東京:新橋「俺のフレンチ Table Taku」


大雪になった東京のこんな夜であれば、2時間は待つという人気の俺のシリーズのお店に入れるのではないかという夫の目論見通り、こちらの俺のフレンチにはほぼ待たずに入ることが出来ました。
前のお客さんのお会計が終わるのを待つちょっとの間でしたが、一人に一つカイロを配ってくれて、なんと暖かい心遣いだろうと感激してしまいました。

予約なし用の立席の丸テーブルを囲みます。
もう周りのお客さんと押し合いへし合いですが、カジュアルだからこそリーズナブルに楽しめるというものですね。

夫はグラスで色々とアルコールを、私はひたすらホットのソフトドリンクで身体を温めます。
お通しはオリーブなど、パンはメゾンカイザーのものだそうです。

パンは頼んでおいて良かったなと思いました。

淡路島産の玉ねぎのグラタンをパンに乗せては口に運び、というループが止まりません。

生ウニのエスプーマ オマール海老とキャビアのジュレの旨みと舌触りは衝撃でした。

今にして思うとキャビアをうっかり私が殆ど食べてしまったかも…申し訳ない。

炭火焼きの野菜は聖護院蕪と里芋。


蕪はジューシーを通り越して、飲み物ですかと思ってしまうくらい。
芋はメニューでは海老芋だったのですが売り切れてしまい、それでもお店の方が「負けないくらい美味しいですよ」とおすすめしてくれたので頼んでみたもの。
確かに自身を持ってお勧めするのも納得です。
甘くねっとりした芋と塩のストイックな味付けの虜になりました。

メインは、冒頭の写真のフランス産ウズラのフォアグラ包み トリュフソース。
いいですもう、幸せ。

実はサラダ的なものを全然頼んでいなかったのには訳がありまして。
調子よくあれこれ頼んでいましたら、お店の方が「結構ボリュームありますけど大丈夫ですか」とストップを掛けてくれたのです。
サラダならいいんじゃないかと思ったのですが、それならばとセーブしました。
周りに運ばれるお料理を見てみた結果、バーニャカウダとかならいけた気がします。

でもリゾットも頼みたいしと夫。
パン食べたけどご飯も食べるのね、でも次またいつ来れるか判らないから頼んでおこうね。
という訳で、天使の海老のリゾット。

頼んで良かったですが、エビの香ばしさで食欲がまた出てきてしまいました。
どうしてくれよう。

ま、デザート食べればしまるので、私はマスカルポーネアイスのアフォガードを。

判りづらいかもしれませんが、明らかにシェアするような量です。
しかし濃厚なマスカルポーネチーズのアイスにキリッとしたエスプレッソを掛けると絶妙な組み合わせになるのですね。

焼かないクレームブリュレをオーダーした夫も、このアフォガードもいたく気に入ったよう。
お互いのデザートを好きなように食べて大満足。
しかも2人でほぼ1万円でした。

とはいえ、一日立ちっぱなしの仕事などをしていた私、最後も立食で後でかなりバテました。
やはり今後は予約取るしかないかも…!

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