昨日は、久しぶりにABCでこちらのはニーブレッドを習ってきました。
その名の通り、はちみつがたっぷり入るので、捏ねてる時も独特のしっとり感。
不思議な感触でした。
成形も楽しく、これは他に色々応用できるので、習ってよかったです。
出来上がり図を公式サイトで比べると、私のはもう少しひねっても良かったのかな?
食べてみると、これまたしっとりとしていて、はちみつの香りがふわっとたちます。
今回はアカシアでしたが、他のはちみつで試すのも楽しそう。
今朝のごはんに。
左上は、キャベツと大葉の千切りに、すりごまとマヨネーズを。
目玉焼きはオリーブオイルで焼き、ケチャップをかけました。
配偶者が私のを見て「トマト?」と。
「ん?」と聞き返したら、ケチャップで「トマト」と云う文字を書こうとして失敗したのかと思ったらしい。
云われてみると、上部分、それっぽく見えなくも無いです。
未だ、ケチャップで卵料理に文字を書いたことも、書いて貰ったこともありません。
処で、夏目漱石の孫である夏目房之介さんのエッセイ漱石の孫を読みました。
もともと漱石は好きで、全てではないのですが愛読していました。
BS漫画夜話で彼を見ていて、うかつにも全然気づかないで居たのですが、
数年前の「世界わが心の旅」でロンドンだ、と見てみたら、
房之介さんが実は孫で、この度初めて漱石の下宿などを回ると云う内容。
その時には、まだ孫としての苦悩は、まだ判っていませんでした。
しかし、このエッセイを読んで、会ったことも無い祖父の直系の孫というだけで、
何かと回りに背負わされるものが多い苦労をしなければならない日々に、
同情したくなります。
お父さんは漱石の印税で、ヨーロッパで豪遊した暮らしをしていたのとは大違い。
しかしながら、自己分析などを通じて、祖父と父と自分に繋がる血を再認識していく様が、
私には面白く感じました。
他人から見たら、外的要因にうんざりしたり、煩悶したりする様が、
祖父と孫、そっくりじゃないか、と思ってしまう。
漱石ファンからの質問で
「漱石は毎朝紅茶と、ジャムトーストを食べていたそうだが、
ジャムはいちごジャムか、またそのメーカーは」と云うのがあったそうで、
それにも辟易しているので、ニヤニヤしてしまいます。
私はさらに「何の紅茶を飲んでいましたか」と尋ねて、困惑させてしまうでしょうねえ。