八女茶とみたらし団子


緑茶の中でも八女茶は、旨みが強くてそれだけで満たされる含みがあります。
福岡の叔母に送って貰ってるのだけ、最近は飲んでます。

宋の時代に茶を持ち帰った和尚さんが寺の境内に植えたのが
日本での茶の生産の始まりとされていますが、
その場所こそ私が幼い頃から眺めて育った、福岡の背振山なのです。
外で遊んでても、自分の部屋にいても必ず南に背振がある光景に慣れ親しんでいて
関東で暮らすようになってずーっと山が見えない暮らしをしているなあとしみじみ。

逆に都会で暮らしていた人が田舎に移り住むと、
「ずーっとビルが見えない暮らしだ・・」ってしみじみするのかなあ。

あ、八女茶はもう少し時代が下って、明の時代に別の和尚さんが持ち帰って
福岡の筑後地方の自分の地元に産業として根付かせたのが始まりらしいです。

そんな八女茶のお供には、近所の和菓子屋さんで
ふいに食べたくなって買い求めたみたらし団子。
お盆の上にすっからかんになっていたので、「今日はもう終わりですか?」と聞いたら
「今からすぐ焼きますので大丈夫ですよ」
と、店先で香ばしさを漂わせて焼いた熱々の団子を、タレにからめてくれました。
うう、何気ない幸せだ・・・。

胃が重たかったので、本当は今日のおやつではなくて、お昼ごはん代りだったり。
少しだけ、七味を振ってみましたよ。

なーんてことない一日でした。

独り言。
abingdon boys school、
Vネックセーターとかネクタイとかがどうだと云うことではなくて
英国って時点でもう私の好きなようにしてくれてありがとうって感じなんですが。