東京:渋谷「トラットリア ディペッシェ パッパーレ イタリア」


Perfumeのドキュメンタリー映画を見に行く前にランチをしようということになり、塩気が効いたパスタを食べたい私と、前夜に鍋にしたため肉を潜在的に食べたかった夫の希望が偶然にも叶ったランチができました。

映画館の近くのイタリアンに絞っていたら、以外にもマークシティの処に以前確かうどん屋さんだったお店がイタリアンになっていました。

店名からして魚系であることが全面に出ていて、私が食べられるパスタがあるか一瞬不安になりましたが、豚の腕肉のパスタも外のメニューにあったのでそこは一安心で入りました。

2人の願いが叶うメニューがCONPLETO PAPPARE(コンプレート パッパーレ セット)2,000円でした。
まずは前菜の盛り合わせで、きびなごのエスカベッシュ、ヒラマサのなんとか、自家製ツナの入ったポテトサラダ、グリーンサラダ、ハム、バゲットといった具合に、私の食物アレルギー的には安心なラインナップ。

ハーフサイズでのパスタは鮮魚のラグーで、鯛でしたし、スープにも同様にアレルゲンは入っていなくて安心。
希望する、キリッとした塩気がおいしいパスタで、ここ数日ぼんやりしたパスタにあたってばかりの私の口も何となくひとごこち付いた気持ち。

本日の肉料理はハラミのステーキ。

赤身肉好きの我が家には、まさにこれが正解とお互いに満足しておりました。

後は、コーヒー(紅茶やハーブティーやジンジャーエールからも選べます)を飲みつつ、キリッとレモンの酸味が爽快なソルベでしめました。

さて、『WE ARE Perfume –WORLD TOUR 3rd DOCUMENT』。

冒頭から、本人たちが「網戸」と呼ぶスクリーンを持った演出の「SXSW」をライゾマティクスの真鍋さんがかっこ良いCGで神の目線を組み合わせていて、のっけから心を持って行かれます。

このままライブシーンで畳み掛けるのかとおもいきや、インタビューや、リハーサルのちょっとしたシーンや駄目だし会議など本当に舞台裏をたっぷりと見せてくれる内容でした。

海外のファンの人たちもインタビューに答えていて、時折胸が一杯になって涙ながらにメッセージを伝える人もいて、こちらも貰い泣きしそうになります。
また、台湾、シンガポール、L.A.、ロンドン、N.Y.とどの会場も始まる前の気合入れからのオープニングまでは毎回気持ちが上がり、思わず「わー!」とアメトークのPerfumeすごいぞ芸人の回で初めてPerfumeのライブを見たエリツィンさんのように叫びたくなってしまいます。

壮絶だなあと思うのは、ライブ後は一旦カメラを入れず着替えの後の姿は、足を冷しまくっていたところ。
あれだけのダンスをハイヒールを履いた状態で激しくも美しく踊った後はさぞかし疲れも激しいことだろうなと。

本人たちも曲と曲の間のことを細かく検討したり、ギリギリで変更を試み、スタッフさんも全力でそれに対応するという、本当によりよいものを届けたいという心意気にも感動しました。

かと思いきや、のっちのあの事件のくだりは、こちらも声を出して一緒になって笑ってしまいましたよ。
んもう、何もかもいいな、彼女たちは。

今Perfume関連のCDやDVDは夫の棚に入ってるけど、もう私の棚の方に移動した方がいいんじゃないかなとも思ってます。
Perfumeのライブにまた行きたくなりました。

この映画でちょっと注意しておいた方がいいのは、ハンディカメラのせいでかなりの部分で手ブレが酷いです。
ある程度覚悟をして備えて行くことをオススメします。

そうそう、さらっと触れたけどアメトークのPerfume芸人も実に愛に溢れて、なおかつ面白かったです。
阿佐ヶ谷姉妹のエリツィンさん、最高です。

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