福岡で見つけた、チロリアンの福岡限定のフレーバー3種。
あまおうは以前から知っていましたが、八女の玉露と能古島の甘夏という福岡心をくすぐるラインナップ。
ちょこっとずつ楽しんでいました。
といってもこれは去年のおやつで、すでに年内に食べてしまっております。
NHKの朝ドラ『あさが来た』では、全体的に楽しいのですが福岡の炭坑編もまたより一層関心を持って見ていました。
親分が山崎銀之丞さん、その妻カズに富田靖子さんという、福岡出身の役者さんが中心となっているパートに「うんうん、そうそう」と配役の心遣いを感じたりして。
でも支配人役の人の雰囲気もよかったなあ。それっぽいなあと感心していました。
このドラマはジャニーズWESTの桐山くんが出ていまして、それまで『真夜中のパン屋さん』での好演で私の中ではずっと桐山くんというより弘基でした。
しかしすっかり朝ドラで榮三郎として上書きされております。
いい塩梅で存在感のある子だなあと今後も期待していますよ。
福岡話に戻りまして、暮れに夫が面白そうな本を教えてくれました。
どこもかしこも売り切れでようやく手に入れましたのが、こちら。
『福岡路上遺産』です。
地名と古地図と、少し前の写真や今の写真などを組み合わせて、その場所でどういう経緯があったのかを紹介している本です。
そもそも福岡のそういう本であれば欲しいのは当然なのですが、この本を紹介したブログでは、浜の町病院界隈の話に触れられており、まさに私は浜の町病院で生まれたのでズバッと心に響いたのでした。
今もう浜の町病院は移転していたのですねえ。
身体が弱く近所のこの病院へしばしば担ぎ込まれていたらしく、恐らく私の覚えている限りの人生の最初の記憶は病院の廊下の天井の灯りが流れていくのを運ばれながらぼうっと見ていたものでした。
そして浜の町公園では真っ暗になるまで遊んでいたなあ。
この界隈に住んでいたのは確か5歳前後までだったので、何十年も行っていない場所。
Google Mapを眺めていたらあっという間に時間が経ってしまいました。
ストリートビューを見たいのをぐっと我慢して、いずれ実際に訪れて「変わったなあ」と思うことにします。
この場所に限らず、福岡路上遺産の本片手に福岡の街中を改めて巡りたいと思っております。
大名付近のクランクが妙にあるのもこれで謎が解けましたし、山の上ホテルの近くにB29の爆撃に対抗する高射砲陣地があったなんて初めて知りましたし、地名は侮れないいうエピソードも満載でした。
ひとまずこの本を眺めてワクワクしておきます。