東京:十条「十條カフェ」(閉店)


実は、去年の夏辺りの写真なのですが、携帯で撮ったためすっかり忘れていたもの。
お茶屋さんの2階にあって、温かい雰囲気のカフェです。
私はネコーヒー、夫はアイスコーヒーでどちらも450円。

こじんまりした小上がりもあったり、本もあったりで、
基本的には居心地よい系カフェなのですが、
喫煙可なので、コーヒーのみでさくっと出てしまいました。
ううむ、色々難しいものですね。

今日は、櫻井翔くんが主演した『神戸新聞の7日間』のドラマの放映がありました。
神戸新聞のカメラマンが実際に阪神・淡路大震災直後の7日間を
どのように過ごしたかという、モデルの方々のインタビューを交えたドキュメンタリドラマでした。

当時、横浜に住んでいましたが、関東でも地震が割りと頻繁に起きていたように記憶していて、
あまり地震を経験したことのなかった福岡出身の私には
震度1や2でもビクビクして慣れない日々でした。
そんな折、信じられない光景を朝何気なくつけたTVで見てしまい、
現実のものとは到底思えない、凄まじいものだと吃驚したのを覚えています。
そして被災した方々の恐怖はいかばかりかと・・・。

夫の実家は兵庫ですが離れていたため、それほどの被害には遭っていなかったようです。
夫の亡き父はすぐに母におにぎりなどを炊き出して貰って、
神戸へボランティアに入ったという話も以前聞きました。

翔くんが出ているから観た、と云う若い人々の感想も読んで、
彼を起用したのはこのことを風化させない、知って貰う意味があったのだなと
改めて実感しました。
彼もいい仕事が出来たなあ。

地元に根ざした神戸新聞とまつわる方々の情熱、熱意、葛藤などが
痛いほど伝わってきたドラマだなあと思います。
自らも被災しながら、それでも記録してくださったことには大きな意味があります。
胸が詰まる想いをしながらドラマを観て、改めて防災への意識を高めていかなければとも
思い直しています。
ぐずぐずしていてそういう用意もしていなかったのですが、今度こそ備えよう。

ちょっとずれるかもしれないのですが、
我が家では、自ら「歩きバカ夫婦」等と称して週末ごとには歩くのを常としています。
心の片隅には、有事の際には職場から自宅まで歩くことに慣れておきたい、
と云う気持ちがあります。
できるだけ長距離歩けるような体力を持っていたいのです。
電車や地下鉄などばかりに乗り、運転をしないので道を覚えられませんが、
歩くことでも「この道はここへ繋がるのか」等と判ってくる事も楽しいものです。

ウォーキングする時には基本的に10km越えないと歩いた気がしなくなってます。
スニーカーだけでなく、ブーツでも10km以上歩くことはざらになってきました。
お洒落ブーツという感じではなくて、足に優しいタイプですけどね。

暮れには30km程度歩いてみて、雰囲気が判ってきたように思います。
次の目標は、30km歩いても、今の15km歩いたくらいの疲れ感で済むような
そんな状態にしていきたいな。

ま、歩くこと自体が好きで歩いてるってのもありますけど。

改めてこの震災を含め、他の様々な災害で被害に遭われた方々が
少しでも癒されますようお祈りしています。