1998年 信州篇:ホテルリゾナーレ朝食、フィリア美術館、バラクライングリッシュガーデン

朝食「ラ・ヴィータ」(リゾナーレ内)

朝食は¥1500でバイキング形式。
和洋取り混ぜてあります。

パンはホテルメイドのくるみパン、ちょっと見えないけど信州りんごジャムを添えて。
フルーツはこのあとたっぷりお代わりをして、コーヒーで締めくくりました。
飲み物の選択肢にそば茶があったのも信州らしさがあって面白かったです。
自然光が朝はすがすがしい!
天井が高く、ガラス張りのこのレストランでの朝ゴハンはとても気持ち良いものでした。

フィリア美術館(小淵沢)

リゾナーレからぶらぶら歩いて10分くらいの場所にある美術館。
常設展に、アウシュヴィッツの獄中で描き続けた作家の絵があります。大変衝撃的でした。
アウシュヴィッツでは宗教は禁じられていたのですが、その中にあって密かに行われていたミサの様子の絵を見た時に宗教って本来こう云うものなんじゃないかな、との思いを強く持ちました。
ホントにツライ人に少しでも救いの手を差し伸べる事が、宗教のあり方ではないでしょうか?

立派なパイプオルガンがあります。時々演奏会が行われるようです。素敵な美術館でした。

この後、お蕎麦やさんの「萬吉」を歩いて目指したのですが、またもや「るるぶ 信州」の地図に頼って行くと全然行き当たらない。
何組か車で行きつ戻りつするカップルがいましたが「おや、あなたも萬吉?」と聞きたくなったりして。通りすがりの地元の方に聞くと、全然方向が違ってたことが判明。歩き疲れてしまったので、「萬吉」のお蕎麦は最終日のお昼に回すことにしました。

その代わり、木々の間をたっぷりと散歩する機会には恵まれたと云う事で・・・。そう云い聞かせてホテルに車を取りに戻り、凝りもせず「るるぶ 信州」に載ってたお店をチェック。今度は、本場で修業したと云うタイ風カレーのお店を目指した処・・・。
・・・建物ごと無かったのです。工事中になってました。

バラクライングリッシュガーデン(蓼科高原)



まず昼食!入場&ランチで¥2000
左はシチュー。右は私のフィッシュ&チップス。
フィッシュ&チップスは・・ん~どうかな。シチューの方が良いかもしれないです。紅茶は、英国における大衆的な懐かしい味。濃いので、ミルクをしっかり入れても安心です。

ホントはお昼を済ませてからバラクラでお庭拝見して、ティータイムを過ごす算段だったのですが番狂わせ~。けどランチもある事が判ったので善しとしましょう。
もうひとつ。
イングリッシュブレックファーストが¥1500であるようです。こんなのガイドブックには書いてないし、TVでもスコンやぶどうのジュースばかり取り上げられててちっとも知りませんでした。どんな感じなんでしょう。どなたかここでイングリッシュブレックファースト召し上がった方、良かったら教えてくださいな~。
テラス席はよくTVや雑誌に載るけど、室内だとこんな風。
温室みたいでちょっと暑いかな。
雰囲気は良いです。
庭園はダリアが一番綺麗に咲き誇っていました。
バラは残念ながら・・・きっといつかバラの季節にまた来たい!
お花は秋のものに植替え作業をすすめていました。
菊でボーダーを作ってて、イングリッシュガーデンに菊?と思いましたが、後日スコットランドに留学してらした方からメールで英国でも菊は結構ポピュラーみたいな事を教えていただきました。

ロックガーデンや湿った処が好きな植物の庭や、色々なタイプのお庭がゆったりと作られています。
小道の両側はラベンダー。
やはりバラクラのベストシーズンは初夏でしょうか。
お買い物は、スコンとクロテッドクリーム、ティポットやお花の図柄のカッティングボードやプレート、カルーナと云う苗・・・。

バラクラでお茶出来なかったので、帰宅してからのティータイムはこちらで。
クロテッドクリームは瓶入りで、日持ちがするのも安心です。

ホントにお天気が良くてすがすがしい日でした。

お花の写真をいっぱい撮ったのですが、光が強くて思ったような仕上がりのものがちょっとしかなかったのも残念。
写真って難しいですね。だから面白いけど。

小淵沢へ戻る途中、スーパーで翌朝のため、ちょっとお買い物。

スパ イルマーレ(リゾナーレ内)

宿泊者は¥2000 (ロッカー使用料、タオルレンタル料含む)
プールは波が出てくる時間が設けてあります。ここも天井が高いので、開放感があってくつろげます。

外のジャグジー露天風呂感覚で、日が暮れていくのをぼーっと眺めて過ごしました。
カップルばっかりでした。

中のジャグジーは二つあり、それぞれ泡の出方が違うので異なったマッサージ効果が得られます。
もう一つウレシイのは、それぞれ違うハーブの香りがする事!私達が訪れた時は、カモミールと、バーチでした。

併設のカフェイルマーレは、ファーストフードと云った感じ。でも、椅子が木製だった事が気に入りました。プラスティックだったら興ざめですよね。

夕食「トラットリア リゾナーレ」(リゾナーレ内)


カジュアルなイタリアンのお店です。予約無しでもOK。
私達は2人用のコースを頼みました。値段は忘れてしまいました。前菜の盛り合わせ。ささ身のペーストのオードブルが印象に残りました。

パンは2種類、ホテルメードです。
飲み物は奥が、キールロワイヤル、私がラクリマクリスティ。
何処かで聞いたような名前ですが、宗教用語だそうです。(キリストの血)
パスタは日替わりのようです。
手長エビがどっさりのトマトソースのパスタ。
ちょっとピリッと辛かったので、もりもり食欲をそそりました。
牛ロースの薄切り マルサラソース

ローストビーフのようですね。
甘いソースでこちらも美味しかった。
チップス(フライドポテト)も付いてかなりのボリュームです、私達にとっては・・・。
デザート。
右のケーキがナッツの味が濃厚でここでも秋の風情を感じました。
エスプレッソ
ブレンドなども確か選べたと思いますが、イタリアンの後にはやっぱりエスプレッソできゅっと仕上げたいものです。
満腹かつ満足な晩ゴハンでした。

GAUDIO(リゾナーレ内)

ゲーセン&カラオケスポットです。
コイン握り締め、久々のゲーセンを満喫しました。全体的に大人向きかな?

昼間はあんなに暑かったのに、乾いてひんやりとした、それでいて緑の匂いのする風が吹いていました。
流石は高原の地です。