東京:谷中「ペチコートレーン」


昨日の友人とのゆったり谷中の午後の続き

ぶらぶらとよみせ通りや谷中銀座を歩き、朝倉彫塑館を見学しました。
数年ぶりに訪れてみたのだけど、改めてユニークな素晴らしいミュージアムだと再認識。
朝倉文夫の住居兼アトリエは、住居部分の数寄屋造りと、アトリエ部分のコンクリート建築が不思議な調和を見せている建物です。
コンクリート部分も優しい曲線が多用されていて、柔らかさが印象的。

「アサクリック」は、彼が作った造語で、独特の建築様式や意匠などを表すのですが、本当に他の様式には分類できません。
リーフレットに「妙味」とありましたが、まさにそのような表現がぴったりだと思います。

アスベストの問題で、一部の住居部分が改装されるまでは見学が中止されていたり、アトリエのピッチは老朽化でふさがれていたり、いろんな事情を抱えてはいますが、それもまた一時代の表情なのかなあと。

居間の小さな窓から眺める五典の水庭。

白梅が満開で、アスファルトの黒い外壁によく映えていました。
いい時間でした。
谷中散策にオススメです。

さて、ティータイムはまたぐるりと回りつつ、二人ともぴんと来た谷中カフェのすぐそばのペチコートレーンに。

寒い中歩いてたので、おしるこ!と思ってたのに、ついクリームあんみつ¥650にしてしまった。
ホントはバナナも2切れありましたが、友人に食べて貰いました。
ごめんね、ありがとう。
友人は、おしるこでまったり。

窓際のテーブルでお喋りするのに、この喫茶店はとても居心地がいい。
アンティークの調度品も年月を重ねてますます素敵だし、女主人と常連客との会話も含めて心地よい音楽も流れています。
そうそう、お手洗いも是非行っておいて欲しいとオススメします。

福丸饅頭やコロッケなどちゃんと購入し、帰宅しました。
しっかし、今日は昨日とうって変わっていい天気。