2005年 福岡篇:大福うどん、グランドハイアット福岡、CORDUROY bread and coffee、楽天地

朝食「大福うどん」(福岡市博多区博多駅地下)

丸天うどん400円とかしわめし(210円/2個)

何しろ朝6時半のスカイマークに乗るため、朝ごはんを食べられず、うわさのみち子さんのお届けする空弁をと思ったのですが、まだ早すぎで売られておらず。
ならば、福岡でうどんの朝ごはんにしよう!ということで空港から地下鉄で移動し、博多駅の地下にて、丸天うどんに、かしわめしをつけました。

これこれ~さつま揚げとは違う丸天の香ばしさ、たっぷりの葱、甘いダシ、やわらかい太い麺。うどん発祥の福岡のうどんはこれです。

大福うどんの二軒ほど隣には因幡うどんがありました。どちらも福岡では老舗のうどん屋さんです。


いったん荷物をホテルに置き、父のお墓参りへ。博多駅周辺および郊外にて野暮用を済ませ、またホテルに戻ります。

グランドハイアット福岡(福岡市博多区キャナルシティ内)

憧れのグランドハイアットにやっと泊まるチャンスが訪れました。プランは、オータムハイアットグランド・クラブフロアステイ
2名様1泊 27,720円にて。
スタンダードフロアだと20,790円なので、そう考えると、クラブフロアにしておきたい。

窓の外は、キャナルに面していて、泊まっている場所を実感できます。遮光カーテンを閉め切った夜に、顔だけ出して外を眺めるのが好き。
クラブフロアは、ネット接続が無料とのこと。
PCが無い人は、クラブフロアのラウンジで有料にて使えるみたいです、印刷対応もしていました。
テーブルの上にはミネラルウォーターが2本プレゼント。これは大変うれしい。
上の写真のTVのさらに右側は荷物置き場とクローゼット、入り口となります。右側に見えているのは、バスルームのシャワーブース部分のアールになった間仕切り部分。
間仕切りは障子風の和のテイストです。
クローゼットには浴衣も装備されていました。
バスルームは広い上に鏡張りでガラス使いなので、ますます広く感じました。
バスローブもあり、タオルは人数+1と余裕の装備。
アメニティはクラブツリー&イヴリンでクラス感にあふれています。ええなあ、グランドハイアット。
バスタブの横には洗い場があり、シャワールームとしても使えます。これは贅沢。手前に取っ手が見えますが、これがシャワールームと洗面室との境になっています。
もし、将来バスルームを好きに設計しても良いというチャンスが合ったら、こうしたいという最も気に入ったサンプルとなりました。
シャワールーム部分の棚。

鏡、ガラス、石の組み合わせがとても落ち着きます。
自然素材だからでしょうか。

ミネラルウォーターを持ち込み、備え付けのバスソルトでお湯を張って広いバスタブで手足を伸ばし、悠々と入浴を楽しみました。

よく食べてしっかり入浴。
極楽極楽。

お茶「グランドクラブのラウンジ」(グランドハイアット福岡内)

何しろ野暮用なのと、意外と朝ごはんのうどん&かしわめしの炭水化物がどっさりとお腹にたまっていたため、お昼ご飯を食べ損ねていました。
で、ラウンジでお茶が出来るので、約束の時間が迫っていましたが、お茶の時間に利用できるのがこの時間しかないので、ちょっとつまんでからにしようということになり。
すべてセルフサービスですが、フレッシュジュース3種、ペリエ、コーヒー、エスプレッソ、各種リーフティ・・・・
お茶菓子は、ガトーショコラとアプリコットのケーキ、ビスケットが3種。
すばらしいです。ゆったりしたソファに身を沈めてしばしの休憩。

ちなみにアイリッシュモルトなる茶葉を選んだのですが、ミルクは入れないほうが良いフレーバーティでした。

お茶「CORDUROY bread and coffee」(福岡市中央区今泉)


いつの間にやらカフェ激戦区の今泉、小さなビルの屋上階にありテラス席は、さほど眺めが良い訳ではないけど明るい雰囲気でやっぱり気持ち良いです。

私はお腹の中が粉っぽかったのでコーデュロイブレンド、配偶者は最近見つけると必ず頼んでしまうギネス。
そしてこのお茶の時間は、古くから友人で帰福時には必ず会うめるみとの再会でもあります。
すでに主婦としてお母さんとして着実な歩みを続けている彼女に何かとアドバイスを貰い、配偶者へのネイティブ博多弁の洗礼を与えて貰いました(笑)
何かとどうもありがとう!たくさん貰っちゃったよ~。また会おうね。
このカフェはお食事も美味しそうで、即興詩人のパンも食べられるとか。食事しそびれたよう。残念。

夕食「楽天地」(福岡市中央区天神)

東京に割りとコンスタントに来てくれる学生時代の友人に、今回は甘える番。
何食べたい?のリクエストにはもつ鍋と回答。かつてよく行った天神の裏通りのこちらを希望しました。
もつ鍋ってこういうとこで豪快に食べるのがふさわしい。
どれくらいの量食べるか判らなかったのと、ちゃんぽん玉を確保するために、お勧めコース2000円をオーダー。
見よ、このキャベツとにらの量。都会ではもつ鍋ブームが去ろうとも、福岡では日常としてこのような卓上の光景が繰り広げられているのでした。

セットについてくる小鉢はキムチか酢もつが選べ、私は酢もつに。さっぱりとこりこりと頂けます。
美味しい。
梅酒のロックも進みます。なんせこの場所は、生半可な覚悟では来れない場所にあり、しかも1階入り口は「? 入っていいの?」という気持ちでいっぱいになる造りになっているからです。
友人もその同僚たちにここに本人の希望で連れて来る事になったと話した処「ご主人は大丈夫だろうか」と心配したそう(笑) 大丈夫、むしろこの雰囲気がよいのです。

私たちの通されたのは5階、勿論古いビルのため延々と狭い階段を登っていくので、何かあったらとても怖いことに。
それでももし、いつかこの本店が建て替わるとなると一抹の寂しさは感じるでしょうね。
ややあって、このような状態に。一切まだ食べていませんがこれほどまでにしんなりと火が通ります。
ざる豆腐、キャベツ、にら、にんにく、唐辛子、秘伝のしょうゆベースのスープ、そしてもつは1.5人前/1人!
汗をかきかき、美味しいもつ鍋をあらかた食べおおせたら、ちゃんぽん玉のオーダーです。最後にちゃんぽんを入れないことには〆になりません。ちゃんぽんは遅い時間に行くと売り切れることもあるので、そのような憂き目を見ないよう。
ちなみにこのコースはちゃんぽん食べ放題ですが、そんなには食べられません。3人で2玉注文し、畳にひっくり返りそうになりました。
大満足。楽しいご飯でした、どうもありがとう!今度は福岡か東京のどちらで会えるでしょうか。


大丸そばからバスに乗り、中洲を過ぎたあたりで下車。キャナルシティは夜の顔になっていました。
キャナルシティは、福岡にいる頃にかろうじて出来ていたけど全然馴染みがありませんでした。
しかし離れてから何かと縁があり、大好きなスポットになっています。
便利だし、綺麗だし、そしてキャナル(運河)が流れているという水辺の何か安らぎみたいなのを感じるからでしょうか。