何となく、確かこの辺りに和菓子屋さんがあったなと思いつつも、そのまま過ごしていました。
しかし心残りがないようにやっぱり行かねばと、ある日のランチの帰りに立ち寄ってみました。
一瞬、この引戸を開けてもいいのだろうかと躊躇してしまうのですが、入ってみるとこれまた戸惑いが。
小さな使い込まれたショーケースが目に入り、そこに収まっているお菓子を長年作り続けてきたであろうご主人がそっと現れてホッとします。
自分用にどら焼き160円を、夫用に水ようかん(確か150円だったかな)を購入しました。
どら焼きは午後のおやつに食べようと思いましたが、いざ手にしてみると殊の外ずしりと重量感があり、自宅でゆっくりいただくことにしました。
粒あんはもっちり、皮は懐かしい甘さがあり、とても満足感のあるおいしいどら焼きでした。
お一人で作っているとのこと、これからも長く続くことを願ってやみません。
栗饅頭も買ってみたいなと思っています。