2020年 浅草篇:Suke6 Diner、浅草観光、御宿 野乃、亀十、米久本店、すみだリバーウォーク

8月15日 / 8月16日 

昼食「Suke6 Diner (スケロクダイナー)」(東京都:浅草)

東京からは出ずに旅行っぽいことをするならば、浅草がいいのではということで、久しぶりの浅草へ。

まずはこちらのお店でランチです。ものすごく換気をしていて、空調費も大変だろうなあと思いつつ、私はとろけるサバコンフィと自家製シトラスヨーグルトソースのサバ!サンドイッチ1,020円と自家製ジンジャーエール(四万十の有機生姜と喜界島の有機きび砂糖使用)510円を。サバがふっくらして実に美味しい。パンは雑穀が入ってるのかな、ふわふわだけどちょっとアクセントがあっていい。3階にパン工房があり、麹町カフェやファクトリーやチリパーラー9の系列のお店なのだそうです。納得。
夫は、助六バーガー1230円、ブリオッシュバンズにグラスフェッドビーフのパテ、トマト、グリル度オニオン、チポトレマヨをサンドしたもの。チポトレマヨってなんだ?と思ったら、ピリ辛のマヨネーズだそう。

そして黒板から何かビールを選んでいました。デザートにはほろ苦キャラメルプリン460円。

そんなに固くはなく、意外となめらかプリンでした。
朝ごはんも気になるお店です。

浅草観光

暑いのとこのご時世なのとで、やはりさほどの人出ではない印象。でも歩きやすいなとも思ってしまったり。そこではたと、中々買えない亀十のどらやきを買えるのでは…と思って行ってみたら、すんなり購入できました。

ホテルのチェックインは15時なので、まるごとにっぽんという毎日が全国の物産店のような商業施設へ初めて行ってみました。こちらは2020年11月に閉館が決まっているとかで、個人的には行きたいお店があるのでまた来よう。この日もそれなりに色々購入しました。買ったものは後々アップしていこう。

道すがら、夫が気になっているクラフトビールのバーがあるとかでその場所まで行きまして、ここまで来たんなら飲んでいけばということで、夫と暫し分かれて私は浅草散歩。こういうのは全然苦にならないタイプというか、むしろ別行動したい。

ホテル「天然温泉 凌雲の湯 御宿 野乃 浅草」(東京都台東区)

15時になったので、チェックイン。大浴場があり、リーズナブルで新しいという条件にぴったりで、一休にてサ・税込み7,777円という素泊まりプランにしました。2人でこのお値段…!申し訳ない。

ホテルに入ると靴を脱ぐ旅館スタイルで、畳が気持ちいいです。7階のクイーンルーム。サータ社製ベッドがホテルの売りの一つです。
タオル掛けが竹でできているのも風情があってよいです。

ソファに座ることはなかったけど、小気味よくコンパクトにまとまっています。

洗面所。この下に冷蔵庫やミニバーがあります。

冷蔵庫にはウェルカムフルーツが。

わざわざ可愛いガラスのツボに入れてくれているのが嬉しい。

この日はパイナップルとデラウェアでした。お風呂の前に血糖値上げるの大事。ミネラルウォーターのサービスもあります。

23時までは1階でソフトドリンクのサービスもあるので、飲み物には困りません。ありがたい。

スカイツリーが窓から見えます。工事の杭打機が奇跡的にスカイツリーの下の部分みたいに見えます。お盆で工事がお休みだったようです。

花やしきもみえます。

夜は閉園するので夜景は特にみられませんでした。
一通り部屋の探検が済んだので、早速地下の温泉大浴場へ出掛けました。テレビの下にあるカゴが、お風呂に出掛ける用として使えます。温泉は東京らしい黒湯で、かなりくつろぐことができましたし、リフレッシュもしました。

おやつ「亀十」(東京都台東区)

どら焼き1つ360円。
頂きものでしか出会っていなかったので、今回自分でも購入出来て嬉しい。まずはあずきを…。

そして白あん。

改めて、皮もすこぶる美味しいなあと再認識しました。素朴な味わいです。
コーヒーは、まるごとにっぽんの澤井珈琲で購入しました。

夫はアイスコーヒー。氷を貰ってきてしっかりアイスにしました。アイスで香りが立って美味しかったです。私はオーソドックスなブレンドにしました。こちらもよい。

夕食「米久本店」(東京都台東区)

以前、フルーツパーラーゴトウに並んでいるときに気になっていて、いずれ伺いたい…と思いながらようやくこの日を迎えました。この写真は帰る時なので実際に伺った時間とは違います。引き戸を開けると、受付というか下足番の方がいて来客を告げるためにこの太鼓をドンドンと叩くのが昔ながら感があっていいなあ。

