東京:丸の内「イノダコーヒー」(2)


今日は急遽、少しだけ仕事があったので外出するも、お昼には終わり。
久々に何処かでランチでもして帰ろうかなと、大丸の中にあるイノダコーヒーに来てみました。
パンを、とりわけサンドウィッチを食べたかったのです。
他にぱっと思いつかず、どうせならコーヒーのお店にしようということで。

窓際のカウンターに通され、すぐにオーダー。
表にあるメニューを見て決めていたのは、ゆず胡椒のチキンサンドセット ¥1,470。

まずは冷製スープが運ばれてきます。
ヴィシソワーズが残暑に嬉しいです。

そしてサンドウィッチのプレート。
メニューでは黒胡麻入りのイギリスパンがこんがりとトーストされていましたが、
実際には軽く温めなおしただけのようで、パンがぱさつき気味だったのが残念。
個人的には、こんがりトーストでないのなら、
焼かないでそのまましっとりしたままでもいいような気がしました。

しかしながら柚子胡椒がピリッと利いたチキンは美味しかったです。
キュウリやベビーリーフなどと一緒にサンドされているのもバランスがよいです。

野菜といえば、このプレートはとても私好み。
右奥には、かぼちゃ、オクラ、とうもろこしが添えられています。
かぼちゃがホクホクに煮られてますし、オクラはしゃきっと、
まさかのとうもろこしは手でもってかぶりつきです。
さらに。
サンドウィッチにはポテトチップスが付くことが多いのですが、
なんと。
れんこんチップスなのです。
これがとっても美味しいのです。

最初はサンドウィッチの合間のリフレッシュにつまんでましたが、
お楽しみにしようと最後にとっておいて、ゆっくり食べました。
これだけでテイクアウトとかなかったのかなあ。

飲み物は、カフェオーレ。

カフェオレじゃなくて、カフェオーレ。

コーヒーを頼むと予めミルクや砂糖が入ることの多いと感じる関西系コーヒー。
でもこれには角砂糖が添えられていました。
最初はこのままで飲んでいましたが、今日はおやつ代わりにと、
一つだけ入れてみました。
甘いコーヒーもたまにはいいものだなあ。

食後にゆっくりとコーヒーを飲みながら、ついつい手持ち無沙汰になり、
i Phoneを取り出してTwtitterのお返事を書き始めましたが、
一つだけツイートして、やめました。

せっかく外が見える場所なのだから、外を見よう、と思ったのです。
眼下には東京駅の八重洲口の道路。
ひっきりなしに車が行き交いますが、この暑さのせいで人は思ったより少なめ。
きっと地下を通っているに違いありません。

色んな考えや想いが浮かんでは、他に移っていくのに任せてしまい、
ただひたすらぼうっとしていました。

考えたら、大抵何かしらの画面を見ていることが多い毎日を過ごしていて、
こんな風にひたすら外を見ている時間は最近なかったなあ。
会社ではPCを使う仕事に就いているし、
パンの仕事ではキッチンに立ちますが、
家事など生活に必要なこと以外をしているときには、画面の前。

Twitter俳優の先駆者とも言われる田辺誠一さんは、
ガジェット大好き人間を自認しているのですが、8月一杯はなんと
デジタルと接するのを最小限にしているのだとか。
結構勇気のいることだなあ。

私には仕事柄無理というのもありますが、
無しには考えないというのもあります。
今月の旅行に際しても、ノートPCなのかi Padにするか、
そんな心積もりを今からしています。

なので、このぼーっとした無の時間が、何だか楽しかったです。

昨夜はツイッターの番組で、福岡の高校生の信じられないくらいの交流ぶりに驚かされました。
企業を目指すこともあり、親ほどの年齢の会社の重役クラスの人々と気軽に食事をし、
違和感無く会話を楽しんでいる様子が流れていました。

ツイッターの利用の仕方は様々。
興味のある話題のこと以外にも、何気ないつぶやきを眺めるのも楽しいもの。
前にも書いたかもしれませんが、フォロー数が3桁くらいになった頃から、
「眺めるラジオ」みたいなニュアンスにもなりました。

ま、あまりメリットを追求せず、
楽しんでやってる、ただそれだけのことであります。

それにしてもイノダコーヒーには、2008年3月に来た以外にも、
コーヒーとケーキを食べに来たことがあったのですが、載せ忘れているようです。
早め早めに載せていかないと、記憶は薄れるし、写真は何処かへ行くし、
反省しきりです。

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