東京:本郷三丁目「廚菓子くろぎ」(1)


2,3ヶ月前だか、夫がかき氷を求めてこちらのカフェに行ってきた処、たいそうおいしかったのと雰囲気が良かったのと様々な理由で再訪を希望しており、連れて行ってもらいました。

この日は久しぶりにそこそこ歩いていて、到着したのはもう日が暮れた時間。
それでも外の席は全て埋まっていて、店内のテーブルを消去法で選ぶほどの大盛況ぶりです。

さて、メニューを見ると想定よりも高級でやや戸惑います。
夫は今月のかき氷と決めてきているので、私は温かいコーヒーと和菓子がいいなと思いつつも、飲み物とセットになるとあんころもちは2個もついてくるのかということでうーむうーむと悩んでいました。
しかしショーケースの中には生菓子も置いてあり、特にこの季節は柿のそれをみると頼みたくなる性分です。

絹しずくの淡口のカフェラテと一緒に。
すると運ばれてきたトレーを見ると、その世界に感動してしまいました。
一つ一つが行き届いたセッティングで、なるほどなあと納得しました。
落雁も付いていて、オトクな気分にすらなります。

柿の生菓子のあんこは抹茶あんでした。この組み合わせもいいですねえ。

夫のオーダーのかき氷は、紫芋。

見た目にも圧倒されますが、途中でリンゴのシロップや練乳で味の変化も楽しめます。

こちらのカフェは東大の敷地内、ユビキタス研究所の建物の側にあります。
お手洗いに行く時には、研究所の建物に入れて貰う必要があるため、スタッフさんに申し出て入室カードでピッとしてもらわなければなりません。

ともあれ、和菓子は湯島のくろぎ、コーヒーは猿田彦コーヒーのものだそうで、一度にこのような空間とセッティングでゆっくり楽しめるなんていいなあと思いました。

今度は他のテーブルを見て気になったあれやこれなどを順番に頼んでみよう。