こちらの老舗も感染症対策として色々対策をとっていました。私たちは、玄関入って左に進んだ廊下の突き当りの部屋を選びました。まだ少し明るくて中庭も見えます。
上とトクを1人前ずつ、夫はビール、そしてごはんとお新香を1セットシェアすることにしました。

飲む人用のセット。
この部屋は、私たちが帰るまでもう一組のお客さんしか入らず、ソーシャルディスタンスが素晴らしく保たれておりました。

やがてお肉が運ばれてきます…!こちらはトクの牛鍋(野菜・玉子付)3,790円。

サシがすごい…!
こちらは上の牛鍋(野菜・玉子付)3,160円。

オーダーするときに、あまりサシが入っているようだと私たち食べられるかしらと思案してました。お店の方が「今日のは割とサシが入っています」と言ってて、改めて命をいただくのだ、個体によって質が違うのだと認識しました。で、トクと上をとりあえず1人前にして様子を見ようということになりましたが、正解でした。十分サシ入ってます。

最初だけ、焼き方をお店の方が示してくれて、後は自由に焼きます。

お肉にはあまり火を通し過ぎない方がいいし、関東風の濃いめの割下がすぐに干上がるので結構忙しい。とにかくお肉のとろけること。卵に受けて食べたり、ご飯にくるっと巻いて食べたり。ごはんとお新香はこんな感じ。

上でも十分においしいのですが、トクのお肉はさらに甘みがありました。とはいえお代わりするとなると、我が家の好みはやっぱり上かな。お肉のみだと2,520円です。美しい…。

油脂分も美味しいとはいえ、お腹にたまりますのでこの辺にしておき、最後にはごはんに卵と鍋の割下を掛けて、卵かけご飯で仕上げます。隙なく美味しい。

建物全体が古く風情があります。柱には呼び鈴がありました。使う機会がなかったけど。

階段を上って2階の部屋にも興味がありますが、いずれまたそのような機会があることを楽しみにしておこう。大満足でお店を後にしました。

夜の外観、提灯が灯ると風情がさらに増します。

浅草観光

人通りがほとんどない花やしき通り。
花やしきには一度も入ったことがなく、よくテレビで見かけるローラーコースターには一度乗ってみたいなと思いつつ。入り口に料金体系が書かれていたのですが、乗り放題パスポートしかないようでした。入場料とローラーコースターだけのチケットとかあるとハードル下がるのになあ。ローラーコースターは65歳以上は乗れないらしいので、それまでには一度決断して行ってみるかなあ。

花やしき通りを振り返って。浅草寺へ向かいます。

夜の拝観もしみじみ。こちらからはスカイツリーも収まるのを初めて知りました。

こちらからだと五重塔。
浅草の夜散歩の夫の提案は、すみだリバーウォークを歩くこと。いつの間にそういうのができてたの?
スカイツリーと一緒の景色が幻想的。スカイツリーは刻一刻と煌びやかに証明が変わるので、ベストなタイミングと東武鉄道の出発していく様とを一緒に収めたいと暫く粘りましたが、なかなか難しい。

川面の風でだいぶ過ごしやすくはなっていましたが、それでも熱帯夜でむんとした空気に包まれていました。
いよいよすみだリバーウォークを歩きます。
ちょうど何かの船が通り過ぎまして、未来感たっぷり。

ほとんど夫のカメラで撮ったものなので、より不思議な感じが増しています。
リバーウォークの先には東京ミズマチという飲食店などが並ぶエリアが公園に面していて、そのまま進むとスカイツリーに繋がるようになっていました。もっと歩ける季節だったらぜひまた散歩しにこよう。

という訳で私たちは源森橋を渡って浅草へ戻ることに。川面に映るスカイツリーも興味深かったです。

花火大会以外でこんなに夜の浅草を散歩したことはここ10年以上なかったかも。
区役所やアサヒビールなどの前を通り、吾妻橋を渡って振り返ってみると、例のあのオブジェは黄金以外に青色にも光ることを初めて知りました。

この景色も面白くてしばし眺めていました。
神谷バーとか浅草駅とか。

塩分水分しっかり摂った後のはずなのに、意外と消耗していました。補給して引き続きホテルへの道すがら、再びの雷門。夜の雰囲気もまた格別。

静かな仲見世。

行き交う人々もまばらでした。伝法院通り。

かなり歩きました。…という言い訳をしておいてから、ドーミーイン名物、夜鳴きそば。

夜も温泉に入って汗をすっかり流してサッパリ。部屋から窓の外を見たところ、キラキラしていたスカイツリーの色合いが落ち着いていて、遅い時間にはこうなるのか…と知りました。

結構熱い中も歩いたのに、バタンキューかと思いきや、旅行に出かけた気分で高揚していたのか意外と寝付けないでいました。珍しいかも。