岡本太郎のケーキ


幸いにも無事だった人は、ただ胸を痛めたり、憂いたりしている方も多いかと思います。
でもそれでは、かえって被災した方々に申し訳ない。
無事だった人は、勿論募金などの金銭的な活動も大いにする他には
日常の暮らしをすることも忘れてはいけません。

被災地では大変な思いをしているのに、
自分はおいしいものを食べたり、楽しいことをするのが憚られると云うことなどから
消費が落ち込みがち。

しかしこれから長い目で見て東北を含め日本が復興していく為には、
人々が日常の暮らしを送り、需要が生じて、経済活動が行なわれた方がよいのです。

普段の暮らしができることは本当は物凄いのだなと、
改めて感謝の気持ちで一杯になります。

そんな訳で、この連休中もマリーアントワネット作戦を実行しています。
これは、岡本太郎をモチーフにしたケーキ。
ラズベリーとチョコの融合が素晴らしく、食感も意外にほろっとしていて、おいしかったです。
こちらは夫のチョイスですが、味見させてもらいました。

私のは奥ので、昔ながらのガナッシュクリームに、生クリームとフルーツがサンドされたもの。
カフェオレと一緒に味わいましたよ。

それにしても風評被害が早速ひどいようで。
我が家は、夫の実家から送って貰うお米が無い時には、いつも福島のお米を購入しています。
早速福島のお米にも風評被害が出ているとかで、気の毒で仕方ありません。
今のお米が終わりになったら、次は福島のお米を買おう。

更にいくつかの県が自主的に出荷停止を決めました。
それは他の県産のものを風評被害から守る為、とのことです。
うーん。何か違う気がします。

なんというか、その県産だからと云って、全て拒否している向きがでているのも
大変嘆かわしいものです。

最近常々夫と話をしているのですが、どうしても情報をきちんと受け取れない人たちが
右往左往しているように思えてなりません。
それを更に冗長しているのではないか、と。

うまく言葉にできていない内には無責任に書き綴るべきではないかとも思います。
でも、何だかとてももどかしくて。
私のように買いたいなと思っている消費者には売ってくれないだろうか。
ホウレン草や牛乳を。
色々とルートが難しいのだろうとは思いますが、そう思っている消費者がいますよ、
ということを云いたいのでした。