東京:駒込「アルプス洋菓子店」(1)


思いがけず見かけた「上海チキン 小閣樓」で幸せな発見の後は
スイーツで仕上げます。
駒込ってなかなか行く機会が無かったので
必ずこちらへ立ち寄るつもりでした。
大変な人気で、喫茶室は20分くらいは待ったでしょうか。
2Fが禁煙、3Fが喫煙で、2Fの待ち時間が長いものとなっていました。
でもその待ち時間の間、長いショーケースをあれこれ眺めて
品定めをして楽しみました。
お値段がどれもこれも優しいので、改めて驚きました。
日常の家庭のケーキとして不動の地位を築くのも納得であります。
しかもどれもこれも美味しそう・・・。

やがて2Fに上がると、伝統的な老舗のサロンで、
イギリスのティールームを思わせるゆったりさ。
嬉しくなってしまいます。

シュー・ア・ラ・クレームと、アップルパイとモカロールをオーダー。
しかしモカロールは生憎と品切れ。
3時を待たずに品切れですか。
この圧倒的な人気ぶりに大変驚きました。
そこで変わりにリゼットというメモリースティックほどの大きさの
スフレタイプのチーズケーキにしました。
いやはや、どれもこれもそれぞれに確かな美味しさ。
シュークリームのカスタードは生クリームを混ぜ込んでいるために
あのように滑らかな口触りなのですね。

飲み物はブレンドを選択、
この酸味のある爽やかなコーヒーがケーキをいくつでも
胃に送り込む立役者となっています。
紅茶はポットサービスのようです。

此処へは理由をつけてやってくることにして、
モカロールをはじめ一通りは食べてしまう所存です。

ちょっとツボに入ったのは、ショーケースのケーキや
メニューの飲み物の項に添えられた短い説明文。
なんだっけ、アイスコーヒーは、
「コーヒーを冷やした味!」みたいな感じで、そりゃそうでしょう。
でも憎めない。
お時間あれば、おのおのの文を堪能してみては如何でしょう。