東京:東銀座「木挽町辨松」


スーパー歌舞伎で有名な漫画ワンピースをやるというのは結構テレビでも取り上げられていて、ワンピースは全然知らないながらも面白そうだなあと思っていました。
すると、私の歌舞伎の師匠から「よかったら」と急遽チケットを譲ってくださることになり、この1週間は楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。
歌舞伎は何回か行ったことありましたが、スーパー歌舞伎は初めてというのもワクワクする大きな要素でした。

ワンピースを読む時間はないので、Wikipediaで登場人物とあらすじだけでも…と思ったのですが、全然その世界観が頭に入りません。
その辺はもう諦めて、直前のVS嵐に登場された面々と裏話を楽しんで臨むことに。

折しも前日は歌舞伎には珍しい休演日でしたので、演者のみなさんは歯医者さんや銀行に振り込みに行ったかしらなどと思いつつ、昼の部の新橋演舞場に向かいます。

お弁当は色々考えて、木挽町辨松の赤飯弁当を買っていくことにしました。
辨松のサイトは、内容が事細かに書かれていて、アレルギー表示もあり、安心です。
そして何よりもお赤飯大好きなので。

劇場に入り、華やかな雰囲気のなか、お店をぶらぶらみて、3階A席へ。
双眼鏡を覗いたら、これまでスタジアムなどで焦点を合わせていたので、全然距離感が合わなくて驚きつつも、この距離感がいいなあと。

舞台ではルフィー。

内容はもう面白い!の一言です。
ワンピース知らなくても大丈夫です。
登場人物はひとりひとり自己紹介するので、キャラクターもすっと入ってくるし、ビジュアルを歌舞伎の世界と誠にいい具合に混ぜた感じで表現されているのでより分かりやすかったです。

春猿さんの色っぽさにぐっと来ました。
あんなふうになってみたいなあ。

それと、サンジとイナズマを演じた中村隼人さんのすっとしたかっこよさにもウットリしました。
滝セットのバトルシーン、水も滴るいいい男とはこういうことかと。

滝の勢いが想像以上で、舞台であんなに水を流しても大丈夫なのかと度肝を抜かれました。

舞台は様々な演出で、漫画的な表現をこうするのかと感動しました。
ルフィとハンコックの早変わりも盛り上がりますねえ。
猿之助さんの宙吊り、ものすごく特等席で間近でよくよく拝めました。
会場の一体感もとても気持ちよかったです。
盛り上がるといえば、ニューカマーランドの弾けぶりも楽しかったですよ。
私はどうしても顔の下半分がひげの後のような青くなってる人に視線が行ってしまいました。
どなたなんだろう。

最初の幕間は、お昼ごはん。
ワンピースとのコラボのお弁当もあるみたい。
骨付き肉が入ってるのは、ルフィの好物なのだとか。

次の幕間はおやつ。

小倉もなかアイスでリフレッシュですよ。

ストーリーが明快で、何よりもその世界観に浸ることができて、とても楽しい気持ちで劇場を後にしました。
こういうチャンスをいただきましてありがとうございました。

外食
Tea&Life