東京:銀座「ステーキ 俺のグリル」


ちょいと遅れた結婚記念日ご飯ということで、こちらにTボーンステーキを食べる夜。
私が肉食に傾いて以来、うっすらとTボーンステーキを食べてみたい気がしていたのですが、まずそのボリュームに怯んで中々手を出せないでいました。そんな折、夫が俺のシリーズのステーキ屋さんではどうかと提案してくれ、しかも一応二人分相当と言われる程度の大きさのものも用意されていて、なおかつ俺のシリーズだからリーズナブルという色々我が家にとって都合の良いお店だったので、渡りに船。

「パンとエスプレッソと」で思いのほかボリュームのあるランチを取ってしまい、色々お買い物をして歩き回ってお腹を空かすようにしていたら、すぐに予約の16時に。
私は黒ウーロン茶、夫はこぼれそうな泡で乾杯。まずはシーザーサラダ。

フレッシュなサラダでまずは胃を整えます。これからやってくるであろうお肉を考えると、ベーコンもなくていいくらいの弱気な私。
お通しは、俺のベーカリーの「俺の生食パン」。

しっとりときめ細やかな甘めのクラムには、エシレバター480円。

程よい塩加減と風味で、パンとの相乗効果が素晴らしい。にしてもこれだけの量のエシレバターはいくらなんでも消費しきれない…と思ってたら、帰りに可愛らしく包み直してくれますので嬉しかったです。

そしていよいよ、冒頭の写真のブラックアンガス牛Tボーン900g!3,980円はやっぱりリーズナブル。お店の方によると、品質はそのままでお値段を1/4に抑えてるとか。ありがたい。
骨が本当にTの字になっています。面積の広い右側はロース、左側はヒレで、最初はお店の方がお皿に取り分けてくれます。

冒頭のお皿はものすごく熱いので触らないようにというのと、もしもう少し焼きたいと思ったらお皿の縁にお肉を当てれば焼けるとのことで、その熱さに驚きです。私は割とよく焼きたいタイプなので実際にお皿に一切れ断面を当ててみたら本当に焼けました。また、お皿が斜めに固定されていて、余分な脂が落ちるようになっています。
柔らかいし美味しい。マスタードと塩という組み合わせが一番好きかな。また脂身が結構あるので、申し訳ないですがその部分は外しました。この年では無理…。
パンのお代わりをしようかと思いましたが、マッシュポテト200円もオーダーしていたのでこちらで満腹になりますので断念。

クリーミーで大変滑らかな美味しいマッシュポテトでした。
お肉をあらかた食べたなあ…と思っていた処、骨についたお肉をこそぎ落としてきてくれました。

…なんと、まだこんなにある…!食べ終わらないかと思いました。もう苦しい…と思っていましたが、夫は濃厚プリン480円をオーダー。

私も三口ほどいただきましたが、驚くほど濃厚でした。我が家は硬いプリンが好きなのですが、これは硬さがあるようで滑らかな密度が合ってなんだか不思議でした。

アルコールを夫は何杯か飲んでも1万円くらいで、美味しいのにありがたい価格設定でした。Tボーンはもう満足したので、今度はTじゃないステーキを食べに行きたい。

どんどん年を取って行ってこういうものは益々胃袋的にも食べられなくなる一方なので、食べてみたいものはできるだけ早く食べておかないといけないなと実感しました。

満腹のため、いつものようにある程度歩いて帰りたいと思ったのですが、まだまだ暑くて断念。

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