南部せんべい かるやきごまのみみ


青森旅行で買ってきたもののひとつ。
地元のものを探しに、スーパーマーケットやデパ地下へ出掛けるのが旅の醍醐味の一つ。
お土産用南部せんべいも、自家用に割れた大袋のものも買いましたが、
この耳部分のせんべいはなんとも地元っぽくていい感じ。

自宅でワクワクしながら封を開けて、ポリッと…あ、あれ。
さぞかしパキッとした歯ごたえかと思いきや、じんわりと歯でしなる食感。
確かに袋には、「本品は湿気を含んだやや固いみみです。」と明記されています。

思った以上の固さ、弾力にちょっと戸惑いましたが、
私はこの弾力がクセになり、一人で食べ続けてしまいました。
口寂しい時にもいいんじゃないかなあ。

月曜と火曜は、ドラマが楽しみな曜日。
こんなに毎週の放送を楽しみにしてるって久しぶりです。

鍵のかかった部屋は、防犯オタクの榎本径の淡々としたキャラクターを中心に
次第に榎本の一番弟子気取りになってきて一層お茶目な青砥さん、
なんだかんだ云いながらも榎本の代理人のポジションでいたい芹沢さんのチーム榎本が
いい味なのです。

キャラクターって大事ですよね。
見ていて愛着が湧きますし、ストーリーにも入り込めます。

榎本は基本的に淡々として無表情ではあるのですが、よく見ると微妙な変化を見て取れるのも面白い。
あるフォロワーさんがある回で「もうイヤホン付けないのかしら」と嘆いていたので
イヤホンに注目して、編集がてら第一回を見てみた処、
あの白いイヤホンは結構効果的に使われているような気がしました。

イヤホンで外部との接触を遮断しているように見受けられました。
何度も、イヤホンを不意に他の人に外されたり、肩をいちいちトントンと叩かれたりして
受動的なのです。
しかし、青砥さんと演劇を観にいくときなど自らイヤホンを外して近寄ってきたりして。

全てを見返している訳ではないのですが、今度見直す時にはイヤホンにも注目してみたいと思います。

毎回、21時40分頃に榎本が密室の謎を解き、お決まりの鍵を開ける仕草がくると、
「来たー!」と何だか印籠を拝んだような、そんなカタルシスというか、
ヒーローが変身する瞬間というか、とにかく「待ってました!」という気持ちがすっとします。

全11回に決定したとの事、サイドストーリーが密かにドラマ終わりに忍ばされているようで、
どのように終わりになるのか今からとても楽しみです。