4本かと思ったみたいで、やってきたのはこのような素晴らしい盛り合わせ。

勿論美味しいので私もソーセージを少し味わいまして、おやつはもう食べられないということになりました。デザートはソーセージですね。2人で1万円くらいで、心行くまでパンとプラスアルファを楽しみました。