東京:谷中「和栗や」(1)


久々に谷中界隈をぶらぶら。
ギャラリー根津七弥で展示されているフエキ玩博2012を見た後、
そのすぐそばにあるパン屋さんを発見したり、初めての路地を歩いたり。
で、谷中銀座に出来ていたこちらのカフェに、
というか、店頭の焼き栗の香りに吸い寄せられたといった方が正しいかな。

テーブル4席と小上がりで、全体的にゆったりした造りになっていて
私たちは小上がりに通され靴を脱ぎ、
この日10km程度歩いている足ゆっくり休めることができました。

生菓子と迷ったのですが、栗薫パフェ750円を。
モンブランの渋皮煮や、甘露煮、栗入りのソフトクリーム、
下の方にはビスキュイ生地とかなり色々と楽しめる欲張りさん向きのデザートです。

栗はどれも美味しいのですが、下にフルーツと称されたバナナが潜んであって
これだけが私個人の誤算でした…。
バナナ入れるならそれも書いておいて欲しかったなあ。
で、生菓子にすればよかったなという感想になってしまい、すみません。
その他はとても美味しかったのを今一度強調しておきます。

夫は看板メニューらしい栗薫モンブラン650円。

こちらも渋皮付となしの2種類の栗を楽しめます。
こっちもいいなあ。
香料もお酒も一切使ってないらしく、栗そのものを味わえます。

栗そのものといえば、お支払いの時に商品ケースの上にあった栗薫を試食させてもらったら
「まさに栗!」と2人して感動してしまいました。
茨城県の笠間市岩間地方の栗を使っているというより、
このエリアの栗のよさを伝えたいということのようです。

今まで和栗というくくりでしか食べていなかったので、
産地を初めて意識しました。

栗の美味しいデザートには、茶名人 小室英寿の焙じ茶を。
セット価格で200円です。
素晴らしく香ばしい香りと、後味がさっぱりして、
濃厚な栗のお菓子のお供にぴったり。

しっかり温まってお店を後にしました。