東京:渋谷「すずめの御宿」


夫の母が所用で上京したので、1日目は観光から晩御飯まで一緒に過ごすことになりました。

まずは自宅に来てもらって、コーヒーとケーキで一休み。
それから東京駅が新しくなってまだちゃんと見ていなかったとのことなので、東京ステーションギャラリーで「東京駅100年の記憶」という展示を見学。

私としては昨年秋頃から急に山手線の歴史や駅の建築に興味津々となったので、大変おもしろく見どころの多い展示でした。
東京駅の節目となるような出来事が報じられた当日の新聞では、他のニュースや広告などもつぶさに読んで楽しめます。
東京駅のジオラマは一定の時間になるとライトアップされるので、その美しさは一見の価値ありです。

模型で圧巻だったのは、東京駅界隈の地下通路やホームを天井から吊り下げ、その領域の広さや階層の深さ、複雑さを表現した展示。
見飽きることがありません。

階段には修復しないで残しておいた煉瓦の壁があり、戦火や震災をくぐり抜けてきた跡を眺めることができます。

見応えのある展示でした。

その後は、KITTEで夫の母の希望するお蕎麦のランチ。
信州松本ヒカリヤで、珍しいメニューを見つけたため、頼まずには居られませんでした。

ヒカリヤは、松本でランチをしてとても感激したレストラン
KITTEにも気楽な感じで入れるお店が出店していて、お蕎麦を食べることにしました。
私はパルメザンチーズのお蕎麦。
冷たいお蕎麦にパルメザンチーズをたっぷりと掛け、オリーブオイルも回しかけて混ぜて食べるというもの。
なるほど…面白い味わいでした。

夫の母はもり、夫は天せいろにしていました。
天ぷらのラインナップを見るに、私にとっては安心の材料で、メニューを見ても海老天はなさそうなので完全に天ぷらとお蕎麦を楽しめるお店として記憶します。ありがたい。

そこから歌舞伎座へ移動し、夫の母の希望の地下の木挽町広場へ。
もうワンダーランドのようで、とても楽しんでもらえました。
歌舞伎のチケットをちゃんととってまた改めてやってくる決意をしていました。
私もこの後帰るというような時に、隈取のデザインのパンを買って帰ろう。

次なる母の希望は、都庁の展望室に登ること。
私達も10年以上ぶりに上がりました。
ここのレストランで会食をしたことがあり、東京タワーが綺麗に見えたなあなんて思い出したり。
スカイツリーが新たな景色として加わっていて、時の流れを感じます。

本日のリクエストの最後は、もんじゃ焼きを食べるということ。
関西の人なので、普通に暮らしているともんじゃは食べませんよね。
私も東京に来てから初めて食べましたし。

東京在住の他の親戚と合流し、こちらのお店でもんじゃを。
怪しげなホテル街の一角にある古い一軒家で、風情があります。
それもその筈、この一帯は宿場町から花街と変遷したあたりで、芸姑の置屋を改装したのだそうです。

カマンベールチーズもんじゃが有名だそうで、冒頭が運ばれてきた状態。
迫力があります。
作り方は、一旦上のチーズなどは鉄板の隅においておいて、普通にもんじゃを作ったら徐ろに上に乗せて…。

好きなようにチーズをカットしながら食べるのです。
これはいいなあ、真似したい。

サラダ類や鉄板焼き、お好み焼きなども色々頼んで、最後のデザートに食べてみたかったあんこ巻きをオーダー。
クリームチーズとブルーベリージャムはまあまあの出来だったけど、それでノウハウを得られましたので、次の栗とあんこでは細長く焼いて中身を見せる感じにしてみました。

デザートに苺が出てきたので、それも一緒に巻いて、勝手にアレンジ。
美味しくいただきました。

盛りだくさんの一日、私も東京観光を楽しみました。

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