中目黒から行ったけど、目黒にも近かったのでサイトの表記に倣って地名はこのような形にしました。
友人と中目黒でランチ&パン巡りの午後。
前回も彼女に引率されてこの界隈のカフェや家具屋さん、パン屋さんを回ったのだけど、それが実に8年ぶりだということに驚きました。
ランチのPACIFIC57と、カフェのBelair 38 cafeのページでそれぞれまたご覧くださいませ。
写真の撮り方とか全然今とは違ってたなあ。
今回は、海南チキンライスの美味しいお店に連れて行っていただき、TRASPARENTE (トラスパレンテ)というパン屋さんであれこれ購入し、こちらにやってまいりました。
あ、パン屋さんで再訪したいと思ってたお店がなくなっていたのが残念でした。
さて、gentille(ジャンティーユ)カフェは1階がパン屋さん。
どれもこれも好みのパンだなあと2箇所の棚をウロウロしてやっと購入し、2階のカフェで涼みます。
猛烈に暑くて、たくさん歩いて汗をかいていたのでカフェに落ち着きほっとしました。
8畳くらい?のスペースに、キッチンと2つのテーブルが置かれているカフェ。
パリをイメージしたインテリアが素敵です。
木の温もりと、大胆に活けられたお花などで、和んだ空気が漂います。
住宅系のサイトや雑誌を見ては空想を楽しんだりしていますが、このような落ち着いたサイズで、それぞれの色合いやテイストが見事に馴染んでいる様を見ると、広さよりも大事なものがあるなあと気づかされます。
私が選んだのは、フレンチトースト。
シロップをたっぷりかけて、優しいテイストのホイップクリームをつけて食べると、疲れた身体に染み渡り、また新たな活力となってくれました。
フレンチトーストは作り置きしていて、オーダーすると温めなおしてくれます。
作り置きするという考えが今まで無かったのですが、ありなのですね。
本日のケーキ500円は、友人のオーダーしたバナナケーキと、こちらのフレンチトースト。
私はバナナがやや苦手なのと、パンカフェでパンメニューを食べたいと思っていたので願ったり叶ったりの一品でした。
しかも私の好きな、みっちりと卵液が染み込んでいてしっかりと焼かれている。
何かカスタードのように仕上げっているクラムが絶品です。
そしてレーズンパンを使っているという点でも好きポイントがアップしています。
おおぶりのカップに豊かに注がれたカフェクレーム590円もベストマッチです。
ちなみにこちらのお店の紅茶はポットサービスでした。あり難い。
潜在的に思っていることですが、カフェでおやつを食べる際、ケーキでなくてもいいなと思うことがあります。
そんな時に、パンのお菓子だとフィットするのです。
薄力粉ではなく、強力粉がよかった、という感覚でしょうか。
もしくはベーキングパウダーではなくイーストなのよ、というものなのでしょうか。
それに気づいたのが、やはり同じ8年前の2002年にイギリスへ一人旅した時。
LondonからCambridgeへ足を伸ばしての、ティータイムでティーケーキなるものを試してみました。
サルタナ入り丸パンを横半分に切ってトーストして、バターを塗って食べるのです。
これがミルクティーによく合うのです。
パン好きの間では、パンといえばフランスだ、ドイツだイタリアだと云われていますが、私は密かにイギリスにもパン文化が根付いていて、美味しい国だと信じています。
いくらイギリスは食べ物がまずいという誹りを受けようとも、擁護します。
こういうのを地道に紹介できたらいいな。
思いがけず試食で頂いたショートブレッド。
素晴らしくサクサクとした口当たりに、キャラウェイシードでしたっけ、少しクセのある味がポイントになっていて美味しかったです。
ミルク入りの飲み物にしといてよかったな。
友人とも久しぶりにお喋りが出来て、楽しい午後でした。
この後は目黒川沿いを目黒へ歩いて帰りました。
何か見たことある光景だなと思い、数日後に魔王のシーズンだということで、一気に全話を見たのですが、成瀬先生としおりさんが並んでいつも歩いてる場所だったとは!
いや~それにしても魔王
はいいドラマでした。
必ず最終回で泣けます。
智くんも回を追うごとに凄みが増してきて、ゾクゾクさせてくれました。